新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

母の山河

2021年10月16日 20時52分03秒 | 写真と俳句

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   ほほづきに亡母の山河を思ふなり     ひよどり 一平

  (ほおずきにははのさんがをおもふなり)

   ・・・・・・・

 私にとって鬼灯は、亡き母へ繋がって行く。

 働き者だった母親が、私たち子供に、遊び心を見せてくれたものが鬼灯だった。器用に作って鳴らしてくれた。

 その母が亡くなったのは、私が二十三歳になったばかり夏。あの頃の医術は、あんなものだったのかも知れない。

   ・・・・・・・

 この頃、酒の類から遠ざかってしまった。あまり呑みたいとは思わない。

 たまたま相手に恵まれていないのかも知れない。まあ、それはそれで結構なことだと思っている。

 嫌いになったわけではなさそうだから、機会があれば、つい、手が出るに違いない。

 当然、酒量は大幅に低下したはず。これはコロナのせいというより、年齢に起因するように思っているが、どうだろうか。

   ・・・・・・・ 

 

コメント (2)
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