寝足りて赤き木の実を見てゐたり ひよどり 一平
(いねたりてあかきこのみをみていたり)
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僅かばかりの庭の樹木が、赤い実を付けた。樹木の名前は知らない。聞いたのだが、すぐに忘れてしまった。
この樹木が咲かせる花も知らない。見たことがないのだ。が、年によって、写真のような実をつけるのだ。
せっかく花を咲かせ、実を付けたと言うのに、申し訳ないことだ。
私のような人間が、朴念仁というのだろうか。
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昨晩のこと。
寝床に入ったとたんに激しい揺れ。テレビでは震度5と伝えていた。
今朝は野暮用のため都心へ行くので、さほどニュースを見ずに寝た。
昨日、駅へ行った。ホームというホームに電車が停まっていて、乗客がギュウ詰めの状態。発車する気配もない。まるで3・11の光景だ。即座に諦めて帰宅した。
とんだ一日であった。