汐の香を纏ひて咲けり石蕗の花 ひよどり 一平
(しおのかをまといてさけりつわのはな)
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掲げた写真は、2年ほど前の初冬に撮影したもの。
まだ元気だった弟に案内されて訪れた茨城県最北部の五浦海岸である。
もう少し石蕗の花をしっかり撮りたかったのだが、足元が危なっかしく、これが精いっぱいのところだった。
弟が亡くなって以来、茨城県北部地方の写真撮影には行っていない。
出身地なのに、その気にならないのだから、実に情けない。
心のうちでは、来年こそ行こうと思っているのだが・・・・。