花菖蒲言葉は要らず雨に立つ ひよどり 一平
(はなしょうぶことばはいらずあめにたつ)
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言葉はとても便利。
しかし、その言葉も時によっては、邪魔になることもありそう。
言葉は沈黙が苦手で、意味もなく出しゃばってしまうものらしい。
花菖蒲に小雨が降っていれば、あとの余分な言葉は要らないのだ。
花菖蒲言葉は要らず雨に立つ ひよどり 一平
(はなしょうぶことばはいらずあめにたつ)
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言葉はとても便利。
しかし、その言葉も時によっては、邪魔になることもありそう。
言葉は沈黙が苦手で、意味もなく出しゃばってしまうものらしい。
花菖蒲に小雨が降っていれば、あとの余分な言葉は要らないのだ。
梅雨なかば不機嫌さうな石一つ ひよどり 一平
(つゆなかばふきげんそうないしひとつ)
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地中からぬっと顔を出した石が、折からの雨に濡れて我慢している。
大声を出したいのをなんとか我慢している風情。
聞きたくないハナシを聞かされたときの不愉快さや味気無さ。
「砂を嚙む」気分よりもっとひどいかもしれない。
虚仮にされているのだよねえ~。