虎の尾草好みの風に吹かれをり ひよどり 一平
(とらのおそうこのみのかぜにふかれをり)
・・・・・・・・
虎の尾草は目立たぬ静かな花。
私にとって特別に好きな花ではない。花には悪いのだが、そこに咲いていたから撮ったといった感じ。
虎の尾草にしても、撮影者に気を使ったりはしない。「撮りたければ撮ったらァ・・・」といった風情だ。
吹かれて揺れるにしても、風に好みがあるらしい。隣の虎の尾草が右に揺れていても、自分は構わずに左に揺れたりしている。個性的なのかな。
この頃、カラオケがうまく行かない。勝手に音が外れて行く。
ある友人は、「元の歌をしっかりマスターしていないから」と指摘してくれたが、私に言わせて貰えば、昔から同じように歌っていたのだ。
私のノドは、勝手に音を出している。私に反逆し始めたのだ。
疲れたのかな?
疲れたくらいで、ノドに反逆を許すわけには行かぬ。