七月や何かもの言へ里鴉
(しちがつやなにかものいえさとがらす)
・・・・・・・
七月に入ったというのに、なーんにも声が聞こえてこない。
どうしたのだろうか、病気でもしているのだろうか。
声が聞こえれば聞こえたで、喧嘩ばかりしているのだが、声が聞こえないとなると、やはり寂しい。
元気でさえいてくれれば、それはそれで十分なのだが・・・・。
七月や何かもの言へ里鴉
(しちがつやなにかものいえさとがらす)
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七月に入ったというのに、なーんにも声が聞こえてこない。
どうしたのだろうか、病気でもしているのだろうか。
声が聞こえれば聞こえたで、喧嘩ばかりしているのだが、声が聞こえないとなると、やはり寂しい。
元気でさえいてくれれば、それはそれで十分なのだが・・・・。
夜の夢を常に忘れず夏の蝶 ひよどり 一平
(よのゆめをつねにわすれずなつのちょう)
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あの押しつぶされそうになった不愉快さは、夏の夜の夢だったのだろうか。
二晩の熟睡を得たことにより、心に受けた傷は、いわばかすり傷となった。
それはそれとして、受けた傷の仕返しをやってしまったのだ。
不愉快さの原因が夢だったのなら、お門違いの仕返しだったことになる。まったくもってお詫びのしようもない。
しかも、今更夢か現実かを確かめようもない。確かめでもしようものなら、「認知症!」とそしられるかもしれない。それほど茫漠とした記憶なのだ。
認知症の初期症状だったのだろうか。
今後の行動は厳に慎むべきと思う。