新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

蘆枯れて

2017年11月17日 10時04分18秒 | 写真と俳句

 

 冬が大急ぎでやってきた。ゆっくり来てほしかったのだが、おてんと様にも急ぐ事情があったらしい。

 お陰で体調を崩してしまった。

 かれこれ二週間余りを、寝たり起きたり、お医者に行ったり………。

 喧嘩をふっかけたり、ふっかけられたり、仲直りをしたり………。

 もはや、喧嘩のエネルギーはあまりない。ひたすら逃げの一手だ。

 蘆がすっかり枯れた。

 蘆が枯れたからと言って、決して「無」ではないのだが、「ああ、終わったなァ」とは思う。

 人生の残された時間は短い。体調不良になったくらいで、ベッドにもぐったままてはいられない。

 一両日したら、また出歩くことにしたい。

 沢山の鴨が帰って来てくれた。これはこれで、ガウ、ガウ、ガウ、ガウと騒々しいのだが。

   蘆枯れて此処から何か始まりぬ   ひよどり 一平 

  (あしかれてここからなにかはじまりぬ)

 

コメント (2)
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