冬が大急ぎでやってきた。ゆっくり来てほしかったのだが、おてんと様にも急ぐ事情があったらしい。
お陰で体調を崩してしまった。
かれこれ二週間余りを、寝たり起きたり、お医者に行ったり………。
喧嘩をふっかけたり、ふっかけられたり、仲直りをしたり………。
もはや、喧嘩のエネルギーはあまりない。ひたすら逃げの一手だ。
蘆がすっかり枯れた。
蘆が枯れたからと言って、決して「無」ではないのだが、「ああ、終わったなァ」とは思う。
人生の残された時間は短い。体調不良になったくらいで、ベッドにもぐったままてはいられない。
一両日したら、また出歩くことにしたい。
沢山の鴨が帰って来てくれた。これはこれで、ガウ、ガウ、ガウ、ガウと騒々しいのだが。
蘆枯れて此処から何か始まりぬ ひよどり 一平
(あしかれてここからなにかはじまりぬ)
ここのところの一日の温度差
大丈夫ですか?無理をしないでゆっくり養生してくださいね。 お大事に
ちょっと元気だと、イパイ無理をする癖があるのです。
それが失敗の原因です。