妙な秋であった。
季節はずれの台風に襲われ、異常な低温にも見舞われた。
お陰で、体調はガタガタ。
ゴルフコンペやOB会があったので、無用にはしゃぎ過ぎたのかもしれない。
暦の上で間もなく冬。
紅葉を愛でるも出来ず、気持ちのどこかに焦りがあった。
それでもここ幾日か、久し振りに安らぎを感じた。
まずは新羅万象に、心から感謝の気持ちを捧げたい。
おおどかに雲の行くなり猫じゃらし ひよどり 一平
(おおどかにくものゆくなりねこじゃらし)
妙な秋であった。
季節はずれの台風に襲われ、異常な低温にも見舞われた。
お陰で、体調はガタガタ。
ゴルフコンペやOB会があったので、無用にはしゃぎ過ぎたのかもしれない。
暦の上で間もなく冬。
紅葉を愛でるも出来ず、気持ちのどこかに焦りがあった。
それでもここ幾日か、久し振りに安らぎを感じた。
まずは新羅万象に、心から感謝の気持ちを捧げたい。
おおどかに雲の行くなり猫じゃらし ひよどり 一平
(おおどかにくものゆくなりねこじゃらし)
小さな店の裏側の壁に這い登っている蔦。
日頃、なんとも鬱陶しいのだが、店の主はどのように思っているのだろうか。
その蔦が、年に一度だけ、ぱっと明るい表情を見せる。
よほど嬉しいのだろうなァ。
嫌はれの日ごろなりけり蔦紅葉 ひよどり 一平
(きらわれのひごろなりけりつたもみじ)