新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

始末に負えない

2016年08月16日 06時49分40秒 | 写真と俳句

  我が家では、今朝、送り火を焚いた。

  お送りした仏様は孫の母親。

  「また来年ね」

  悲しみはすっかり薄らいだが、送り火の朝ともなると、思いはまた格別だ。

  「お陰で孫は順調に成長しているよ」

  先日は二、三日かけて、孫娘との二人旅をした。

  成長ぶりを見るにつけ、胸奥深くに寂寥感が忍び込んで来る。まことに始末に負えない。

  いつまでも遊んでは貰えないしネ。

  二人並んで、送り火に手を併せた。

     ふりかへりふりかへりして茄子の牛   ひよどり 一平

 

コメント (4)
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