新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

秋暑し

2016年08月06日 15時49分35秒 | 写真と俳句

 今日は立秋。暦の上で今日から秋に入った。

 しかし私の感覚では、これからが夏の本番。梅雨明けが遅かったからかも知れない。

 折しもリオデジャネイロではオリンピックが開幕し、熱戦の火蓋が切られた。寝不足になることが予想される。

 嫌な話もある。尖閣諸島周辺の接続水域で、中国漁船230隻と公船6隻が、共同行動を行っているとか。

 既成事実化ねらっているらしい。あの国らしいまことに暑苦しい話だ。

 「外交交渉で解決しろ」ときれいゴトをのたまう人がいるが、果たして外交のみで処理できるのだろうか。

 南シナ海の人工島については、国際裁判所の判断にすら従わない中国なのだ。

 このような国を相手にして、どのような外交をすればいいのだろうか。

 外交を後押しする手段を持たずして、「外交、外交」と言ってみても、犬の遠吠えにもなるまい。

 我が国には、「自衛」という考えがあるのだろうか。

 「自衛」の強い意志を持たない国が、どのような口舌で外交をするのだろうか?

 相手は国際裁判所にすら従わない国なのに。

 国家とは、領土、国民の生命・財産を護るのではなかったのか。

 なんとも暑苦しい立秋だ。

   神橋に人影あらず秋暑し   ひよどり 一平

  (しんきょうにひとかげあらずあきあつし)

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八月六日

2016年08月06日 14時36分37秒 | 写真と俳句

 

 71年前の8月6日の朝、広島市に米軍爆撃機によって、原子爆弾が投下された。

 三日後の9月9日の11時ごろ、長崎市に原子爆弾が投下された。

 人類史上初めての核兵器使用であった。

 アメリカ国民の多くは、「戦争を早く終結させるため、核兵器を使用したのだ」と言い募ってはばからない。

 当然のことだが、それはアメリカ側の論理。とても納得できるはずもない。

 広島市の記念式典と同じ頃、地球の反対側のリオデジャネイロ市では、オリンピックの開会式。

 なんとも不思議な気分であった。

    八月六日影を求めて鳩の群   ひよどり 一平

 

 

 

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