新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
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男たちよ!

2016年02月27日 09時30分25秒 | 身辺雑記

 26日の閣議で、高市総務相から、昨年に実施された国勢調査の速報値が報告された。

 その結果、日本の総人口は1億2711万人。前回の22年調査より97万7千人ほど減少した。

 大正9年(1920年)の調査以来初めての人口減少なのだそうだ。

 国際的に言えば、人口の上位20カ国のうち、減少したのは日本だけ。

 危機感を感じ、国政レベルや地方レベルて対応策を講じているが、特効薬はなかなかない。

 原因はいろいろあるのだろう。

 われわれ世代が、子供たちや後輩たちに、結婚や子育ての苦労を見せ過ぎたのだろうか。

 だから子供たちが、結婚することや出産・育児することを躊躇っているのだろうか。

 現実的・経済的に、結婚・出産・育児が成り立たないのだろうか。

 私の若いころ、「一人口は食えないが、二人口は食えるもの」という話を、よく聞かされていた。

 つまり、「結婚すりゃァ何とかなるもんさ」ということだったと思う。

 「好きな女がいたら、結婚しちゃえよ!」といった気合いだった。

 一部の学者は、「男性の性に関する染色体が弱くなった」という説を言っていたが………。

 もちろん、どこかの国のように、人口が多ければいいというわけではあるまい。

 その上で、結婚しない若者が殖えているという実態を、どのように考えればいいのか。

 やはり「経済が問題」なのだろうか。経済だけの問題なのか。

 私が若かった頃、つまり中学や高校の頃、友人を「あの子」なんぞとは言わなかった。

 「アイツ」とか、「カレ」と呼んでいた。時には、「あのヤロウ」なんぞと呼んでいた。

 今の時代は、社会人になっても、友人を「あの子」と言っている。

 質問に答え、「あの子、中学の頃は………」なんぞと答えている映像を見たりする。

 なんとも幼い。「まだまだ大人になりきっていないなァ」と感じるのは、老人の考え過ぎか?

 経済的な対策を考えるだけで、コトは解決するのだろうか?

 男たちよ、もっとガムシャラに行け!

 そのように言いたいのだが。

 言うまでもないことだが、心や身体のかかわりもあり、全ての人に言ってはいない。

    

コメント (11)
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