今年の春頃から、あらゆる面において意欲が低下した。
一念発起というほどのものではないが、ギアを入れ直して、少しばかりアクセルを踏み直すことにした。
あと1~2年で80歳。男性の平均寿命にはほぼ達した。いつ死んでもいいと言えるほど悟っているわけではないが、さればとて、あと10年ほど生きてやろうと思っているわけでもない。
東京都知事の石原慎太郎氏が、突然に都知事を辞任した。新しい政治運動に身を投じた形だ。
「官僚による統治機構をぶちこわす!」ための行動らしい。言っていることのおおかたは理解できるが、それが本心かどうかも含め、当分は注視していよう。
日本の現状は惨憺たるものだ。窒息しそうでもあり、無力感に苛まれてもいる。
アメリカ、ロシア、中国、韓国、北朝鮮などから受けている仕打ちはひどい。しかも対応策はまったくなく、右顧左眄と右往左往を繰り返している。国の誇りを忘れ、危機意識も希薄としか言いようがない。
その点で言えば、石原慎太郎氏の行動に共感を覚えはするが、成果が期待できるかどうかについては疑問がある。そんなことより、誰かを暗殺したほうが手っ取り早い。我が国の劣化は、そのレベルまでに来ているように思う。
ブログのタイトルを、「ほろ酔い気分」から「新・ほろ酔い気分」に変えた。あらゆる面で萎えかかっているわが身を振り返り、眼鏡の縁を取り換えたいほどの気分になったのである。
仕事ができれば一番いいのだが、おそらく邪魔をするだけなので、使って貰えそうもない。我が家の中でさえ、何かと邪魔者扱いをされている。
ゴルフの練習をふたたび始めた。ラウンドをしてみたが、成果は出てきたようだ。
カメラのスケジュールも立てた。楽しみにしている。
せっかく取り組んできた俳句だが、さてこれからどうしようか。進歩どころか、同じところを堂々巡り。もともとおおそれた目的を持っていたわけではなかったのだが、今のところは立っている場所さえ分かっていない気分。さほど努力をしてきたわけでないにしても、中途半端だ。「やるだけやった!」というほどではないので、もう少し取り組んでみようか。
外は雨。
こののちに何をなすべき木守柿 鵯 一平