新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

どっこい生きている

2007年12月14日 08時03分20秒 | 日記・エッセイ・コラム

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生きている  2007.12.12

 私がよく行く川べりも、万物枯れた様相でした。

 そんな中、小さいセイタカアワダチソウが、踏ん張って立っていました。

 仲間たちはすっかり枯れ果てていました。もちろん死んだのではなく、冬眠なのでしょう。

 あれほど目の敵にしていたセイタカアワダチソウなのですが、このような状況を見ると、健気さに心打たれます。

 つい、手をさしのべたくなるのです。

 いかなる存在に対しても、こちらから否定してはいけませんね。

 自分が否定されない秘訣ではないでしょうか。

 たとえセイタカアワダチソウであっても、彼や彼女たちの存在は否定しないこと。

 分かってはいるのですがねえ……。

 つい邪険にしていしまう気持ち。

 絶対に止めたいと思います。

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冬薔薇

2007年12月13日 09時23分09秒 | 日記・エッセイ・コラム

 少し風がありましたが、薔薇園へ行ってみました。

 思惑どおり、いい薔薇が幾つか咲いていました。小ぶりですが、冬らしい独特の淡い色合いで咲いてくれています。

 寒空の中、健気ではありませんか。

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冬薔薇(1)  2007.12.12

 上の薔薇はその中でも更に小ぶりで、頼りなげに風に揺れていました。

 でも、いいですねえ、動けなくなってしまいます。すっかり魅了されました。 

 

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冬薔薇(2)  2007.12.12

 二番目の黄色い薔薇は、やはり春よりは淡い黄色です。

 しかし心なしか、花びらの外側がうっすらと紫がかったように見えています。

 私の独断かも知れません。

 この季節ともなると、わざわざ薔薇を見に来る人はおりません。

 久しぶりに可愛い花々と会うことが出来ました。

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枯れた百日紅

2007年12月12日 08時13分15秒 | 日記・エッセイ・コラム

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百日紅の実と枯れ枝 2007.12.10

 春夏秋冬を怠りなく備える家では、この季節、このような百日紅を晒したりはしないでしょう。

 花時が過ぎたら、剪定作業をしたのではないでしょうか。

 植木屋さんにも見捨てられたわが家では、百日紅の実が存在感を誇示しているのです。

 逆光気味だったため、墨絵を見るような風情になりました。

 昨夜来のテレビニュースによれば、5000万件の浮いた年金の名寄せは、60パーセント程度しか出来ないそうです。

 つまり40パーセントの年金は、宙に浮いたままとなります。誰の懐へも入りません。

 もともと不十分な形でコンピュータに投入していたので、無理だという話です。

 そんなことだろうと思っていましたので、特別には驚きません。ヤッパリねーっといった気分です。

 このようないい加減さは、社保庁だけではありません。

 戦後60年が過ぎ、国民が平和ボケをしている間に、官僚機構がだいぶ腐っていたようです。

 いまさら遅いかも知れません。

 しかしこのまま放置していたら、もっとひどいことになります。

 安倍さんが唱えた「戦後レジームからの脱却」は、やはり必要だったのです。

 マッカーサーと東京裁判によって洗脳された私たちは、もっと早く目覚めるべきでした。

 気付くのが遅かったかも知れませんが、気付かなかったよりはマシです。

 官僚を監視できるマトモな議院内閣制を、早急に再確立すべきです。

 そのためには、……… 議員さんにしっかりして貰わないと………となると、いませんねー。

 だからといって、このまま不作為を続けていると、日本はさらにひどい役人亡国になります。

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女郎蜘蛛にぞっこんです

2007年12月11日 08時11分42秒 | 日記・エッセイ・コラム

 玄関先に、2匹の女郎蜘蛛が棲んでいます。

 今朝は少し風が吹いていたので、巣が風に揺すられ、蜘蛛も揺れておりました。

 ひと頃は4~5匹ほどが巣を作っておりましたが、ここのところは2匹です。

 今日の写真で、そのうちの1匹を紹介します。

 以前にも紹介いたしましたので、今日は3度目となります。

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女郎蜘蛛(表) 2007.12.1
 

 上の写真は、背中から撮ったものです。

 折しも右手の方角から太陽光線が入り、ご覧のような状況になってしまいました。

 蜘蛛の糸が7色に輝きながら、風に吹かれています。

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女郎蜘蛛(裏) 2007.12.1

 2枚目の写真は、腹側から狙ったものです。

 風に吹かれても動じません。動けなかったのでしょうか。

 今年の師走も、もう1/3が過ぎて行きます。

 何をしようとしていた1年だったのか、何も出来ずに過ぎて行きそうです。

 私の歳ともなれば、時の移ろいのスピードったらありません。とにかく早い。

 女郎蜘蛛はゆったりと構えているように見えます。

 実のところは、考えあぐねているのかも知れません。

    陽を受けてあぐねゐるなり冬の蜘蛛  鵯 一平

 過日、「到るところ青山」(http://hiyodori.blogzine.jp/seizan/)  に、上のような俳句を載せました。

 冬の蜘蛛は、悟り切れていない哲学者です。

 じっと考えております。

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ご迷惑とご心配だけか?

2007年12月10日 09時47分47秒 | 日記・エッセイ・コラム

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隣家の柚子  2007.12.9

柚子は下向きになるものだと思っていたのだが、写真の柚子は、空に伸びている枝の先にも、沢山ついている。まずはビックリした次第。

 新聞によると、前総理の安倍晋三氏が、病気以来はじめてお国入りをしたそうだ。

「皆さんにはご迷惑とご心配をかけ申し訳なかった」、と言って詫びたとか。

 詫び方が変だねえ。

 安倍さん個人の問題ではなかったにしても、変な大臣たちの失態によって、参院選で自民党が大敗し、挙げ句の果てに総理の座を放り投げた。

 その結果が今の政治混迷なのだ。

 確かに、「迷惑」と言えば「迷惑」だが、それだけの言葉で表現するのはいかがなものか。

 私は安倍氏の国家観に期待していたし、今後も期待している。

 しかし、言葉の軽さにはうなずけない。

 一国を預かる人としての言葉の重みが感じられない。

 政治活動に戻るのであれば、政治家としての言葉の重みをどのように備えるかが、大きな課題ではないか。

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