トッシーで~す。いつもありがとうございま~す。
以前から感じていることがあります。
それが、何かを学びに行く場所の距離が遠いほど、学ぶ姿勢が強いと感じていること。
ということは、近いと、なぜか学ぶ意欲が低い・・・と感じていることになりますね。
以前、確か福島正伸さんのお話だったと思いますが、そんなようなことを聞いた覚えがあります。
名前は忘れましたが、のちに有名な人物になった人の若いころのお話で、本来はその勉強の場に入れないその青年は、どうしても勉強したい気持ちから、部屋の外の生垣の間から熱心に話を聴いていたとか。それに気づいた先生が、その青年が毎日何時間も歩いてここまで来ていることを知り、自分の馬小屋の隣で寝ていきなさい・・・と進めたそうです。近い方が便利でいい・・・との判断からですね。
ところがその青年は、このようなことを言ってその話を断ったそうです。
「せっかくの有難い話ですが、私は遠くからわざわざ時間をかけて聴きにくるからこそ勉強になると思っています。こあまりに楽な恵まれた環境にいては、そのような気持ちが弱くなるような気がしています・・・」
確か、こんなような意味の言葉だったと思います。
実はこのお話、トッシーはものすごく共感しています。同じようなことを感じているからです。
それを感じたのは、ある方のお話を聴くのに、それまでは新幹線を利用しても片道5時間近く、もしくは飛行機で出かけていた行事が、ある時、車で1時間ほどの名古屋で開かれたことがあるのですが、その時に会場の駐車場に着いて、「あれ~?」という何ともうまく表現できない気持ちに包まれました。
その時の気持ちが、今から思えば、先ほどの福島正伸さんのお話に出て来る青年の気持ちと同じだったんですね。
何でしょうね、この思いって・・・。
時間もお金もかからない、本来なら有難いことなのに、なぜそんな気持ちになるんでしょうね・・・。
どうも、学ぶ時の気持ち、求める時の気持ちって、お金も時間もたくさんかかるからこそ真剣に学ぶ気持ちになるということでしょうかね。
安易な方法では、そういった真剣さ、学ぶ気持ちの強さみたいなものが、弱くなるんでしょうかね~。
実はこのことと同じようなことで、自分が「ハッピー介護」で出番をいただいた時も、距離が近いと、どうも・・・というようなことがあることに気がつきました。
数時間かけてわざわざそこまで出かけて行った場合とはかなり違うんですね。
今日、車で数分の地元の公民館で開かれているサロンで「ハッピー介護と笑いヨガ」をさせていただましたが、なんか、そんな気持ちを感じましたね。
これは本当に良くないことで、強く反省しています。
このことは、またいつか書かせていただきたいと思います。
今日から7月。暑さを笑い飛ばし、頑張りま~す。
ついてる。ありがとうございます。感謝しています。トッシーで~す。
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