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危機をいたずらに恐れない

2020年05月21日 | 本っていいな!

トッシーです。今日もありがとうございます。

13日のブログで"ある出版社の素敵なお話し"として紹介したのは、致知出版社発行の「致知」のことです。

その「致知」の記事に、今の新型コロナウイルス感染で揺れる時代に生きる私たちにとても参考になる記事がありましたので、ご紹介いたします。

 

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(割愛)

 私たち日本人にとっては、国民の意識の高さを発揮する機会です。

 日本人は諸外国から「自己受容力が弱い」「自己アピール力が弱い」という目で見られがちですが、かって阪神・淡路大震災や東日本大震災で見せたような落ち着いた行動、譲り合いの心、忍耐力、前向きな心といった素晴らしい面がたくさんあります。日本人が持つ力は、今回の出来事に際しても世界の人たちに大きな勇気を与えることでしょう。

 いま私たちに大切なのは、危機をいたずらに恐れることなく、姿勢を崩さずに起こってくる出来事を真っ正面から受け止めることです。その上でその出来事が何を教えてくれるているか、知恵を深めて見つめることです。先ほどから申し上げているように、マイナスに思える出来事の中にも人として成長していくだけの力が与えられていることを思えば、乗り越えようという力が湧いてくると思います。

『新約聖書』の「テサロニケ人への第一の手紙」に次の言葉があります。

「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい」

 喜びというと、何か特別の出来事のように思ってしまいますが、そうではありません。おいしく食事ができることや健康に活動できること、家族がいてくれること、さらに言えば命が与えられていること、そのこと自体が喜びなのです。日々の小さな出来事にも喜びを発見し、またそのことに感謝して生きる。内村鑑三の人生もまた、そのようなものではなかったかと思います。

 喜びや祈り、感謝を習慣化していくと、心が静まり、突然の事態にも動じなくなっていきます。いつか、この危機が過ぎ去った時に、自分が深められ成長できていることに気づくでしょう。

 国際コミュニオン学会名誉会長 鈴木秀子「人生を照らす言葉」より(月刊「知致」2020年6月号 連載129)

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同じく致知出版社のメルマガ「致知一日一言 今日の言葉」2020年5月21日には、こんな言葉が届きました。

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周りが変化している中で、自分だけが立ち止まっていては、その先に待っているのは絶滅の他ありません。   更科  功(進化論について研究する生物学者)月刊「致知」より

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新しい時代が、間違いなくやってきていることを感じています。

いま私たちに大切なのは、危機をいたずらに恐れることなく、姿勢を崩さずに起こってくる出来事を真っ正面から受け止めることです。

この言葉を噛み締め、希望を持って毎日を過ごしたいと思います。

 

今日もありがとうございました。トッシーです。元気で~す。

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