ありがとうございます。
少し前に数回ご紹介しました山崎房一さんの本から、もう少しご紹介させていただきます。
言葉があってこそ心が通じる
日曜日の午後、街角で見た光景です。
26、7歳ぐらいの若いお母さんに幼い女の子が聞いた。
「お母さん、わたしのこと好き?」
「わかりきっていることをなぜ聞くの?」
と、きつい声で言っているお母さんの顔は、その言葉通りのきつい顔だった。
日本には 〝以心伝心〟 というまことに不親切で意地の悪い言葉がまかり通っている。それは単一民族のせいだからであろうか。
口で言わなくてもお互いの気持ちは分かり合えるという。しかし、わかり合えないからこそ、他人に自分がどう思われているかにとても気を遣い、他人を自分の主人公にしてしまう。
無口な上司のもとで働く社員は、気疲れで精根つきてしまうのである。
お互いに黙っていては心は通じ合わない。だからこそ、逆に言えば、お互いが安心していられる。黙っていてもお互いの心がわかったら離婚は激増し、職場の人間関係も壊れてしまうだろう。
黙っていてお互いの心が通じあわないからこそ、言葉がとても大事なのである。その大事な言葉を私たちはとても粗末にしてきた。
私は、長年の経験から、
「人生にとって最も大切なことは、心の持ち方よりも、まず言葉の使い方である」
「言葉によって表情も態度も変わる」
「ここちよい言葉は、心のビタミンである」
という確信を得た。
喜びも、悲しみも、みんな言葉が原因。言葉を大切にすることが、心を大切にすることになるのである。
〝言葉の文化〟を育て確立したとき、日本の精神文化も、その本来の〝いのち〟と輝きをとり戻すものと確信している。
言葉の文化の確立は、学者の知識や学問からではなく、全国の私たち庶民の日々の中から芽生え、私たちの手で大事に育てていくものだと思うのである。
山崎房一著 「心がやすらぐ魔法のことば」 より
この本、ちっちゃい文庫本だけどいい話がいっぱい載ってる・・・。共感する部分が多く、またご紹介させていただきたいですね。
前にも別の文章でありましたが、心が分かってしまうと離婚が増える・・・っていう話、ほんとにそうかもと思いますよね。(笑)
そんなことはないよ!って言える自信、ないですもんね・・・。
masa も、きっとそう思ってるんだろうなぁ~。
まっ、人間って、そんなもんでしょうね・・・。
母とのコミニュケーションは、結構難しいですよ。(笑)
でも、それもまた楽し・・・ですね。
特に我が母トミスケの場合は、結構いいキャラしてますからね。
ホント! とても有難いと思っています。
しかも母の場合は、心がそのまま顔に出ますので、安心です。
顔見りゃどんな感じか、すぐに分かりますもん。(笑)
ということは、言葉なしでも心が通じるってことですかね・・・。
母は、今日も元気でデイサービスセンター通いです。
お世話いただく皆様、いつもありがとうございます。
お読みいただき、感謝していまぁ~す。 (toshi)
トミスケさんもお元気そうで、嬉しいです。
雛祭り良いですね。羨ましいです。
てるリ~ンさんこそお元気そうで嬉しいです。
それと、笑いヨガでのご活躍、素晴らしいですね。本当に素晴らしいと思います。
お雛様、いいでしょ?
私は、大好きです。
娘からもコメントが入ってて、いい思い出だそうです。
よかったよかった・・・。
まっ、うちはみんな目出度いですからね。(笑)
ありがとうございました。