トッシーです。今日もありがとうございます。
今日は、とっても嬉しいお話です。
まっ、個人的には、ということですが・・・。
二日ほど前に、大好きだったコーヒーカップを割ってしまいました。
昨年10月頃にmasaが買ってきてくれたコーヒーカップ・ソーサーですが、とても気に入っていて、それ以後はいつもこれを使ってコーヒーを飲んでいました。
とっても美味しいんです、好きなカップで飲むと。いつものインスタントコーヒーなんですが、ホントに美味しいんです。
やっぱり、好きなモノというのは、生活を豊かにしてくれるんですね。
そんな大好きなコーヒーカップを、床に落として、運悪く割れてしまったんです。
落しても割れない時もあるのにね~。残念ですぅ~。
で、昨夜、masaに電話でそのことを伝えました。せっかく買ってきてくれた大切なものを割ってしまって、あ~申し訳ないなあと思って・・・。
遠くへ出かけていたmasaは、勿論怒ったりはせず、こんな言葉を返してくれました。
「toshiさん、小さいよ。そんなことで落ち込むなんて。toshiさん、小さい小さい!」
そう、「申し訳ない気持ちもあって、その日は眠れなかったよぉ」な~んちゃって言ったもんだからあ~(笑)
「また欲しいけど」なんていうことでは全くないんですけど・・・。(笑)
そして、今日の午前にmasaが帰ってきてすぐに、なんとナント、とんでもないハッピーなことを知ることになったんです。
実はmasa、家に来る前に、このカップの作者の工房へ行って、同じ製品を手に入れてきたんです。masa用のも含めて、カップ3個とお皿1枚。つまり、私の割れたカップの補充分と、masa用にワンセット。さらに、もう一個のカップが、我が家に舞い込んだんです。
いやあ~、もう、嬉しかったですね~、ホントに。
買って欲しい・・・とは、決して思ってはいないし、勿論口に出したりしてなんかいないのに。
こんなこともあるんですね~。嬉しいですね~。
ここからが面白いですよ、この話。
私が落ち込んでいると知って、このカップを買いにその作者の工房へ行ったそうなんです。元々はこのカップは、どこかで見て私用に買ってくれたものなんですが、その時の製品に付いていたプロフィールをスマホに撮っていたようなんですね。
そしたらなんと、この作者の工房が多治見にあることが分かって、家に来る前に寄ってきたということでした。
そこで初めてお会いし、どこかで買ってとても気に入っていたのに割ってしまったことを、話したそうなんです。
「主人はとっても気に入っていたので、どうしてもまた欲しいと思って来ました」
「本当に気に入っていたんです。このカップ」
それを聞かれたこの作者の方がとても喜ばれ、「これらは売る訳にはいかないので差し上げます!」と言って、くださったそうなんです。
「いえいえ、買いますから・・・」と何度も言ったようですが、その方、これはお金をいただくわけにはいきません」と、とても嬉しそうにくださったということでした。
ジ~と見れば、多少の変形はあるようですが、そんなの気にならない程度。
本来なら、値段を下げてでも売りたい商品だと思うのですが、さすが職人さん、作家さんですね。
「今度ご主人さんとご一緒に来てください」 そう仰ってくださったそうです。
ありがとうございます。嬉しかったですねぇ~。
笑顔は伝染する・・・。これは間違いなし。
自分の作品を喜んでいただけると、作者さんはやっぱり嬉しい。
使っている人の喜びは、それを知った作った人にも必ず伝染するんですね。
大好きだったカップが、こんな形ですぐにまた手に入るとは、全く思ってもいませんでした。
今年は、いいことありそうですねぇ~。
今日もありがとうございます。トッシーで~す。
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