妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

好きなもの、好きなこと、
思いついたまま綴っています。

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頂くお酒は、13.1

2019年05月05日 | お酒

新緑と山桜、そしてカタクリの花を愛でに山に行こうと、

少なくとも、新しい祠に戻った狼様にはお目にかかろうと、

そんな日皮算を立てていた連休前。

その為の足慣らしにと思って、エクササイズの強度を上げたら、

それが、まさしく年寄りの冷や水になってしまった。

今までとは違う方の膝が、悲鳴をあげて、

山に登るには、不安がある状態で、断念。

でも、毎日の天気予報を眺めていると、

平地は、五月晴れでも、山の上の天気は不安定、

ひょっとして、下山を導いてくれたあの山の「何か」が、

その山の狼様にお参りするのを延期させる為の膝痛だったのかと、

思い起こせば、その神様が山に戻った昨年の秋も、

風邪をひいて体調不良で断念したっけ、

その時の天気はどうだったか忘れてけれど、

体調を整えて、天気も万全の時に、登っておいでと、

この祠の、この山の神様が導いてくれている気がするのです。

不信心な人だけれど、そんな巡り合わせもあるかなと、

今度登るときは、お神酒を背負って登らないと、

感じられなかった、新緑の空気を思いながら、頂くのは、

 

奈良県吉野郡 美吉野醸造株式会社

山廃 花巴 うすにごり 30BY

原材料名:米(奈良県産)、米こうじ(奈良県産米)

原料米:吟のさと(奈良県五条市産)

酵母製法:山廃

精米歩合:70%

アルコール分:17%

製造年月 2019.4 (754/932)

 

一週間寝かせ、封を開けると、勢いの良い音

そして、芳しいお酒の香り。

生原酒でも、造り手の意図はそれぞれにお酒の個性になっている。

昨夜のお酒は、甘さが最初に広がったけれど、

今日は、酸味の中に甘さが隠れている、

そして、喉を下って行ったあと、鼻腔に広がる香り。

一口で、二回美味しさを楽しめる。

 

蔵元さんの説明にある通り

このお酒は、酸味と甘みのバランスを楽しむお酒。

先週のように、苺を肴に、酸味を消して楽しむのも

そのままバランスを味わうのも良い。

チョコレートの甘さがシャープに感じるのは、

決して気のせいではなく、

このお酒の酸味が、肴の味を引き立てている。

蔵元さんの釣書のは書いていないけれど、

お酒の酸味って、マリアージュの相手の味を引き立てる。

主役にもなるし、脇役にもなる。



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