妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

好きなもの、好きなこと、
思いついたまま綴っています。

好きの範囲は人それぞれ、お注意下さい。

妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

いくつかの叶った夢、 数え切れないほどの忘れ去った夢、 平凡だけど、悪くはなかったと思う日々。 変わりのないことを嘆くのでなく、 変わらないことに安堵する、 でも、目を開ければ、小さな様々なことが変わっていく、 そんな小さな変化を言葉に綴り、 週末には酒を飲み、 日々、恥ずかしい妄想を、写真とともに、更新する。 そんなブログなのです。

雪の朝の風景

2018年01月30日 | QOL

絵画は、その瞬間を切り取り、平面に固定したものです。

それなのに、幾つかの絵の前に立った時、

瞬間が再び動き始めるのです、

例えば、空気の流れ、温度、音、時に香りまで、

視覚だけでなく、五感を震わせる作品があるのです。

そんな作品が、年月に打ち勝つ、古典と、マスターピースとなります。

 

まさしく、雪の朝。

多くの人が作品の前に立つのに、

本当の冬の朝のように、シンと静まり返っています。

ふと、遠くで、雪が枝から落ちる音だ聞こえるような、

鼻がムズムズと、大きく息を吸うと、

冷たい冷気が鼻をくすぐり錯覚まで、

目の前にあるのは、「雪松図屏風」円山応挙

近くに寄って、松の葉の木肌の筆使いを、

中景から、枝に積もった雪の軽さを、

離れて、全体の、朝日に輝く松を

それぞれの位置で、それぞれ違った楽しみ方ができる。

個人的には、それもまた、傑作と呼ばれる理由の一つだと、

なるほど、応挙唯一の国宝だけのことはあります。

 

何回か訪れが三井記念館

いつもは、その建物も楽しむのですが、

今回ばかりは、気にもせず。ただ、ひたすらに、

雪の朝の松を、その瞬間の空気を五感全部で感じて来ました。


呑んでいるお酒は 64

2018年01月28日 | お酒

象の肌のような面の皮に見えるのだけど、

まあ、確かに、昔はそんなこともあったけど、

実は、気持ちも、特に肌は、

眼科医にコンタクトレンズの使用を危惧されるほどに弱いから、

ストーブを使うのを控えるのだけど、

流石にこの冬は、部屋を暖かくすることが多い、

そんな時、恋しくなるのが冷たい物、

例えば、アイスクリームだったり、

キュンと冷えたお酒だったりするのです。

 

今宵は、そんな夜、

広島県 呉市 宝剣酒造株式会社

純米酒 寶劔

 

原材料名:米(広島県産) 米こうじ(広島県産米)

使用米:広島県産八反錦100%使用

精米歩合:60%

アルコール度数:16度

製造年月:18.1

 

昼前は、冷蔵庫、

日が暮れてからは、外に、

きっと今時分は、冷蔵庫の野菜室と同じくらい、

それが丁度いい温度に、

旨味と酸味のバランスとリンク先のコメントにあるけれど、

酸味は、ごく僅か、

それ以上に、仕込み水由来なのか、優しい舌触り、

きっと軟水なのかなと、

酒蔵さんのサイトに掲載された水場に、瀬戸内海の自然に想いを寄せる。

舌の上で転がすと、

水の優しさと、お酒自体の甘み?あるいは旨味が、広がって行く。

暖かい部屋、少しカサついた肌を補って余りある美味しいお酒。

週末の一人夜会の幸せなひと時。


冬の空

2018年01月27日 | 季節

家のメダカ池も久しぶりに完全凍結。

氷の下はどんな温度なのか、

金魚もメダカも動かない。

 

予報によれば、寒さもこの週末で一段落、

でも、この青空を見ると、

今夜の寒さを思って震えてしまう。

真ん中に小さく見える白い点はお月様。

拡大してみると

これだけ済んだ青空ならば、

今夜の星空も綺麗なはず、

寒さに負けないで、ちょっとだけ冬の星座を、

東京でも冬の大三角なら簡単に見つかるから


呑んでいるお酒は 63

2018年01月27日 | お酒

今年一番の寒さとか、

歴史的な寒さとか言うけれど、

都心で氷点下4度まで下がったのは

四十何年ぶりだって、

生まれて初めての寒さだって人も多いのでは、、

そんな夜には、暖かいものが、恋しくなる、

お湯で和ませようか、

それとも、ひっと風呂浴びていただこうか

悩んだ末に、、

目の前には、一風呂浴びた徳利が、

 

 

お燗で美味しいお酒と、お願いして、勧められた。

ちょっと、不思議な感じがしたけれど、試してみることに、

温めることで、優しくふくよかな味と香りに、

でも、なんとなく、違う感じが、

室温の方を飲んでみると、

 

やはりこちらの方が美味しい。

さっぱりとキレのある飲みくち、

喉から、鼻の奥に残るお酒の香り、

口の中に広がる旨味。

味覚って、好みって、人それぞれ違うから

とても難しいものです。

それに、しっかり好みを伝えないお客の方に責任があります。


呑んでいるお酒は 59.1

2018年01月21日 | お酒

夜のクラブ活動を自粛していると公言しているのに、

家飲みはどうなのさと言われれば、

美味しいお酒を前にすると、止まらなくなってしまう。

気がつけば、丑三つ刻も過ぎ

目の前の四号瓶は、空っぽ。

二日酔いとまでは行かないにせよ、

それに近い事態。

これだから酒飲みは困ったものだと独りごち。

ならば、今日はといえば、

もちろん、手元には美味しいお供が、

優しく、湯気を上げて待っているのです。

 

鹿児島県 奄美市 渡酒造株式会社

あまみ 六調 

原材料名:黒糖、米こうじ(タイ産米)

アルコール分:30度

製造年月日:29.05.11

 

ひとり寂しい夜を

温めてくれる優しいお酒。

のんびり、ゆったり、過ごす土曜日の夜。


週明け

2018年01月20日 | 季節

暦の上では、今日から最後の冬の節気。

でも、予報では、週明けに天気が崩れ、

ひょっとすると雪、

それも積もるかもしれないと、

それもまた楽しいかなと、

子供のように、雪が降るのを心待ちにしている。

五十半ばのオヤジなのです。

 

雪がすべての音を吸い取って、

喧騒が消えた街になる。

どこからか、雪かきなのか、

スコップが路面を削る音。

そうそうあることではないから

少しウキウキしてしまうのです。


呑んでいるお酒は 62

2018年01月20日 | お酒

誕生月が一月、星座が山羊座。

そう、元旦と、立春の間に誕生日と、

個人的な節目があるのです。

そして、好きな人と出会うきっかけになった出来事も、

いえいえ。それはこじつけで、

そんなきっかけなんかなくても、

互いの人生の道は、どこかでクロスしているはずだと、

そう思う日も、一月なのです、

 

ともあれ、

一月は、私にとって、大切な節目の月。

玉川さんの「野ざらし 睦月」の中の

スズメのように太ってしまった。

ちょうどアラフィフィ(55)のおじさんが

一人誕生日を祝うのは、

山口県宇部市 株式会社永山本家酒造場

特別純米 直汲 貴

原材料名:米(国産)、米麹(国産米)

精米歩合:60%

アルコール度数:16度

製造年月:2017.12

 

最初、少しきになる酸味が、

貴さんとチーズの相性ってどうだったのかなって、、

これは、冷蔵庫の戻して、

温度管理からやり直しかもって思ったけれど、

飲み始めて小一時間、

そろそろ御開きにしようかと、

でも、頂いているうちに、だんだんと美味しさが、、

そう、

じゃじゃ馬娘が、しっとりと、落ち着いてきて、

優しさが育ってきた、

酸味の棘がなくなって、柔らからさが、

でも、若さの棘が最後に喉を刺激してくれる。

今年もまた、「貴」さんが美味しいお酒を造ってくれました。

この先、季節の移り変わりとともに、様々な表情を見せてくれる、

それを楽しみに、もう一年、

星陵高校の四番、ヤンキースのワールドシリーズのMVPの背番号。

それまで、今日で、あと、365日です。


冬の青空

2018年01月14日 | 季節

一眼見ただけでは、

何も変わっていない冬の風景。

わかるのは、時間の違いによる建物の影。

そして、温度。

その違いすら、寒いの段階ぐらい。

冬は、本当に変化が少ない。

 

でも、きっと、眼を凝らせば、

木々の枝えだに、地面に近づけば、

違いは見つかる。

春を待つ新しい芽がしっかりと育ち始めている。

 


呑んでいるお酒は 61

2018年01月14日 | お酒

一番の寒波と聞いて、覚悟をしていたけれど、

起きてみると、暖かさに拍子抜け、

メダカ池にも氷が張ったあとはなく、

氷点下までには下がらなかったみたい。

風もなく、過ごしやすいセンター試験の日でした。

 

センター試験について、調べる機会があって、

センター試験の現代文だけを判定の対象科目にしているところが多い。

古文や漢文が受験で必要とされないって、

なんだか、自分の国の大切なものを学ぶ機会を逸していると思うのです。

反知性主義には程遠い、似非保守主義が大手を振っていることも宜なるかなと、

ついつい、怒っているおじさん(五教科七科目世代)になってしまいます。

救いは、上位校ではその傾向がないことに少し安堵、

でも、母校の学部では、、、、

まあ、底辺の学部だったから、、仕方ないか、

 

少しの安堵とともに楽しむ、一人夜会のお供は、

秋田県秋田市 新政酒造株式会社

新年純米しぼりたて

原材料名:米(秋田産)、米こうじ(秋田県産米)

原料米:美山錦 100%使用

精米歩合:麹米 50%、掛米 60%

立春の予約をと出かけてみると、

新年の初しぼりが、、、

縁起物だからと、

あまり期待値は低かったのだけど、

まるで発泡酒のように勢いよく栓が飛んだ、

これだけで、美味しさを確信。

酸味が薄れ、軽い甘さが口の中いっぱいに広がる

その酸味が、甘さを引き立てる。

 

立春しぼりは毎年いただいているけど、

新年の初しぼりは初めて、

縁起物だと思っていたけれど、

今年のお酒を期待させる美味しさ。


呑んでいるお酒は 51.2

2018年01月13日 | お酒

 

今週末はセンター試験。

共通一次の時代から、この試験の日には天気が荒れる。

今年もまた、例年通りに、一番の寒波に覆われ、

明日の朝は、東京でも氷点下の予報。

 

ずっと他人事だったセンター試験、

今年は受験生がいる。

受験料を用意する事ぐらいしか出来ることはないけれど、

ひと段落落ち着くまでは、外飲みは自粛、

浮世の義理を欠くことになるけれど、

きっと、「ウザイ」って煙たがられるだけだけど、

自分なりのケジメ。

 

今年一番の寒さの夜は、やっぱりお湯で和ませて、

体を温め、好きな人に逢えない寂しさを紛らわせることに、

お供は、

大分県 豊後大野市 藤居醸造合資会社

特蒸 泰明

原材料:麦・麦麹

アルコール分:二十五度

麦の味が濃くなった気がするのは、気のせいかな、

蒸留酒の場合、あまり熟成って馴染まないけど、

少しだけ気を使って保存しているから、

少しは劣化しているかもしれないけど、

味に素人の酔っ払いが飲む分には、問題ないのです、

 

外は凍てつく寒さだけど、

気持ちの良い秋の草原に寝転んでいるような

そんなイメージを醸してくれるのです。


呑んでいるお酒は 58

2018年01月08日 | お酒

年明け、最初の週末。

個人的には、ようやく2017年が終わった感じ。

仕事柄、目の前にある2017年が、変えられない過去になって、

週明けから、新年が始まる。

四日、五日と連休にしている人も多いようで、

まだまだ朝のラッシュも和やかで、電車も定時で運行。

それ以上に、スジが寝すぎていて、早着故の時間調整まで、

わたしだけでなく、世の中も、新年の稼働は、週明けからなのでしょうか。

 

そんな、正月休みの延長のような週末

一人夜会のお供は、

株式会社 西田酒造店 青森県青森市

田酒 NEW YEAR ボトル 2018

純米吟醸 生酒

アルコール分 : 16%

原材料名    : 米 (青森県産) 米こうじ (青森県産米)

原料米     :青森県産華想い 100% 

精米歩合    : 麹米 35% 掛米 55% 

製造年月日  : 2017.12

 

2016年の同じお酒を頂いていて

その時の原料米は、「古城錦」。

同じ青森産のお米、でも、違いは、、、

甘さが、ベトベトしたお砂糖の甘さでなく、

軽い甘さが口の中に広がって、

幸せな気分になる。

NewYearを祝うには、ふさわしいお酒、

毎年干支でラベルが変わる。

これは、追いかけないといけないかも、

まずは、自分の干支まで、

その次は、、、

 


午後から雨の予報

2018年01月08日 | QOL

予報通り、午後から雨、

でも、幸いながら、外を歩いている時、

傘が必要ないくらいの小雨、

乾いた空気にちょうど良いお湿り、

 

出かけたのは、丸の内、

ロートレックが最終日。

其処此処に浮世絵の影響を感じる、

絵自体もそうだけど、

印刷によって、大量生産する、

あるいはポスターとか、

美術を、芸術を、美しいものを多くの人に届ける

そして、それを楽しむ人が居たってこと、

それ自体がジャポニズムなのかなって、

そんなことを考えながら、楽しみました。


呑んでいるお酒は 60

2018年01月08日 | お酒

この三連休、遅めの正月休みを満喫している。

今日が七草、正月のお飾りを片付ける日、

遅めのお正月気分の許されるかな、

その最後の夜、お供は、

鹿児島県 鹿児島市 鹿児島酒造株式会社

kagoshima 20

原材料名:甘藷、米麹(タイ産米)

アルコール分:20度

口上によれば、

「鹿児島県産 白ゆたかを白麹と黒麹で、黄金千金を白麹で仕込み

それら三つをブレンドした焼酎。」とある、

最近流行りの、酒店と蔵元が協力して造ったお酒、

お芋さんの香りは抑えめ、でも甘さは、しっかりと残している。

口上の続きにある通り、芋焼酎好きにも、初心者にもオススメのお酒。

その美味しさは、アルコール分が20度故、飲むすぎに注意と但し書きが、

その忠告は正しく、呑みすぎに気をつけなければならないほど美味しい。

お店の方が、ラベルと「銘」にまで気が回らなくてと謙遜していたけど、

そんなことが気になりないほど、美味しい。

お正月の最後に素敵なお芋さんに出会えたことに感謝。

今年も、良い年になりそうな予感。


冬のお散歩

2018年01月07日 | 季節

キレイに葉が落ち、

さっぱりとして、空が広くなった並木道。

日向は暖かいけれど、

日陰は、凍えてしまいそう、

 

それ故に、葉が落ち、

地面い当たる日を多くして、

少しでも凌ぎやすくしようとする

自然の心遣い。

 

その恵みを感じながら、

陽だまりを巡って歩く

冬のお散歩。