色香 2007年10月30日 | つぶやき 色香 この言葉を、ご存知の方は、多いと思います。 あらためて、その意味を引く必要もないのですが、辞書によれば、 (1)色と香り。(2)男の心をそそるような、女のあでやかな容色。 とのことです。 男の心をそそる容姿は、色という目に見えるものだけでなく、 香りという目に見えないものにまで、触発される。 そんなことをあらためて、思い起こされることばです。 すれ違った時の、周りの空気に溶け込んだ、 何気ない香りに気がついた時、周りを見回してしまうのは、 私だけでしょうか。 ほとんどの場合、コロンや、シャンプー、化粧品、 そんな人工的な香りなのですが、 時に、その香りのベーストーンである、 「女」そのものに香りに心乱されることがあります。 例えを上げて、その香りを表現することは難しいのですが、 何か心がざわめいてしまう、そんな気持ちになってしまう香りなのです。 花や果物の香りのような甘い香りではなく、 なにかもっと野生的なといった表現が近いかもしれません。 不思議なのは、その香りがベーストーンとなって、 それ以外の人工的な香りがより引き立つのです。 色を香りに喩えること、香りを色に喩えること、 そのどちらもあることで、その二つの言葉を組み合わせて、 「色香」なる言葉を紡ぎ、男心をそそる容色という意味を持たせる。 大和言葉の艶っぽさを感じる言葉の一つです。
秋咲きのバラ -2 2007年10月27日 | 薔薇 春の薔薇ならば、次から次へと花芽が育まれ、 途切れなく花が咲いてくれるのですが、 今年の秋咲きの薔薇は、 最初の花が咲いた後、花芽の育つのに時間がかかっています。 即効性の肥料が足りないからか、 花芽の剪定をサボったからなのか、 わからないのですが、 このところの寒さを考えると 霜で花芽までも枯れてしまうのではと 心配しています。 考えてみれば、 猛暑だった今年の夏が、 なにやら遠い昔のように感じてしまう、 近頃の寒さです。 ちょうど、雑事もようやく片付き、 ほっと、一息ついたこの時期、 気の緩みとこの寒さのせいで、 風邪を引いてしまいました。
秋咲きのバラ 2007年10月06日 | 薔薇 先週、蕾だった、バラの花 もう少し、咲くまで時間がかかるかなって 思っていたの。 見ごろは、丁度週の半ばあたり、 朝日に映え、夕闇に浮かぶ姿は、 私の心を慰めてくれました。 すこしだけ、そんな気分のおすそ分けです。