妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

好きなもの、好きなこと、
思いついたまま綴っています。

好きの範囲は人それぞれ、お注意下さい。

妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

いくつかの叶った夢、 数え切れないほどの忘れ去った夢、 平凡だけど、悪くはなかったと思う日々。 変わりのないことを嘆くのでなく、 変わらないことに安堵する、 でも、目を開ければ、小さな様々なことが変わっていく、 そんな小さな変化を言葉に綴り、 週末には酒を飲み、 日々、恥ずかしい妄想を、写真とともに、更新する。 そんなブログなのです。

秋の花、お散歩

2016年10月30日 | 季節

夏の選定が失敗したのか、秋の薔薇に元気がありません。

ようやく、咲いたアイスバーグ、唯一の花です。バレンシアも、蕾一つ。

ちょっと、寂しい我が家の秋の風景です。

昼休みのお散歩で出かける赤坂バラ園も、

少し花が遅れているみたい。

選定だけじゃなくって、9月の長雨が理由なのかなって、

自分を慰めてみます。

 

雨の金曜日、上野まで足を伸ばした時、

見かけたのが、十月桜。

冷たい秋の雨のなか、可愛い花をつけていました、

春の桜は余りに有名なのですが、

秋の桜もあるのを初めて知りました。

もう、そんな季節なのですね、


こんなお酒を呑んでいます vol 53

2016年10月30日 | お酒

夏の半ばぐらいでしょうか、左膝の調子が思わしくなく、

例えば、天気が下り坂の時とか、膝を曲げる時とか、

もちろん、正座なんかは、、、これが出来ないから落語を語る道を諦めたのだけど、 不可能。

胡坐をかくことすらままならないことがあって、

少しの間、といっても10月中ずっと、身体を動かす機会を減らしていました。

 

ようやく、最近になって、回復の兆しが、

久しぶりに今日、2セットのエアロビックスを、、

少し、疲れが残っているみたいだけど、、、、

痛みなく、膝を曲げる事が出来る、明日はジムの休館日。

今日の二本目、動きに悩みはあったけど、最後には、なんとか様になったから、

がんばった自分にご褒美。

 

選んだのは、

京都市 伏見区 松本酒造株式会社

純米吟醸 澤屋 まつもと 雄町 2014

原材料 : 米(国産)・米麹(国産米

精米歩合 : 55%

アルコール度数 : 16度

製造年月日 : 16.02

余り馴染みのない京都、伏見のお酒、

幾つか候補はあったけれど、選んだのは、それが理由。

そして、もうひとつ、理由はないのだけれど、

伏見のお酒ならば、冷えたよりも、室温に近い、あるいは温めた方が美味しさそう、

そんな先入観から、、、、

 

それは、間違ってなくて、

部屋の温度に馴染んでくると、味がまろやかに、豊かになって来る。

冷たいままだと、何か棘のある、つっけんどんな味だけれど、

冷蔵庫から出して、小一時間、最初の一口目とはまるで違う味。

古風な、辛口のお酒って感じがする。

もう少し温度が上がって来ると、微かに木の香り、樽の移り香なのかな、

これぞ、、清酒、樽のまま江戸に運ばれた、下り酒を楽しんでいる感じ。

 

関東の人間だけど、あの当時の同志社のラグビーは好きでした、

同じ伏見でも、「東(ひがし)」が前にくるチームよりは断然、

今週、その中心に居た選手の訃報が、、

生れは、丁度一年前、大学の年次でいえば、二つ上。

ラグビーの本当の面白さを教えてくれた選手でした。

同世代の訃報が、年に数回、目にするようになる歳になってしまいました。

そんな週に、伏見のお酒を選ぶなんて、、、

なにか不思議な気持ちです。


違い過ぎる二人が出逢い、決裂する、

2016年10月29日 | QOL

探せばきっと、この絵のポスターカードが家のどこかに眠っているはず

メトロポリタン美術館のゴッホのアイリス。

何時の頃からか、ミュージアムショップに立ち寄ってもカードを買わなくなった、

その数少ない例外が、これ、

ゴッホの力強さに魅かれて手にしたのだと記憶している。

 

ゴッホとゴーギャン。

この二人をテーマにした展覧会が上野の東京都美術館で開催されています。

正直、二人の間にどのような影響を与えあったのか、、

浅学の、絵心に欠けた私には、今一つはっきりしませんでした、

とはいえ、一人の画家がどのような絵画に影響を受け、

自らの作風を積重ねていったのかならば、分ります。

 

バルビゾン派に、パリへ出て、印象派と出逢い、新印象派の色彩の理論を学ぶ、

二人の作品は、当時の最先端の流行から多くのモノを学び、

それぞれの特徴を開花させています。

 

アルルでの生活が、二人の関係を深め、そして、亀裂し不幸な結末を迎える。

自然を愛し、あるがままにキャンバスの上に絵具を広げたゴッホ。

自然の愛しながらも、自らの理想を、夢の世界を絵にしようとしたゴーギャン

相反する哲学を持った二人が同じ時に同じ場所で描いた作品を見ること、感じる事、

それがこの展覧会の価値だと思うのです、

また、二人が画家としてどのように成長し、アルル以降、二人の作風の変化も、

 

それも同じ時代、同じ場所に生き、互いに影響を受け合いながらも、

まったく違う思想の作家を対比させるすばらしい企画です。


こんなお酒を呑んでいます vol 52

2016年10月29日 | お酒

お酒が呑みたいなって、気分なのだけど、

お店をうろついても、心に響くモノが無く、泣く泣く帰宅。

昨夜もしこたま赤ワインを飲んだから、今晩は、違うモノにと思ったけど、

まあ、国が違うから良いかと、、

こうして、12本のボルドーを飲んでみると、

同じ地方でも、ワイナリーによって全く味が違うし、

ワインに対する味覚も磨かれていくのだと思うのです。

このワインについていえば、

リンク先のチャートと私の感覚が同じ、

そう、昨夜は、スペイン料理のお店で、多分ワインもそうだったと思うのだけど、

意識がはっきりしている時に呑むと、それぞれのワインの違いを味わって、楽しかった。

その分、飲み過ぎて、、、、

それほど酷いことにはならなかったのが、幸いだったけれど。

 

 


霜には、早いよね

2016年10月23日 | 季節

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夕暮れの早さ、日の沈んだ後の風の冷たさ、

ようやく、秋の気配を感じるようになったこの頃なのに

暦の上では、秋の最後の節気。

そういえば、北海道や、富士山では、初雪や初冠雪の知らせが、

今週が過ぎれば、もう11月、

肌感覚としては、冬はまだまだ先の気がするけれど、

秋の盛りから冬への移り変わりは早いもの、

そろそろ冬支度について考えないといけない季節かも、

とりあえずは、夏の薄い生地のスーツだと恥ずかしくなるころです。

 


ある朝、突然に

2016年10月23日 | 薔薇

長雨の秋の朝、

ブルーパフュームの蕾が萎れてしまいました。

 

それまでは、順調に蕾を付け、

指南書通りに、それを摘み、

そこからまた、新しい芽が伸びて、、

夏の間までは、何回かそれを繰り返し、

葉も元気に広がっていました。

もう一回、蕾を取って、その次は花を咲かせて、

鉢の植え替え、冬籠りの準備かなと、、、

指南書通りにゲームプランは進むはずでした。

 

思いだしてみれば、

蕾の育ち方が、なんとなく今までと違う感じがして、

心配だったのですが、

どうもその予感は的中してしまったようです。

 

幸い、まだ枝の緑は残っている、

鉢から抜いてみると、根に少し元気が、、、、

順調に育っていた結果、どうも、鉢の大きさが小さくて、

根が詰まってしまったようです。

 

このまま枯れてしまうよりはと良いのかなと、

少し早いけれど、枝を落し、新しい土に植え替え、

上手く行くのかわかりませんが、、

もういちど、しっかり根付いてくれるように見守っています。


秋の香り

2016年10月23日 | 季節

近所の公園までお散歩。

枯れ葉の乾いた香りが鼻の奥を擽る。

桜の木の枝からは、ほとんどの葉が落ちているけれど、

それ以外の葉は、色が変わるには少し早いみたい。

ギンナンの独特な匂いが、微かに香る。

クセのある匂いなのだけど、なぜか好きな匂い。

初夏のクリの花への気持ちに近いモノがあるかも、

 

 

 

 

 


こんなお酒を呑んでいます vol 51

2016年10月23日 | お酒

調子の悪かった膝の具合もだいぶ回復、

でも、季節がら、身体を動かしても、なかなか毛穴広がらないけれど、

いつのまにか、滝の様の汗が流れ、昨夜までの毒素を搾り出してくれる。

なんだか、肌触りが違うのは、週中に食べた火鍋の薬膳効果なのか、

それとも、具にあったサメのコラーゲンなのか、、

ともあれ、久しぶりに、週末夜会、二夜連続のお酒。

今日のお伴は、秋田の、

秋田県秋田市 新政酒造株式会社

白麹仕込 純米酒 亜麻猫(アマネコ)

 

原材料名 : 米(秋田県産)、米こうじ(秋田県産米)

原料米 : あきた酒こまち(酒米) 100%使用

原料米収穫年度 : 2015年

精米歩合 : 麹米40%、 掛米 60%

アルコール度数:14度

醸造年度 : 平成27酒造年度(2015-2016)

製造年月 : 2016.04 (瓶詰時期)

出荷年月 : 2016.05

 

どんな温度で呑むのが良いのかと気にしながら、

とりあえず、冷蔵庫から出して直ぐの温度で、

柑橘系の甘さって、コメントがあるけれど、

この子ほど、そのコメントに相応しいお酒はないくらい、

冷えた温度では、それ以外に表現できない。

 

温度が変わると、だんだんと甘みが、

もちろんキレのある、さっぱりとした甘さ、

でも、どこかに、酸味が、隠し味として残っていて 

舌に心地よい刺激を与えて、「ツマミ」の味を引き立てる刺激にもなって、

今宵のお伴の濃厚なチーズの味を引き立ててくれる。

 

こうして、深夜の一人夜会で呑むばかりだけど、

やっぱり、日本酒って、美味しい肴と一緒に呑むのが王道なのだと思わせるお酒、

 

追記

冷たさが無くなって、部屋の温度に近くなってみると

さっぱりとした甘さが、ストレートに、舌の上で遊んで、

喉を滑らかに、スーって、落ちていく。

いったい、どの温度がこの子を一番美味しく飲めるのだろう、

まるで、お姉ちゃんに翻弄されているみたい。

 


互いに影響を与えながら

2016年10月22日 | QOL

伊東若冲:1716年-1800年

勝川春章:1726年-1793年 

葛飾北斎:1760年-1849年

酒井抱一:1761年-1829年

鈴木其一:1795年-1858年

安藤広重:1797年-1858年

こんな風に並べると、歴史がただの暗記モノではないことに気づきます。

京都の若冲、春章に始まる浮世絵、抱一が蘇らせ発展させた琳派、

同時代に活躍した画家達ですから、それぞれに影響を与えながら、

江戸の絵画が最高潮に達した時代です。

前期、後期の作品の入れ替えがあるので、もう一度、

金曜日の開館すぐでも、沢山の人。

同じ人の多さならば、夕方の方が良かったかもと不安を抱えながらも、展示室へ、

一度其一の絵の前に立てば、そんな不安も消え去ってしまいます。

 

こじつけに近いかもしれませんが、

師匠の抱一から受け継いだ江戸琳派の絵、

そのなかに、動植物への細やかな愛情は、きっと若冲のそれ、

そして、鮮やかな色彩は、錦絵から、春章、広重の肉筆画を、

そして、大胆な構図は、北斎からか、

彼の作品を見ながら、そんなことを感じました。

 

流派はちがっても、同じ時代に生きた画家達ですから、

どこかでそれぞれの作品を目にすることはあったはず、

その結果として、互いに影響を与えあい

最後には、海を渡り、西洋絵画に影響を与えるまでになった、

ちょっと言い過ぎかもしれませんが、

そのくらいに、凄い人々が集まった時代なのです、

その中で、今回は、其一。

草花の、その蔓の先まで、ありのままに、活き活きと、

そしてその花の色は、実物以上に艶やかに描かれています。

本物の生き物が止まったとしても、違いが分らない精密な絵

大胆な構図、それに、其処此処に垣間見える遊び心。

前期、後期にわたり様々な其一の作品を堪能することが出来ました、

 

最後に、もうひとつ、付け加えるなら、1704年を、、

この年は、の製造法が発見されたとされる年。

若冲が最初に使い、浮世絵では、北斎が、

そして、広重ブルーと呼ばれるまでに、

この色がなかったならば、江戸の絵画が隆盛はなかったと思うのです。

もちろん、其一のこの絵の朝顔も、

 

琳派の特徴である、金屏風に、緑青の緑とベロ藍の藍。

彼もまた、広重と同じように、この藍の色に魅せられてこの絵を描いたのだと思うのです。


こんなお酒を呑んでいます vol 50

2016年10月22日 | お酒

 

労働者の権利を行使し、プレイベートの義務を放棄する。

同じ時間の家を出ても、行き先はいつもの場所ではない。

好きな絵を見に美術館のある街へ、午後も、美術館。

目を楽しませ、脳に滋養を与え、歩き回ることで、身体に程良い疲れ、

そんな金曜日の夜、お酒を呑むには丁度よい体調、

この為に、昼間があったのかも、、、

青森県 青森市 株式会社 西田酒造

特別純米酒 田酒 でんしゅ 

原材料名 : 米(国産)、米麹(国産米)

精米歩合 : 55%

アルコール度数 :16度

製造年月日 : 2016.09.28

多くの酒屋さんで、お一人様一本限りとされるお酒。

名前は聞くのだけれど、実物を口にする機会が少ないお酒の一つ。

思いがけなく出会って、迷うことなく手にしたお酒。

 

きれいに透きとおったお酒がコップに、

冷蔵庫からだ出した時間が短いから、ちょっと冷たいかなって、、

それゆえなのか、香りは強くなく、

呑んでみると、サラサラとして呑み易い。

でも、口の中に含んでおくと、ふんわりと優しい味が目覚めて来る。

ああ、美味しい。


まあるいお月さま

2016年10月16日 | 季節

昨夜更新するとき、

暦を見たら、「望」の時間が10日 13:24ってなっていたから、

ほぼ満月かなって、

計算してみると、

月が満ちる時間まで、約12時間、

今日の夕方、6時ぐらいに見たお月さま。

欠け始めてからだいたい5時間。

そうすると、より「望」、満月に近いのは、今日だったのかも、

薄い雲の後ろにかくれて、優しい光でぼんやりと、光っていました。

そうちょうど、こんな感じ

雲が切れると、、、

しっかりと、真ん丸なお月さま、

追記

寝しな、窓を開けて空を見上げてみると。

ちょうど、雨が降る出す前、南の空に浮かぶお月さまが見えました。


こんなお酒を呑んでいます vol 49

2016年10月16日 | お酒

見上げると東の空に大きなお月さま。

ついつい、「まあるい大きな お月様」と、口ずさんでしまいます。

澄んだ空に明るいお月さま、秋の深まりを実感する宵の口です。

 

どうしようかなって思ったあげく、諸般の事情で、赤ワイン

リンク先の評価と、感じたことを比べてみるのだけど、

先週今週と、タンニンの評価が真逆、

冷蔵庫から取り出して直ぐの、冷えた状態で呑んでいるからなのか、

 

美味しい食事に、楽しい会話、それを引き立てるのがワイン。

滑舌をよくする潤滑油のようなモノ、

まあ、ちょっと舌が回り過ぎて、余計な事まで言ってしまうことも、、

でも、言いたいこと、言わなければいけないことって、

お酒の力を借りても言えないことの方が多いものです。


こんなお酒を呑んでいます vol 48

2016年10月15日 | お酒

昨夜眠る時、何か大切な事を忘れたような感じ、

それがなんだかわからぬまま、眠りについたのだけど、

今朝、暦を見て思いだした。

昨日、十三日は、十三夜。

中秋の十五夜のお月さまを見て、十三夜の月を見ないなんて、、、片見月。

だから縁起が悪いなんて思わないけれど、

お月さまを愛でようと思う気持ちが無い、ゆとりの無さに、自分が残念になってしまう。

忙中閑ありっていうけれど、忙しいからこその、美しいモノを愛でる心が大切なのに、、

いい年をして恥ずかしい限りです。

一晩遅れのお月さまを見ながら、、

山口県 宇部市

株式会社 永山本家酒造場

貴 特別純米 ふかまり

原材料名 : 米 (国産)、米麹(国産米)

原料米 : 山田錦 100%

精米歩合 : 60%

製造年月日 : 2016.09

今年から、「貴」のひやおろしは、「ふかまり」と称するようになったと、

名称は、変わっても、味は「貴」そのまま、

品のある酸味、キレのある美味さ、

でも、それが、なんとなく、深みっていうか、奥ゆかしさを感じる、

それが単に、秋のお酒っていう先入観がそうさせているのかも、

まあ、それでも構わない、

だって、美味しいお酒なんだから。

 

追記

冬に向けて、新たな試み、

備前のぐい飲みに注いで、「チン」してみる、

想像していたほどの香りは無く、失敗なのかなって、、、

でも、一口呑んでみて、、その味の変化に、、、、

旨味が、同じお酒とは思えないほどに増して、、、

肴のチーズの濃さに負けないくらいの旨味が現れる。

 

お燗をするって、

飲み難いお酒の不純物を飛ばして、

飲めるようにするってイメージがあったけど、

お酒の味を引き立てる素敵な「お色直し」かもしれません。


こんなお酒を呑んでいます vol 43.1

2016年10月10日 | お酒

何故か今日もお酒のことが思い浮かばない、

それほどの暑さではないのに、身体はシュワシュワの炭酸を求めているから、

まずは、スポーツドリンクを手はじめに、

それぞれ、ほんの少しだけの味の違いを楽しむ、

さてさて、食前酒と前菜は終わりにして、

今日のメインは、

 

大分県佐伯市 ぶんご銘醸株式会社

夏杜谷 華火 

アルコール分 18%

原材料 : 麦、麦麹

今年最後のロックのつもりが、、、

氷がない、、、

それ以上に不思議なのは、チーズの匂いがすること、

ラベルを剥がした時に、接着剤の匂いかと思ったけど、そうでもなく、

実際に呑んでみると、微かに、チーズの味と匂いがする。

曰く、

樽熟成によるバニラ香と杜谷のやわらかな麦の甘味がうまく調和しています。
透明瓶に入っているので中の綺麗な琥珀色のお酒が見えます。

とのこと、バニラの香りをチーズと間違えるなんて、、、、

でも、すごく不思議な感じ。 確かに、最初に呑んだとき、チーズを肴にしたけれど、

まさしく、その時のチーズの香りなのです。

もう一度、香りを確認してみると、確かに、バニラのような、甘い香り。

背筋を伸ばして呑んでみると、

麦の甘さとは違う、スイーツに近い甘さ、

それが樽熟成の効果なのか、、、

焼酎にしては、淡い琥珀色が不思議だったけど、

それも樽熟成の成せる故だったのかと、

だから、ロックで呑むのは、間違えで、

このお酒の良さは、そのまま、

あるいは、日本酒と同じ手順で呑むのが最適。

それ故に、アルコールの度数を下げたのだと、わかりました。

 

なるほど。

そんな造り手の気持ちが、透明な瓶を使った理由、

琥珀色、そのものが造り手のメッセージだったのです。

ラベルだけでなく、瓶の色にまで、もちろん形もなのですが、

造り手は心を込めて造っているのです。

 

もちろん、それは、大手の会社でも同じだと信じたいのです。

 

追記

空になった瓶に、もういちど、鼻を近づけてみる

バニラというより、

バーボンとか、C.C.のような甘い香り。

どんな樽を使ったのか定かではないけれど、

きっと、造り手の狙い通りに仕上がっている、、

多分、蔵元さんの酒蔵にゆっくり眠っている子達が居るはず。

深みを増し、成熟した子達に逢える日が来ると良いな。

華っていう感じを習う小学生の学年ぐらいの季節が、

きっと、このお酒を美味しくしてくれるはず、

そういえば、「花」って漢字は、この子の熟成と同じ学年だっけ。


こんなお酒を呑んでいます vol 47

2016年10月09日 | お酒

三連休二日目、もちろん、お酒の用意はしてあるのだけど、

ふと、日本酒を呑みたい気持ちが薄れて、、

急遽、予定変更して、ヴォルドーを冷蔵庫へ、、

本当は、シュワシュワの気分だったのだけど、それは、晩酌のビールで代用。

Chateau GRAND JOUAN 2011

評価によれば、ちょっと重めで、タンニンが濃いってあるけれど、

冷えたままだとそれらを隠している。

納戸の暗がりで夏を越したボルドーが、

意外に飲み易くなっているのが、ちょっと不思議。

 

とはいえ、タンニンの味って今一つよく分らない、

エグミって理解しているのだけど、どうなのかな、

赤ワインって、特にボルドーがそうだって思っているのだけど、

結構な割合でその「エグミ」をかんじるのだけど、

夏を越して飲んだ子達には、それが比較的小さい気がする。