新酒も終わる桜の頃の毎年のお楽しみは、
目黒の庭園美術館か、府中の美術館、
目黒のお庭には足を運べなかったけれど、
与謝蕪村 『ぎこちない』を芸術にした画家 @府中美術館
を堪能してきました。
世評の通り、年齢を重ねる毎に、絵の魅力が増していく、
初期の作品は、いわゆる「ヘタウマ」に近いけれど、
その構図は、ただならぬものを感じるのです、
北斎漫画描かれた人物を彷彿されるような、不思議な表情の人、
それが、生き生きとしている様が、蕪村の魅力。
そして、晩年、京都で絵師のなかで磨かれたであろう画才が、
初期の不思議な魅力を損なわれずに、開花するのです。
チラシの左上に描かれた飄々として人物、
少しお酒をお召しなのか、ご機嫌そう。
こんな方ならば、酒席を同じくしたいのです、
そんな場には、、
このお酒を勧めたい
株式会社 せんきん 栃木県さくら市
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)
原料米 ドメーヌさくら・山田錦100%(栃木県さくら市産)
精米歩合 麹米50% 山田錦 掛米60% 山田錦
アルコール分 15度(原酒)
製造年月 2021.01
新酒=生酒がそろそろ終わるのが、桜の季節。
酸味が強くないからのさらりとした甘さ。
この蔵元さんの特徴。
柔らかなで、伸び伸びとして蕪村の絵のよう。
お姉ちゃんをお供に、春のお月見に出かけるならば、
お供には、このお酒を持って行きたい。
霞がかかって眠そうなお月さまと、
目の前にお姉ちゃんを肴に、
うっすらとピンク色に染まった桜の花びらが散る。
そんな光景を肴にして、頂けたなら、最高なんだけれど、
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