感じたまま、自分の目に飛び込んで来た光をキャンバスの上に固定する。
それが、印象派の特徴だと思うのです。
自分の感性の、感情の赴くままに切り取ったのがモネならば、
そこを科学の目をとおして、よりその光の本質に近づき、
キャンバスの上に残そうとしてのが、
新印象派の人々、スラーや、シニャックなのだと、
光は、細かな色の集まりで、それを点描という画法で描く、
より細かく、より小さく。
其処に、科学の力、色彩理論を使って、
鮮やかなな色彩を、光をキャンバスの上の残す。
まずは、離れてみて、全体を眺め、光を感じ、
そして、近づいて、色彩の感じる、組み合わせに驚く。
再び、離れて色彩と光を感じる。
光に満ちた世界が広がっています。
ただ、点描も、光に溢れた場所ならば、
それを切り取ることも出来るのですが、、
それに欠けると、点描の良さが失われる。
解説には、その後の絵画に影響を与えたとあるのですが、
わたしには、スラーとシニャックで終わった袋小路だと思うのです、
ただ、その二人が素晴らしすぎる、
光を捉えるのに成功しすぎてしまったと思うのです。
いつもの土曜日、
他にすることは無いのかと、自問しつつも、
恒例の図書館へ、そして、ジムに、出かける日。
いつもは、電車に乗ってサクッと隣の駅へ、
昨日は、気分を変えて、お散歩がてら、
テクテクを、歩いて出かけてみる。
風も無く、お天道様が顔を見せて、
ポカポカとした、気分の良い天気。
でも、日陰は思いのほか寒く、
見上げると、青空に飛行機雲が、
偶然二機の飛行機を見たのだけど、
飛行機雲を引いているのは、高度の高い方だけ、
空の上の方には、結構冷たい湿った空気があるのかなって、
ちょっと、奥の公園に、白い花が、、
きっと、梅の花?
そう言えば、金曜日上野のお山で、
寒緋桜が、咲いていました。
ソメイヨシノでの桜並木の中で、一本だけ、
濃い桃色の花が咲きかけていました。
ひょっとすると日曜日には、
「掃除したてのサッシの窓の埃を踊らせる」風が吹くかもと、
ちょっと早い気もしますが、
立春から、春分の間に吹く南風ですから、
そうなのでしょう。
調べてみると、こんな記録が
早く感じるのは、この歌の季節感からなのでしょうか。
街路樹のイチョウも、ケヤキも葉を落とし、
ちょっと寂しい感じがするのです、
普通には、春の新緑、夏の緑陰、秋の紅葉が見ごろなのでしょうけど、
いえいえ、冬の今頃も、素敵なものなのです。
柔らかな日差しが、地面にまで差しこんで、
ちょうど、北側の建物が、北風を遮る。
新緑も 紅葉したイチョウの葉も、色はないけれど、
でも、肌で感じるものがあるのです。
陽だまりの暖かさだったり、日陰の寒さもまた、悪くないのです。
オフィス街の、ビルの間の道を行くとき、
突然の、あるいは、踏ん張らなけれなならないほどの
強い風が吹きます。
でも、葉を落とさずに頑張っている濃い緑の木があるおかげで、
公園には、温もりだけが残っています。
きっと、北風に抵抗している葉の下に、
来年の冬に負けないための葉も、芽吹いているはず。
だから、濃い緑の葉は、もう少し頑張れるのかもしれません、
足元の、新芽の為に。
今週水曜日、4日が立春、前日が節分。
恵方巻を食べた人も多いかもしれないけど、
やっぱり、豆をまいて、一年の邪気を払い、
新しい年、立春を迎える。
その方が、しっくり、来るような気がするのです。
カレンダーでは、新年が始まっているにせよ、
去年の後始末やら、
正月気分が抜けなかったり、
スタートが思うように行かないことが多いから、
もういちど、仕切り直しで、
新しい年を迎える、
そんな日だと思うのです。
「暦の上では春なのに」、なんて嘆くことなく。
ようやく、世の中も動き始めたみたいだし。
昔は年の数の何倍も、食べた豆も、
いまでは、数を気にせずに思う存分食べられる、
ただ、普段黒豆を食べている身にとって、
ちょっと、物足りない味なのです、
気になって調べてみると、
黒豆は、大豆のなかの、ひとつの種類。
イソフラボンの量の違いは、大きくなさそうだけど、
お菓子の代わりに食べるには、
やぱり黒豆の方が美味しい、できれば、丹波の。
そう、もうひとつ、調べついでに、
枝豆は、大豆の若い時期のもの、
小豆は、大豆とは違う種類の豆なんだって、
漢字では、「大」「小」でなんか、関係あるみたいだけど、
Mariah Carey - Vision Of Love Live Showtime At The Apollo 1990
これが、馴染みのマライヤだよね、、
もう二十五年も前なんだ、
ふと、ひばりさんと比べてしまうのは、
私が昭和の人の証だからでしょうか。
南天の実を食べにくるのか、
よく見かける小鳥。
ちょこちょこと飛び回って、
また、どこかに飛んでいく。
目にするのは、
もう少し緑が濃くって、
ちょっと、光沢があるかな、
ネットで探してみたら、
一番似ていたのがメジロ
今日から二月、もうすぐ節分
とはいえ、メダカ池に氷が張る寒さだし、
先日ようやく、初雪を見たくらいだから、
まだまだ、春は先のこと。
もう少し、冬の寒さを楽しむ季節が続きます。