妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

好きなもの、好きなこと、
思いついたまま綴っています。

好きの範囲は人それぞれ、お注意下さい。

妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

いくつかの叶った夢、 数え切れないほどの忘れ去った夢、 平凡だけど、悪くはなかったと思う日々。 変わりのないことを嘆くのでなく、 変わらないことに安堵する、 でも、目を開ければ、小さな様々なことが変わっていく、 そんな小さな変化を言葉に綴り、 週末には酒を飲み、 日々、恥ずかしい妄想を、写真とともに、更新する。 そんなブログなのです。

呑んでいるお酒は 48

2017年10月29日 | お酒

西暦2017年にちなんで、

標高2017メートル(正確には2017.1mとなっています)の雲取山へ、

東京都で一番高い場所。

色々あったけど、その途中、七ツ石山直下の水場で汲んだ水で、

週末夜会。

お相手は、東京からは、離れた

宮崎県 都城市 霧島酒造株式会社

茜霧島

原材料:さつまいも(南九州産さつまいも100%使用)、米こうじ(国産米)

品種:タマアカネ

アルコール分:25%

いつもは、炭酸水の味付けとして飲む霧島(黒ラベル)

偶然教えていただいて、偶然見つけて、

そのまま夏を越えてしまった、とっておきのお芋さん。

いつもとまったく違う味、まろやかで優しい味は、

茜霧島そのものなのか、七ツ石の湧き水だからなのか、

疲れた体の、その細胞の、さらにその中のミトコンドリアにまで、

染み込んでいく感じ。

 

今年最初のお湯で和ませたお芋さん、

お芋さん、それ自体の美味しさと、

和ませたお水の品の良さが合わさって、

疲れを溶かしてくれている。


土曜日、雨の夜

2017年10月28日 | 季節

早く山を降りてきて、いつもの土曜日のルーティーンを、

予約のCDを取りに図書館へ、

いつもと同じ道、でも、いつもと違う時間、そして雨、

路面に光る街灯が、なんとも風情がある。

いつもの風景、いつもの週末の雨だけど、

時間が違うと、こんなにも風情が違う。


空が広い

2017年10月24日 | 季節

暦では、もう秋の節季の最後。

冷たい秋の長雨は、

山の上では雪になっているよう。

夏に出かけた場所も、雪景色のよう、

そして、いくつかの山小屋では今年の営業を終わらせている。

まさしく、霜が降る季節。

 

台風が通過した昨日、

その台風を追いかけるように東北へ、

年末に向けた準備の旅、

その地も着く頃には晴れ、澄んだ青空が広がる

高い建物がないから、空がとても広く感じる。

山は、そろそろ色づき始め、秋の終わりの始まり。

美味しい食べ物とお酒に舌鼓を打つ。

ほんの小さな、そして唯一の役得。


雨の週末、もの想いの秋

2017年10月22日 | 季節

シトシト降る雨ならば、物想いに耽りながら雨を見ることもあるけれど、

今日の雨は、ザーザーと激しく降る雨、

思うのは、この先どのくらいの雨が降るのか、

そして台風は、どこに向かうのかということ、

予報によれば、明日の朝、ちょうど関東のあたり、

まあ、仕方ないか、自然をどうこうするなんて、驕りも甚だしい、

 

それよりも、台風が過ぎた後のことを考えよう、

きっと、爽やかな秋晴れが待っているはず。

 

窓の外、どんなに激しく雨が降っていても、

シトシトの雨であっても、

ぼんやりと思い浮かぶのは、好きな人のこと、

相手は私のことなんか、思い出しもしてくれないけど、

それでも、想い続けてしまう。

こんな気持ち、重たいよね、


呑んでいるお酒は 47.1

2017年10月22日 | お酒

今日も一日雨降り、

それに、台風までも近づいているって、

でも、この台風が、秋の長雨を追いやってくれそうな気配。

はや、月曜日休校を決めた学校もあるよう、

ちょっと心配な空模様なのは間違えない、

 

私はといえば、変わらずに、一人夜会、

昨夜の残りの

福岡県大川市 若波酒造合名会社

若波 純米吟醸 壽限無

原材料:米(国産)、米麹(国産米)

原料米:壽限無(酒造好適米)ー 山田錦と夢一献を交配した新品種

精米歩合:55%

アルコール分:16%

製造年月:17.9

 

燗にしてみようかと悩んだけれど、

結局、昨夜よりは少し低い温度で、

冷蔵庫から出して、こ半刻、

このくらいの温度の方が、甘みが引き立つみたい

あるいは、

一晩空気と触れ合うことで、まろやかさが増したのかも。

つくづく、お酒って生き物、

それも、くるくるとその表情が変わり、女の子のよう。

もちろん、熟成が進めば、、

大人の味わいを醸し出すのですが、

基本、日本酒は、一年限りのものですから、

女性ではなく、女の子と、言わせていただきます。

 


呑んでいるお酒は 47

2017年10月21日 | お酒

 

都内を動き回った金曜日の午後。

人込みのの中、運慶の仏さまの、セクシーな背中にワクワク、

山手線と呼ばれるタイムマシーンを使って、

ほんの十分少々で数百年の時を越え、江戸琳派の絵画へ、

鮮やかな色彩を楽しみ、

今度は、徒歩で、現代へ、そして、宇宙へ、

若い画家さんの描く女性は、女性アイドルと同じように似た顔、

角がなくなったエウロパの人は、、、

そんな秋の金曜日の締めは、、

私にとっての定番のお酒で一人夜会。

福岡県大川市 若波酒造合名会社

若波 純米吟醸 壽限無

原材料:米(国産)、米麹(国産米)

原料米:壽限無(酒造好適米)ー 山田錦と夢一献を交配した新品種

精米歩合:55%

アルコール分:16%

製造年月:17.9

軽い甘さが口の中に広がる、のど越しは酸味と共に、

味は、舌だけで感じると思っていたけれど、

喉にも味覚のセンサーがあることに驚く。

 

麹の香りが、鼻の奥の香りのセンサーをくすぐり

ひとときの幸せな時間。

美味しいからと呑み過ぎに気をつけながら、

一週間を、今日観た仏様と花鳥図に想いを馳せる。

エウロパの美人は、どうなったのでしょうか。


青空に誘われて、昼休みのお散歩

2017年10月18日 | 季節

久しぶりの青空、そこし肌寒いけれど、

それ以上に日差しが気持ち良い。

秋の長雨といえ、夏からずっと雨ばかりの日、

いつも以上に、お日様が、青空が恋しい。

久しぶりに、昼休み、赤坂バラ園まで足を伸ばしてみる。

 

我が家の薔薇だけでなく、こちらの薔薇も、

今年の天気のゆえか元気がない、

少ない薔薇の花の中の一輪が今日のトップの写真。

 

フラフラと会社に戻りながら、

いつものカエデの木まで、

新しくできたビルを背景に、

もちろん、色づくのはもう少し先にこと、

 

そういえば、去年同じような場所で撮ったとき、

ビルはまだ建設中、鉄骨がむき出しで、

クレーンが立っていた気がする。

 


いつ見ても何か新しい発見があります

2017年10月15日 | QOL

最近、北斎がブームになっているらしい。

いつもなら、静かに鑑賞できる太田美術館

鑑賞する人が列をなしている。

これほどこの美術館が混んでいるのは初めて、

それも、北斎の富嶽三十六景が一度に見られるから。

今回の発見は、黄緑色の鮮やかさ。

そして、広重ブルーと呼ばれるベロ藍をベースの絵の素晴らしさ

藍の冷たい感じが、風景の寂しさを見事に演出しているのです、

そして、萌黄色と言うのでしょうか

一段とあざあやかに輝いています。

 

そして、忘れてならない、応為ことお栄さんの

「吉原格子先之図」

幾度見ても光と影の対比が素晴らしいのです。

 

大混雑の館内ですが、

皆さんなぜか列を作って鑑賞されている。

ところどころ人が途切れているところがあるから、

そこを狙って、ゆっくり鑑賞できるのに、とても不思議。

順序立ててみるものでもないと思うのですが、、、


呑んでいるお酒は 46

2017年10月15日 | お酒

思いを寄せる女の子が、髪型を変えた、

一目見てわかるほど、髪の長さが短くなって、

その効果なのか、可愛くなった。

あるいは、単に目新しさという目の錯覚なのか、、

でも、こちらが恥ずかしくなるくらいに素敵になって、

ちょっと、ドキドキ、あたふた。

 

気がついたのは、自身でも行った通り、

ドラマチックな変化だったからではなく、

しっかりと、見つめている証しだってことに、

そう思ってくれるといいなと、

 

お酒でも、幾つか蔵元さんのお酒は、定点観測。

それは、まるで週末の並木道と同じ、

その中の一つが今宵のお供、

山口県宇部市 株式会社永山本家酒造場

特別純米 ふかまり 貴

原材料名:米(国産)、米麹(国産米)

原料米:山田錦 100%

精米歩合:60%

アルコール度数:15度

製造年月:2017.09

口上にある通りに、冷や、つまり常温で、

ふくよかな香りと奥深さを予感させる味が

口の中いっぱいに広がる。

 

この季節の室温ならば、

酸味が脇役に下がり、さっぱり感を醸し出すことになる。

日本酒の辛口論争があるけれど、

甘さの対義語の辛さの意味で、

昔の安いお酒みたいに、舌に刺激を感じる、

それは、本当の辛さでなく、ただの化学的な刺激で、

個人的には、さっぱりとした、のど越しの良いお酒を指すのだと、

理解しているのです、

 

閑話休題

そして、食欲の秋、

飲屋街から、美味しい香りが漂ってきます、

冬を前にして、脂ののったお魚、お肉、

旨味を蓄えた野菜、甘さを増した果物

そんな秋の味覚を引き立てるお酒です、

 

少し、温めてみようかな、、、


秋の長雨

2017年10月14日 | 薔薇

秋晴れの爽やかな陽の光を浴びて咲いて欲しかったけれど、

こればかりは、なんともし難く、その時々、咲いた時が一番美しい。

しっとりと小糠雨に濡れたばら、

今年の新苗だからか、それとも秋の薔薇の特徴からか、

小ぶりのブルームーンが咲きました。

小さいとはいえ、これもまた薔薇の特徴の甘い香りを纏っています。

その奥には、最後の朝顔が、

蔓棚は外したのですが、いつかの花芽が見えたので、残しておきました。

本当は、潔く店じまいが「スジ」なのでしょうが。

諦めの悪い私の性格ゆえの無粋なたくらみとご容赦のほどを、

 

 


再び、雨模様の週末

2017年10月14日 | 季節

予報通り、冷たい雨の降る週末。

細かい雨、傘をさしていても、濡れてしまう小糠雨。

空模様といい、雨の冷たさといい、まさしく秋の雨。

 

いつもの並木道に出ると、

なんだか空が広くなったような、

先週の写真と比べてみるとその違いは歴然。

落ち葉の季節を前に、街路樹の剪定なのです。


呑んでいるお酒は 45.1

2017年10月09日 | お酒

同じ量を飲んでも、

体調によって適量だったり、飲む過ぎてしまったり、

若い頃ならば、翌朝計算して、一升近く飲んでも、平気だったのが

近頃では、四合まで、

それでも時に臨界を越えることもあるのです、

変わったのは、自分の体、

加齢とともに、衰えを感じるのは、運動や集中力だけではないのです。

ましてや、昼間からお酒を頂いた日。

二合で止めた自分を褒めてあげたいのです、

そんな自分へのご褒美は、昨夜の続き、

広島県東広島市 金光酒造合資会社 

賀茂金秀 特別純米 13

原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)

精米歩合:こうじ米 50%・掛米 60%

アルコール分:13度(原酒)

製造年月:2017.10

 

封を開けたこと、冷蔵庫から出して時間を置いたことで、

昨夜とは、違う味わい。

温度が少し高いのに、甘さが薄れ、さっぱりとドライな味わい。

広島の名産牡蠣に合わせたくなる味、これぞ本当の辛口。


いつもの散歩道

2017年10月08日 | 季節

朝のうちは雲ひとつないお天気だったけど、

午後になると雲が増えてくる、

いつもの散歩道だけど、

曜日が違い、時間も違うと、

日差しの加減だけでなく、人通りが変わり、

見慣れたはずの景色だけど、

どこか違う場所のような気がするから不思議。

 

ここの並木はまだみたいだけど、

ギンナンの香りや踏まれて潰れた実の残骸を目にする。

しっかり見ておかないと、季節は、通り過ぎてしまう。


秋を楽しむ週末

2017年10月08日 | 季節

秋晴れの爽やかな、気持ちのよいお天気。

暑くなるといっても、予想気温は30度には届かない。

少し残った雨の湿り具合が、ちょうどいい。

 

でも、これ日が落ち、かけ始めたお月様が顔を出すと、

急に冷え込むこのごろ、場所によっては、露を結ぶ。

名前の通り、寒露の季節。

 

北のほう、山の上から紅葉の知らせ、

そして、初雪の便りも、

小さな庭の秋の手入れを始める季節


呑んでいるお酒は 45

2017年10月08日 | お酒

昼間の暖かさが記憶違いかと思うような、

日が落ちてから、ぐっと気温が下がり、

そろそろ虫の音も小さくなる十月、

秋のお酒が出回り始めます。

出かける酒屋さんの幅を広げたことで、

新しい出会いが広がっています。

そんな中、外呑みでは頂いたことがあるけれど、

一人夜会ではあまり機会のなかった地方のお酒を、

広島県東広島市 金光酒造合資会社 

賀茂金秀 特別純米 13

原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)

精米歩合:こうじ米 50%・掛米 60%

アルコール分:13度(原酒)

製造年月:2017.10

 

さっぱりとしたノドこし、サラサラとしたお米の甘さ

アルコール度数が低いの理由でなく、飲み易いお酒、

でも、しっかりとお米の味わい、甘さが残っている、

広島のお酒って、さっぱりとした辛口だとイメージが残っているのですが、

ちょうどその中間、さっぱりとしているけど、甘さも隠れている。

うまい具合のバランスのとれた味わい。