ご自身の性認知(Sexual identity)は、なにですか。
あなたの
性的指向(Sexual orientation)はどちらを向いているのですが。
そんなことを考えたことがありますか。
多くの人は、肉体的な性とご自身の性への認知は同じだと思いす。
そして、性的な対象は自分とは異なった性と答える人が多いと思います。
このブログにアクセスしている人は、ちょっと違う答えが返ってくるように思います。
肉体的な性と意識の性。そして性の対象(誰を好きになるか)
それらは、個人によって様々である。それが当たり前なのだと思います。
多数決をしてみて、肉体的性を気持ちが一致し異性を愛する。
そんな人が多かっただけのことだと思います。
もちろん、生物学的な必要性の結果だというのは簡単ですが。
同時に、同じ理由で、少数派の存在も、袋小路かもしれませんが、必要なのです。
必要という意味は、ホモサピエンスという種を残す目的においてです。
社会は、残念ながら生物学的ほどには、寛大ではありません。
やっと、性的指向性の許容範囲が広がってきたとはいえ、
性認知については、病気ではないという認識が一部にあるだけです。
大多数の人は、多数派に甘んじて、自らの性について、考えることもしません。
少しでも、ジェンダーとは、自分の性認知や性的指向について目を向ければ、
もっと、社会は多様性を認め合う、自由な社会になると思うのです。
そんなきっかけのために、
そして、ご自身の性について不安のある方に勧めたいのが、
「知った気でいるあなたのためのセクシュアリティ入門」夏目書房です。
私自身、自分の性認知、性的指向についての不安が少しだけ楽になりました。
そして、それらを再確認することができました。
性認知は、70から90%程度男の子。残りは女の子に近づきたいという願望です。
性的指向は、相手の女性性の度合いが高い方が望ましいと思っています。
あるいは、バイセクシャルな性的指向が無いと言った方が適切です。
SMという要素が、性認知、性的指向双方に強い影響があります。
こんな風に考えてみる事も、自分を見つめなおす意味で必要ではないでしょうか。
私の場合、この本が、良いきっかけになりました。