しとしとと降る雨、ちょっと肌寒さを感じるのは、
梅雨の前線の上か下か、北か南かの違い。
夜半に降り始めた雨が、お昼過ぎに一休み。
そんな時を狙って、紫陽花を見にお散歩。
やっぱり、この花は、雨がよく似合う。
しっとりと濡れた花びらに、鮮やか色。
晴れた空よりも、今日みたいに、低い雲に覆われた日が一番似合う。
土壌の僅かな違いが花の色を変えるっていうけれど、
同じ株でも、微妙に色が花を見るたびに、
「移り気」っていう花言葉を自然に思い出してしまう。
しとしとと降る雨、ちょっと肌寒さを感じるのは、
梅雨の前線の上か下か、北か南かの違い。
夜半に降り始めた雨が、お昼過ぎに一休み。
そんな時を狙って、紫陽花を見にお散歩。
やっぱり、この花は、雨がよく似合う。
しっとりと濡れた花びらに、鮮やか色。
晴れた空よりも、今日みたいに、低い雲に覆われた日が一番似合う。
土壌の僅かな違いが花の色を変えるっていうけれど、
同じ株でも、微妙に色が花を見るたびに、
「移り気」っていう花言葉を自然に思い出してしまう。
梅雨の晴れ間、夏のような日差し。
でも、空気は、どことなく湿った感じがする。
まだまだ暑さに体が慣れていなくて、
日差しに当たるだけで、疲れてしまう。
とはいえ、せっかくの晴れの日だから、
暑さに慣れるためにも、お陽様に当たらないと、
今年、ちょっと悪戯を企てている。
朝顔の種、双葉まで育ったところで、
近所の広場に移植している、
野の草ばかり、手入れを忘れ去られた場所、
生き物の生命力は強く、
しっかりと根がつき、
蔓を上に伸ばす準備を進めている。
花が咲いたとき、
イタズラを企てた真犯人がバレてしまうかも、、
区役所から苦情が来たら、どうしよう。
手に取ろうと思えば、いつだってそう出来たけれど、
少しの間、我慢していた。
いくら大好きな蔵元さんの作品とはいえ、
連続だと、味がぼやける気がして、間を開けた、
今週の頭から、想うのは、このお酒のことと、もう一人のこと、
それが、ようやく、手元に、目の前のグラスに注がれ、
シュワシュワした、濁ったお酒が、呑まれるのを待っている。
福岡県 大川市 若波酒造合名会社
Wakanami Sparkling Sake
原材料:米(国産)米麹(国産米)
原料米:寿限無100%
精米歩合:55%
アルコール分:13%
去年に続いて、今年も、出会うことのできたお酒。
冷蔵庫から取り出し、そのままグラスへ、
シュワシュワした発泡の音が、湿った空気を少しだけ乾いたものしてくれる。
口の中で弾ける泡が、味蕾を刺激して、目覚めさせる。
そこに、若波さんの甘さを感じると、頬が緩み、幸せな気分になる。
酸味が表に立たないのは、温度が低いからか、それとも、蔵元さんの技なのか、
最近避けていた酸味を探してしまうほど、品の良い甘さが味の基本。
もちろん、酸味も隠れていて、いい具合の隠し味に。
夏を越したお酒なら、しっとりと、まったりとお付き合いしたいし、
若くて、ピョンピョン跳ねる、若いお酒なら、その躍動を見守りたいけれど、
この季節のお酒ならば、若さと成熟の間の味を、
拗ねて、弾む勢いがなくなる前にサクサクと頂く。
それが流儀かもしれないと、
四合瓶が寝転んでしまいそうな、言い訳に過ぎないのですが、
味の変化なんて、どうでもいいから、
今、一番美味しい状態で飲み干してしまうのです。
梅雨なのに、雨が少ないって書いたばかり、
初めのうちは梅雨らしい雨だったのが、
次第に、風雨が強まり、嵐のような天気。
夕方になって雨がやみ、お日様が顔をのぞかせることもあったけど、
雲の流れが早く、それも一瞬、
その風も、南の湿った風で、なんだか台風の後みたい。
昼間が一番長い日なのだから、
最初から最後までお天道様に顔を出していて欲しかったけど、
こんな天気に当たるのも巡り合わせせ仕方のないこと、
日が沈むと、風向きも変わったみたいで、
今度は涼しい風が吹き始めた、
めまぐるしく風向きが変わるのも、
今日の雨が、梅雨の雨じゃない証かな。
とはいえ、雨の後、晴れ間が広がると、草木の成長が早くなる。
毎日の水やりを欠かさなくても、
自然の恵みっていうか、自然の力の強さを感じるのです。
明日は、晴れ、
地面に染み込んだ空気をいっぱいに吸い上げ、
お日様の光を浴びて、
草木が勢いよく育つ日になるのかな、
今日は、夏至。
暦の上では、夏も折り返し地点、
でも、体感的には、夏はもう少し先。
昨夜のお供、
惰性に流されれば、一回の夜会で呑んでしまったけれど、
踏みとどまって、二合には足りない量を残しておいた
金沢涼風を「酒」前酒に、
丁度良いほろ酔い加減になったところで、
今宵の真打として、お芋さんをソーダと馴染ませて、
外飲みならば、炭酸水の焼酎割りなのだけれど、
家呑み、一人夜会だから、お芋さんが主役。
本日の主演は、
宮崎県小林市 すき酒造株式会社
須木
原材料名:さつまいも、米麹(国産米)
アルコール度数:25度
最小限のスペックした記載されていないラベル、
困ったことに、蔵元さんのサイトにも載っていない限定品、
黒麹仕込みだとの表示、
こうなると、自らの味蕾を信じるしかないと、腹を括るのだけれどけれど、
そんな想いは杞憂でしかなく、
癖がなく、優しいお芋さんの甘さが口の中で広がり、呑みやすいお芋さん。
ちょっとだけ、体が、それも、体の芯から冷やされる感じがあるのは、
ロックに近い濃さで飲んでいるだけが理由ではないと、
この先、梅雨が、真面目な梅雨になり、
許して下さいと懺悔したくなるような暑さを迎えた時
お芋さんを、氷と炭酸水で和ませるやり方が一番良いと、再確認させてくれた。
この子をもっと美味しく呑む為なら、暑さも我慢できそうな気がする。
局地的な、通り雨、ゲリラ豪雨みたいな雨は降るけれど、
古典的な、教科書の載せても良いような雨がないのが、
今年の特徴なのでしょうか。
人間、とりわけ私は、ないものねだりなのでしょか、
ジメジメとしたうっとしい季節を、恋しくなったりもします。
それ以上に、
季節は、季節通りでないと、生き物たちには、ちょっと不都合、
それは、通り雨とはいえ、雨の後、野の草花の勢いの違いがあるからです。
深夜、開け放した窓から、心地いいけど少し冷たい風が入ってくる。
ジメジメとしたこの季節だから、多くの蔵元さんが夏酒と称して、
さっぱりとした味のお酒を出してくる。
今宵選んだのもそんなお酒、
石川県 金沢市 株式会社 福光屋
福正宗 金沢涼風 純米吟醸 生貯蔵酒 金沢酵母仕込み
原材料名:米、米麹
原料米:全量酒造好適米使用 五百万石 十割(石川県産)
精米歩合:60%
アルコール分 16度
ラベルの風になびく柳の葉が涼しげ、
お酒だって、見た目の、器の、ラベルの雰囲気も味のうち、
のど越しもサラサラとして、味もさっぱりしている、
金沢の、と言っても、訪れたこともないのですが、涼風を感じさせるお酒、
先週末までは、残り3試合で二敗しなければ良いと、
そんな楽観的な、というより、調べもせずに浅はかな予測をしていたのだけれど、
引き分けに終わった試合の後、よくよくスケジュールを見てみると、
残りの2試合、一勝しなければならないと、気がついたのです。
それは、サウジにとっても、オーストラリアにとっても同じ、
でも、対戦相手を考えると、難易度がはるかに違うのです。
きっと、彼らは一勝一分けを目指してくるはず、
引き分け狙いの強豪相手に、点を奪えるのか、
不安は募るばかりです。
何せ、動けない、スピードに欠ける選手が前にいるのですから。
八年という年月の残酷さを感じてしまいます。
残念ながら、三位になってしまったらどうなのかと、
そしてもう一つのグループを見ると、
韓国がもたついているのです、ここも、ひょっとすると最終戦までもつれるかも、
その時、負けるとなると、
アジア地区、五位の決定戦が、日本と韓国。
それは、それで見て見たい気もするのだけど、
なんだか、怖い気持ちが、、
とはいえ、
昨日の試合引き分けで終わった時、
二十年ぶりに、自国が出場しないワールドカップをみることになるかもと、
大昔、それが普通のことだったのだけど、
久しぶりに見る、自国が参加しないワールドカップってどんな気分なのだろう。
一つ確かなのは、寝不足の日が少なくなることだけど、
先週末、蕾だった双子の薔薇の花、
今週にはもう満開を過ぎてしまいました。
もう少し残してもいいのかもしれないけれど、
夏の花のために、剪定。
少し、長めに切って、夏を待ちます。
アイスバーグは、二番目の花芽が伸びてきたけれど、
少し元気がなさそうだから、
夏の花は諦めて、秋を目指して、花芽を剪定。
苗自体の元気を取り戻してくれるといいのです。
春の薔薇の花が全て終わったことで、
我が家の庭は静かなになるはずですが、
今年は、ラベンダーが、ひっそりと。
もう少し、香りが立てばいいなと、
こちらも、少し花を刈り込んで見ました。
きっかけは、なんだったのか、忘れてしまったけれど、
町内会の盆踊り、記念に配り始めたメダカ、
その残りを分けてもらったのが最初だと思うのです。
以来、家の中には、吹奏が、玄関先には、りんご箱の発泡スチロールが
その時々の同居人は、アメリカザリガニ、金魚、ドゼウと変わったけれど、
脈々と命を伝えてくれている、
ぼんやりと眺めていると、少し心が落ち着き、洗われるような、
毎朝、餌を求めて、近寄ってくる姿に心癒されるのです。
そんなメダカくん達のおかげ、会社のメダカ博士?(おじさん)と呼ばれ、
少し分けてあげたお返しに頂いたのが、
三重県 四日市市 株式会社タカハシ酒造
伊勢の白酒(しろき) 古式二段仕込み
原材料名:米・米こうじ 国産米100%使用
精米歩合:65%
アルコール分:12度以上13度未満
自分ではあまり手を出さないタイプのお酒、
「ふき出し注意」のラベルが、このお酒の活きの良さを示している。
濁り酒、酸味の代わりに、シュワシュワ感が味蕾を刺激して、
甘さに敏感にしてくれる。
きっと、冷たくなかったら、ちょっとくどい甘さかもしれないけど、
冷えたまま呑むにはちょうどいいかも、
でも、生酒だけに、酵母くん達が目覚めた後の味も楽しみたいから、
ちょっと呑むペースをスローダウン。
追記、
お猪口に注ぐ時のシュワシュワした音が心地いい、
冷たさが、なくなり、それに比例して甘さが目覚めてくる、
甘みに深みが増したのは、酵母くん達が元気な証拠。
お酒らしくない香りに、ついつい杯が進んでしまう。
目覚めた酵母くん達は、お腹の中で活躍してくれるはず。
確か、梅雨入りしと、発表があったような、
肌に触れる空気が少し重たく感じるぐらいが変化かも、
お天道様の力は、週ごとに強くなって、影が週ごとに濃くなっています。
先週撮っておいた紫陽花の花だけど、
今週は、どこまで成熟したのかな、
でも、ゲリラ豪雨の雨はあったけど、
梅雨らしい雨がないから、
ちょっと、紫陽花もシンドイかも。
ツイッターの履歴が、実際のところは、Tumblrの履歴だけが積み上がった週。
アクセス数も、二桁までに落ちてしまいました。
休み明け、休養十分かといえば、そうでもなく、
自分に課した決め事とはいえ、それに追い回されたツケを解消するには、
もう少し、時間が必要かもしれません。
とはいえ、金曜日。欠かせないのは、一人夜会。
仕込んでおいたお酒があったのだけど、
それを飛び越してまで、呑みたいお酒の入荷案内が、
福岡県 大川市 若波酒造合名会社
若波 純米吟醸 FY2
原材料 : 米(福岡県産)、米麹(福岡県産米)
精米歩合 : 55%
アルコール分 : 15%
酵母 : ふくおか夢酵母2号
去年は、夏至を過ぎた頃に頂いたお酒、
今年は、芒種と夏至の間、満月の夜に呑む。
最近、酸味に弱いけれど、この蔵元さんの酸味ならば大丈夫。
冷蔵庫から取り出したばかりの頃は、冷んやりとして軽い喉越し、
酸味もそれほど感じないのだけれど、
冷蔵庫から出して小半時、今時分が一番酸味の強い温度帯。
空気になじませながら、酸味を軽くしようと、待つ時間。
再び口にすると甘みが口の中に広がり、予定どおり。
けれども、体内のアルコール濃度が上がり、
味覚が正確に作動しない、悲しさ。
朝(あした)のことを考えると、ここいらで止めて置くべきだけど、
残りの量を見ると、、、
それに、ようやく、目覚めてきた、フルーティーな味わいが惜しくて、
追記、
予想通り、酸味地獄の温度帯から離脱して、
甘みが前に出てくる。
酸味は、残っているけれど、
それは、甘みを引き立てるための脇役に、
結局、
四合瓶が空っぽに、
朝、辛いかもしれない、
でも、
美味しい、好きなお酒なら、それほど酷くはならないはず、
そうであっても、好きな蔵元さんのお酒だから、本望。
いつか、この子を、気のおけない人達と、美味しい肴と共に呑みたいのです。
一週間のうちに、緑がより濃くなりました。
先週は、雨の後だったからか、鮮やかな眩しい緑で、
同じ場所でも、まったく違う風景になりました。
日差しがないぶん、風も爽やかで過ごしやすい日。
そろそろ紫陽花の花もちらほらと、
もうすぐ梅雨。
爽やかな過ごしやすい日々も残りわずかです。