通勤電車

毎朝の通勤、通学。
同じ時間、同じ車両に乗ることが多いのです。
なんとなく、
毎朝決まった時間に目覚まし時計に起こされ。
出かける準備をする。
経路同じで、始業時間も決まっている。
そうなると、
同じような時間の同じような場所に乗るのは
当たり前のことで、
異動の時期に、少し入れ替えはあるけれど、
同じ顔ぶれの人たちと乗り合わせることが多いのです。

普通なら、毎朝の風景にすぎないはずが、
少し気になる存在になる。
他生の縁の濃さを感じてしまうことがあります。
単に、心に残るほどの月日、見かけているから
自然に気持ちが動いてしまうだけなのかもしれません。

そんなふうに感じた経験は、
性別に関係なく、多くの人にあるようです。
不都合がないかぎり、ルーティンを変えることはないし、
姿を探したり、見かけないと気になったり、
そんな感情は誰しもがあるようです。

相手の方にとって、私は、
ただの風景なのか、視野に入っているのは、
さだかではありません。
でも、朝、姿を見かけると、
今日が良い日になるような気持ちになるのです。
帰宅の電車でも、
その人を探してしまうこともあります。
すれ違ったからといって、何かが起きるわけでも、
何かを起こすには、お互いの薬指が目障りなのですが、
それでも、期待して、車内を見回してしまうのです。

おひとりさま

アラｘぃという年代の括りは、
基本的には、around　XXXXtyいうのですから、
前後という意味だと思っていたら、
十の位の数字が変わったら、その対象ではないそうです。
幸い四捨五入して大台になる年齢もまた、
その対象ではないそうですから、
Under－アラフィが私の立ち位置になりそうです。


二十台のころ、四十台の人たちが
すっごく、大きく見えたものです、
２０年後、あんな大人になれるのか、
それとも、ただのオジサンになっているのか、
あまりに遠い先のことで、
皆目検討がつきませんでしたし、
どうなっているか、深く考えたこともありませんでした。
ただ、ただ、目の前にぶら下がった事を
追いかけて、２０年が過ぎたというかんじでしょうか。
２０年前、当時の流行り言葉でいえば、
クリスマスや、大晦日のころは、思いもしなかったことで、
元旦になることを、なにか恐れていたような気分もありました。

アンダーアラフィの今、
過去のことも、未来のことも、
考える時間ばかりが増えたように思うのです。
とりわけ、私のような
女性の服を着たり、バストを大きくしたり、縛られたり。
保守的な人の目からみれば、ただの変なおじさんでしかない、
私の末路はどうなるのか気になるこのごろなのです
そして、手に取った本が、

「こんな男は捨てられる」　山崎世美子著　ソフトバンククリエイティブ刊
「男おひとりさま道」上野千鶴子著　法研刊

捨てられることを覚悟して、お一人様の道を精進すべく、
心構えだけは、作っておかねばと思うこのごろです。
笑ってしまったのは、
立ってトイレを使わないこと。
一人暮らしの男性の知恵として、
トイレ掃除の手間を省くために必須だとありました。
さっそく実行しています。
老後の心配だけでなく、
ただその方が自然だって思う時があるので。
ちゃんとトイレットペーパーで拭いて、
粗相をしないように気をつけています。

良いお天気

真冬のような寒さの一週間でした、
昨日、朝雨戸をあけると、
屋根には、白いものが、
４月に雪なんて、なんか信じられません。
ようやく咲いた都忘れにとって、
ちょっと、辛い寒さかも、、

一転して、今朝は
穏やかな日差しで、
気持ちのいい朝です。

なんだか、季節が一カ月ずれているような
そんな今年の春です。

アクセス履歴

ブラウザーの履歴に残る、
YouTubeへのアクセスと内容を見ると、
異性への興味が芽生えつつあることに安心しつつ、
母親の手前、なんとかフィルターをかけようと、
四苦八苦している父としては、
彼のＩＴ力が上がってくると
「狐さん」も見つけてしまうかも、
それ以上に、フォルダーの一番奥に置いてある、
ファイルの扱いにも気をつけねばと思うのです。
でも、そんな不安を感じながらも、
仮説を立てて、実行して、
原因を探して、調整し、試してみる。
そんな繰り返しを自分の力でやっている。
そんな彼の成長も、楽しいものなのです。

時代は替わっても、
母親って、息子の性的な関心に過剰反応するのだろう。
そう思う気持ちとともに、
ＳＭや同性愛、ＮＨやＴＶのサイトへの履歴がないことに、
少し安堵している自分に、不思議な気持ちになります。
自分にその傾向があるから、寛容度は高いと思っていても、
いざわが子となると、
性的関心の入り口がマイノリティであることには抵抗がある。
それが正直な気持ちなのです。
いろいろ旅してみて、その結果、マイノリティであるなら、
それは受け入れることが出来ると思うのですが。

They love him

ＰＣを立ち上げ、ＩＥを開くと、
最初に見つけたのは、ここでした。

もう何も言うことはありません。

第一打席。
とにかく見てください。

おもわず泣いてしまいました。

そして、
極めつけは、これ
ＮＹタイムスのコラムです。

ジーターも言っています。
He is totally fluent in English.

明日からは。
ヤンキースタジアムで
大ブーイングを聴けることを祈っています。

I love New York

本拠地のデビュー戦で満塁ホームラン。
こんな劇的なデビューをする選手を
ヤンキースのファンにも受け入れてもらえるだろう。
そんな意味合いの日記を書きました。
そして、最後になるかもしれない本拠地でのゲーム
勝てば、ワールドチャンピョン。
そんな試合で、またしてもホームラン。
打点のほとんどを叩き出し。
シリーズＭＶＰ。そして最後のゲーム。
月並みな表現ですが、
物語の世界でも、ありえないと思います。
でも、ヤンキースのファンの心に残るかどうか、
疑問なのです。

ＭＶＰの表彰の時、
I love New York, I love Yankees. I love Yankees fan.
ただ、それだけを英語で言ってくれたなら、
永遠に、ＮＹの人々の心に刻まれたに違いないのに。
通訳を通して話すなんて。
チームメイトとの会話には、困っていないはず、
よしんば、そうでなくても、簡単な表現でいいから、
自分のことばで、自分の気持ちを伝えないなんて、、、、
とても幻滅したことを覚えています。
そのことで、契約が変わったとは思わないけど、
そんなこと関係なく、英語で話すべきだったと思うのです。
ＮＹの人々から、もっと愛されたと思うのです。

前年のワールドチャンピョンは、
次のレギラーシーズンでの本拠地での開幕戦で
記念の指輪が送られるそうです。
現地時間の今日、それがヤンキースタジアムであります。
対戦相手は、エンジェルス。
一人赤いユニフォームを着た彼も、
そのリングを受け取るのです。

その時、ニューヨークの人たちは、
彼にどんな言葉をかけるのでしょうか。
試合での活躍も楽しみなのですが、
この試合だけは、そのセレモニーの方が、
個人的には、関心が高いのです。
インタビューがあれば、
英語で受け答えしてくれると良いのですが。

コメディアンヌ

ほとんど、テレビを見ない私でも、
気になる番組はあるもので、
それらが、ＮＨＫの11時以降に集中しているのです。
その時間が、ようやく大人の時間だというのは、
１１ＰＭに時代から変わっていないのですが、

そのなかでも、一番のお気に入りは、
サラリーマンネオ。今月から復活です。
半年サイクルでの放送が、
脚本の質を保つには丁度良いようで。
大声で笑うのではなく、
ユーモアのセンスが私の波長に合い、
限りなく馬鹿馬鹿しい設定もまた、楽しいのです。
ネオが始まるのは、うれしいのですが、
残念なのは、祝女が終わってしまったこと、
昨年の秋から、ネオに続いて始まったのですが、
私にとって、最大の不覚は、
この番組をフォローしていなかったこと、
脚本も良いし、出演者も素敵だし、
一番は、とおさかりえさんが出演していること。
ロッカールームの花子さんでの演技を見て、
日本の女優さんで最高のコメディアンヌだと
思っているほど、お気に入りの女優さんなのです。

秋に、ネオがお休みになったら、
祝女がパート２として復活しないかと、
期待しつつ、再放送の予定をチェックしています。

ニュ－ヨークの休日

実質一日半のＮＹＣ。
昼間はホットドッグだけで凌ぎ、
とことん安いホテルに泊まって、死ぬほど歩き、
グランドセントラルのオイスターバーで
クラムチャウダーと生牡蠣。そして、舌平目。
9ｔｈＡｖｅｎｕｅを越えたイタリアン。
MetにＭｏＭＡ。
お気に入りのショップでお買い物。
バックパッカーなのか、小金持ちのアジア人なのか
自分でも混乱するほど、思う存分楽しんできました。

もちろん、一番の楽しみは、
スーツを買うことだったのですが、
その次は、空母だったのです。
ＮＹＣで空母なんて、
知る人ぞ知る博物館なのですが、
目の前でみるそれは、なかなかの迫力で、
そして、アベレンジャーの大きさにもびっくりです。

そして、成り行きで立ち寄った
エンパイアステートビルディングからの夜景。
ちょっと後ろめたい気持ちもあるけれど、
久しぶりの休日を楽しんできました。

追記、
ＮＹＣの税金って、高いのです。
近い将来、日本もそうなるかもしれないのですが、
結局、円高のメリットが帳消しになってしまうようです。
額面だと、ラッキーって感じなのですが、
クレジットカードの伝票に記載された数字は、、、、、
新しいスーツは手に入れたけど、
縄が肌に触れる機会が、また遠のいてしまいました。
ＳＬとチャットで我慢しなくっちゃ。

お花見

寒風のなか、梅が咲き、
春一番の後、桃が咲きます。
そして、桜。
例年なら、桜の花の写真を更新する季節です。
ただ、今年は、写真を撮る気分になれないのです、
もちろん、いつもどおり、
会社の帰り、遠回りをして、昼休みの散歩がてら、
桜の花を見て回っているのですが、
カメラのレンズを向けるよりも
ただ、じっと眺めていたい。
そんな気分なのです。

ようやく八分咲きの花を
ゆっくりと楽しみたい。
ブログの更新するための写真ではなく、
自分が楽しみたい。
そんな気分なのです。

ソメイヨシノ、八重桜
きっと、桜が散るころ。
イチョウの葉が芽吹き
藤、サツキ、ツツジ
春は、とっても楽しみです。