ようやく我が家の薔薇にも、
二番花の蕾が育ち、ほころび始めた日。
あいにくの雨模様。
濡れた花も、趣きがあっていいものです、
ただ、雨の重みで、折れてしまう事があるから、
ちょっとだけ手を差し伸べてあげないと、
出来ることは限られているけれど。
手を差し伸べるといえば、
何度目かの正直で迎え入れたブルーライト
一ヶ月以上経つのに、家に届いた時のまま、
薄紫の薔薇は、難しいのか、
紫ならば、我が家にはミヤコワスレが似つかわしいのか、、
そんな雨の週末、お供に頂くのは、
兵庫県宍粟(しそう)市 山陽盃酒造株式会社
播州一献 純米吟醸 愛山 澱絡み 生
原材料 米(国産)、米麹(国産米)
原料米 播州産愛山
アルコール分 15度
精米歩合 50%
製造年月 2019.6
昨夜よりも、少し酸味が前面に出てきたかも、
それにシュワシュワ感も、なくなっている。
一口目、ちょっと残念な、ならば、昨夜のうちにと思った瞬間
二杯目を手に取ると、
最初の酸味は何処へやら、
口直しのチーズの濃さが味を整えてくれたかも、
ふんわりと、口の中に広がる、お米の、米麹のふくよかな香り
一日に満たない時間だけど、お酒が成熟している。
爽やかさは薄れているけれど、
味に深みが出てきている。
同じお酒、同じ瓶でも、時間がその表情を変える。
もちろん、時間ではなく、分毎に変わる体温の変化も、
一晩で四合瓶が空かないなんて、お酒が弱くなったのでなく、
楽しみ方を覚えたと、
お酒を頂く方もまた、成熟している、、、、のかも。