妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

好きなもの、好きなこと、
思いついたまま綴っています。

好きの範囲は人それぞれ、お注意下さい。

妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

いくつかの叶った夢、 数え切れないほどの忘れ去った夢、 平凡だけど、悪くはなかったと思う日々。 変わりのないことを嘆くのでなく、 変わらないことに安堵する、 でも、目を開ければ、小さな様々なことが変わっていく、 そんな小さな変化を言葉に綴り、 週末には酒を飲み、 日々、恥ずかしい妄想を、写真とともに、更新する。 そんなブログなのです。

春画を目当てに、、、

2014年10月26日 | QOL

絵をみる事、美術館巡りに興味を持ってから、

新聞はもちろんのこと、車内の広告でも、

美術館のモノがあると、目に留まるこのごろです。

確か、地下鉄の小さな広告で、

この美術館の事を知りました。

小さな美術館なので、見落としがちなのですが、

母体は東洋文庫、その中の美術館で、

が行われています。

興味を持ったのは、北斎の滝、、、もありますが、

本当のところは、「春画」。

浮世絵とはいえ、なかなか目に触れる機会のないものです。

 

展示されているのは、数点、

自分のが恥ずかしくなるような大きさのものが、

描かれていいます。

ただ、不思議と猥雑さとか「エロ」さはなく、

当時の用途から離れ、

他の美人画などと同じように、観賞できるのです。

 

昨年、大英博物館で、春画展が開かれ、盛況だったとのこと、、

何時かは、母国でも、春画展が行われないかと、、

この小さな特別展がその先駆けになれば良いと思いのです。


流体と紺青

2014年10月25日 | QOL

水の動きを、あるいは、

風の、空気の動きを、枝、花の動きで描く。

とらえにくい自然の動きの一瞬を、

浮世絵の平面に取り込む。

水や空気、そう、流体を描くことに、

北斎の右に出るものは居なく、

絵の前に立つと、

滝の音が感じられ、

頬を風が撫でる気がするのです。

 

ペルシアンブルーとも呼ばれる紺青の濃淡をベースに、

様々な色をちりばめる、

あるいは、その紺青と墨の濃淡だけで、、、

100を越える作品、

北斎の素晴らしさを堪能しました。

 

 

24日金曜日午後、美術館に着くと、

なんと、80分待ち。

主催新聞社の招待券の最終日からなのでしょうか。

とても、混雑していました。

それでも、出てみると、列は短くなっていたので、

金曜日の夕方、20時まで開催してるから、

その時間が狙い目かもしれません。

ゆっくりと、北斎と向かい合えるかもしれません。


一雨毎に寒くなるとは思っていたけど、

2014年10月22日 | 季節

二十四節気を気にかけていたものの、

気がつけば、

明日は、秋の最後の節気、

「霜降」とのこと。

 

アメ続きの今週、それも冷たい雨。

残暑も弱く、気がつかないほどだったし、

なにか、今年は、秋が大急ぎで通り過ぎているような、

そんな気がする今年の秋です。

 

東京は、まだ紅葉とまではいかないければ、

道端や川面には、落葉を多く見かけるようになっています。

ひょっとすると、葉が色づくのも、早いかも。

そして、散ってしまうのも、、、早いかもしれません。


秋のバラ

2014年10月19日 | 薔薇

昼休み、赤坂バラ園へ、

 

盛りが過ぎたのか、それともお天気のせいなのか。

思ったほど、咲いていないような、

確か九月、例年に比べて、涼しくなるのが早かったから、

それが理由なのかなって、

ならば、我が家のバラも元気がないは、仕方のない事かも、

と、

自分の手入れの悪さを棚に上げて、

小さな、ビルの谷間の花壇のバラを見て歩く

 

トップの写真は、ブルーライト

一時期、我が家の玄関先で、

甘いバラの香りと品のある薄紫の花を楽しませてくれた子。

いつかは、もう一度育ててみたいなって

 

そう、この公園の前に、

とんがり屋根の西洋のお城風の建物が、

永い間使われていなかったけど、

足場が組まれて、外壁が塗り替えられている。

復活するのかな、、


柔らかな色彩と、

2014年10月18日 | QOL

日本画の特徴って、

西洋の絵画との違いって何かなって、

美術館通いを始めるようになってから、

疑問に思っていました。

もちろん、ググれば、wikipediaで探せば、

その答えは見つかるのですが、

自分で探したい、感じたいと思うのが

私の小さなこだわりです。

その答えの一つを見つけたのが、

菱田春草展」 東京国立近代美術館でした。

 

それは、「鉤勒(こうろく)」

対象となるモノのまわりを縁取る輪郭線。

それを省くことを試みたのがこの菱田春草さんとのこと、

当時は、曖昧とかぼやけていると批判されたようですが、

そのあいまいさに味わいがあると思うのです、

 

淡い色使い、豊かな色彩。

雀、烏、猫 そして葉っぱの一枚一枚に心配りをしている絵は

春草さんの本人の心の優しさを感じます。

重文の「黒き猫」、「落葉」ももちろん素晴らしいのですが、

「雀に烏」 (雀)や、

遺作となった、「雀に梅」に

春草さんらしさが出ていると思うのです。


お天気が気になります

2014年10月09日 | つぶやき

水曜日、二十四節気の寒露。

そして、満月、皆既月食。

東京は、雲の多い夜で、

雲に隠れたのか、地球が隠したのか、

戸惑いながらも、

いつもとは、違う方角に顔を向けた三日月を

見上げていました。

 

一雨ごとに暖かくなるのが春ならば、

秋は、一雨毎に、涼しく、そして寒くなっていきます。

あるいは、ひとつの台風毎にかも、

さらに大きい台風が向かているとのこと、

三連休の週末、天気が気になります。

 

とはいえ、まだ満月のその日、

ちょっとだけ、空を見上げてみませんか。

満月の明るい月、

あるいは、秋の雲を愛でるのも、

楽しいものです。