観たかった絵の他に、もう一つ訪れたかった秋田の場所。
それがここ、
ご存知、新政酒造さん。
蔵の見学は出来ないとわかっていたけれど、
門構えだけでも、
どんな場所でお酒を造っているのかだけでも
知りたかった。
街中の、歓楽街の外れ、いくつかの休憩場所のホテルの先、
夜の街ともに栄えて来た、造り酒屋さんなのだなと、
その街の歴史を思い浮かべながら、
蔵元さんの敷地を一回り、聖地巡礼は終わり。
巡礼したのに、お土産の中に無いのはご愛嬌。
やっぱり、地元でしか買えない一本が欲しかったから、
今宵も昨夜の続きで、
秋田県湯沢市 株式会社 木村酒造
福小町 純米吟醸 原種 吟の精
原材料 米(国産)・米麹(国産米)
原料米 吟の精 100%使用
精米歩合 55%
アルコール度数 17.5度
製造年月 2018.10
一日冷蔵庫の中で旅の疲れを癒していただき、
瓶の中の空気でデキャンタ、
開けた瞬間、昨日よりは僅かに濃い香り。
味は、甘みが一層深まった感じ。
秋田といっても、その土地土地で違うお酒。
純米吟醸で、甘さと旨味が立ったお酒を醸す
甘口のお酒が多いと嘆く人には向かないけれど、
お米の味を醸し、受け渡したお酒。
東京でも手に入る銘柄も試して見たい。