妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

好きなもの、好きなこと、
思いついたまま綴っています。

好きの範囲は人それぞれ、お注意下さい。

妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

いくつかの叶った夢、 数え切れないほどの忘れ去った夢、 平凡だけど、悪くはなかったと思う日々。 変わりのないことを嘆くのでなく、 変わらないことに安堵する、 でも、目を開ければ、小さな様々なことが変わっていく、 そんな小さな変化を言葉に綴り、 週末には酒を飲み、 日々、恥ずかしい妄想を、写真とともに、更新する。 そんなブログなのです。

触診 - 館淳一

2005年12月27日 | 読書
洋服たんすの引出しに、
トランクスやシャツと並んで入っていた、
ショーツやスリップを処分した時と同じとき、
私の生活を変えた本も一緒に捨ててしまいました。

その後、いつの間にか、会社の引き出しの中に、
それらが増えていくのと同じように、
処分した本の作者の本も増えていました。
どうしても手に入らない本が、何冊かあります。
その中の一つに、私の生活を変えた。
「はるか」という女の子の存在を発見するきっかけを造った、
その本がどうしても手に入らなかったのです。
題名は、フランス書院文庫の『女医・秘密診察室』。
もちろん、館淳一さんの手による作品です。

女性の下着の肌触り、身体を締め付ける心地よさ。
ペニスを持つ女の子を愛し、愛される。
女性に服従し、支配される、犯される喜び。
それらは、知らなくても良いことかもしれません。
でも、それを知ることで、
他の人とは違う喜びを楽しむ事を覚えました。


主人公の年齢を遥かに超え、
主人公を取り巻く大人たちと同じ年齢になった私にとっても、
久しぶりに読み直してみると、
感情移入してしまうのは、その少年です。

それ以上に、
四十過ぎの下着女装者である私自身までも、
いまの、そのままの姿で、
物語の彼//彼女と同じように弄ばれる姿を想像しています。


今年も残り僅かです

2005年12月21日 | つぶやき
気持ちの起伏が激しい時、
小さな不幸にクヨクヨして、ひどく落ち込んだり。
気持ちが高揚するあまり、大きな幸せだけを追い求めたり
そして、それが叶わないことに失望したりします。
落ち着いてきたと思う時、
小さな幸せに気がつき、それを喜び。
辛い事、苦しい事をしっかりと受け止める。
そんな違いがあるように思います。

ご存知の通り、東京も例年以上の寒さで、
人の服も、何時も以上に厚くなっています。
そんな、コートの厚さに反比例して、
身体に触れられることに対する意識も、薄くなっているようです。

今朝、満員電車の中。
人込みに押されて、偶然にも二の腕に、
女性の胸が当ってしまいました。
厚手のコートの上からとはいえ、
ほんの一駅分の時間だけ、
ブラのパットはもちろん、
それに包まれたバストの柔らかさを感じました。

このままの態勢が、一秒でも永く続く事を祈りながら、
それでいて、
そんな思いに気づかれないよう、
じっと動かないようにしていました。

気持ちが不安定な時なら、
それ以上のことを考えてしまったかもしれません。
でも、今朝は、ただそれだけで、
なにかとても幸せな気分になりました。

後厄の今年、
いろんなことがあったけど、
残り10日。
無事に今年も歳が越せそうです。