男を飼う - 鞭と奴隷の章 梶山季之著 2006年01月23日 | 読書 この作家に少なからぬ関心を寄せ、ここ何年か作品を探しつづけていて、 最近やっと、集英社文庫の「男を飼う - 鞭と奴隷の章」を見つけました。 奥付に1969年刊行とありますから、初版が40年近く前の作品で、 文庫として再発行されたのも、10年以上前。 最新のWebを探しても絶版になっているようです。 この作家の作品を探していた理由は、 女装者を小説の主人公に描いた作品があると聞いていたからです。 女装者だけではなく、ホモセクシャルや、さまざまなフェチシズム 多くの性的マイノリティーを小説の中に登場させています。 現在では、そういったマイノリティーの姿を、 好意的に描く小説は増えてきましたが、 発表された当時、これらの題材として取り上げた作品は、 とても少なかったと思います。 今となっては、表現とか風習に時代の古さを感じるところはありますが、 彼が描いた作品とそこから得られる興奮は、決していまでも色あせません。 「男を飼う - 蛇と刺青の章」やそれ以外の作品も 探し出して読んでみたいと思っています。 と旧WEBに書いたのは、もう大分前のことです、 結局、今の古本屋を探し続ける日々が続いています。
おめでとうございます 2006年01月02日 | つぶやき なんだか、年の瀬、 何処に出かけても、人、人、人。 そんな感じでした。 今年で、一度中断するという、 丸の内のミレナリオも、 それは、それは、沢山の人で、 8時に丸の内に着いて、並んでも、 9時の消灯には、会場にはたどり着かないかも。 そんな案内がありました。 恒例の初詣も、 いつもより、人が多かったような。 そんな新年です。 今年も、野良マゾの戯言にお付き合いのほど、 お願いいたします。