妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

好きなもの、好きなこと、
思いついたまま綴っています。

好きの範囲は人それぞれ、お注意下さい。

妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

いくつかの叶った夢、 数え切れないほどの忘れ去った夢、 平凡だけど、悪くはなかったと思う日々。 変わりのないことを嘆くのでなく、 変わらないことに安堵する、 でも、目を開ければ、小さな様々なことが変わっていく、 そんな小さな変化を言葉に綴り、 週末には酒を飲み、 日々、恥ずかしい妄想を、写真とともに、更新する。 そんなブログなのです。

出来ないことの言い訳

2006年07月20日 | つぶやき
遺伝子、骨格、脂肪と筋肉、体温、顔の大きさ。
すべてを考えると、
化粧をしても、ウィッグを被っても、女の子の服を着たとしてみ、
自分が理想としている女装の姿と、現実の姿の違いを埋めることは
とても難しいことは、分かりきったことです。
でも、
それがはるかとして過ごす時間が持てない理由にはならないはずです。

養わなければならない家族の存在。
子供を育てなければならないから、
夫としての役割を全うしなければならないから、
もちろん、そうすることは当たり前のことなのですが。
だからといって、
自分の楽しみ、女装やSM、に耽溺出来ないことの言い訳に使うのは、
理由になった人たちに失礼なことだと思うのです。

出来ない理由を考えるよりも、
「どうしたら、出来るのか。」とか「どこまでなら、出来るのか。」
そんな風に考えた方がよほど楽しいのではないかと思います。
それに、はるかではない私は、いつもそう考えるようにしていました。
出来ない言い訳を考えることは、
本当に、心から、それを実現したいと思っていないから。
はるかでない私のいくつかの原則の中の一つです。

考えてみれば、
バストアップの努力だって、いろんな障害があったけど、
一年間続けているし、
気がつけば、
ビキニゾーンや腋の下の無駄毛の処理は毎週欠かさずにしている、
本当にしたいと思っていることは、
出来ない理由なんか考えることなく、
出来る範囲で楽しんでいるのだから、
きっと、女装マゾとして、今の私に一番相応しい楽しみ方も
見つかるはずだと思っています。

中田英寿

2006年07月06日 | つぶやき
偶然、先日、サッカーのことについて書き、
それを更新しようと思っていた矢先、
中田英寿の引退のニュースが速報で流れました、
書き直すか迷ったのですが、
最後の二行を加えた、更新することにしました。

それを書いている時、
当面、代表は辞退しても、
何処かのプロリーグで、選手としてはプレイするだろう、
そして、ヴァンフォーレ甲府か、湘南ベルマーレで、
プレイする日が彼の現役の最後になるのだろうな。
そんな風にも思っていました。

ブラジル戦当日のことです、
某所で、試合のことが話題になりました。
お酒を飲んで、とても寛いでいたこともあってか、
試合のことを考えると、涙が止まらなくなってしまうのです。
決勝トーナメントに勝ち上がる可能性が低いからではありません。
とても小さい可能性に賭け、ピッチの上を走り回り。
試合終了のホイッスルと共にピッチに倒れ、
そのまま死んでしまっても構わない。
そんな気持ちで試合に臨んでいるのは、彼一人で、
その孤独を思うと、涙が止まらなかったのです。

彼のサイトを見るまで、
書くことも無い話だと思っていたのですが、
自分の気持ちを残しておきたいので、
あえて、書いておくことにしました。

ベッカム、バラック、各国の中心選手はみな、
同じように、身体を壊すまで、プレイに集中し、チームを鼓舞し、
チームメートもそれに応え、決勝トーナメントを勝ち上がり、
ほんの小さな運の差によって、ピッチから去りました。

某巨大掲示板によれば、

2006年07月03日 | つぶやき
327 名前:2006年まで名無しさん[] 投稿日:06/06/19 22:20 ID:6mI3LIDk
*************【 急 募!! 】*************
仕事内容 : FW(主にボールを枠内に入れるお仕事、軽作業です)
期   間 : 6月20日~6月23日 
勤 務 地 : ドイツ
給   与 : 応 談 (結果に応じてボーナスあり)
採用条件 : 日本国籍を持っていて国内外プロ1部リーグ在籍者、
        または1部リーグに在籍経験のある人。
        シュートチャンスでパスを出さない方、チャパツでない、
        派手なスパイクをはかない方。ガムをかまない方。
        年齢19~33歳まで。
        ※一応サッカーなので、急にボールがくることもあります。

申込み先 :  財団法人日本サッカー協会(担当:中田(英))

何回読んでも、笑ってしまいます。

日本の代表が帰国してから、
その試合は本当に遠い国での出来事になってしまいましたが、
個人的には決勝リーグが始まってからがワールドカップ本番。
毎晩、遅くまで観戦しています。

クロアチア選と同じようなクロスボールが上がると、
よその国のFWは、本当に身体に当てるだけ得点しています。
その姿をみると、このお仕事は軽作業だと思ってしまいます。

4年後は、南アフリカでの開催になります。
今回選ばれた選手のうち、何人がそこにいるかも、分かりません。
まして、そのときに日本の代表が参加しているとは限りません。
ただ、もし参加しているのなら、
それまでの過程は違っても、
中田英寿と川口能活の二人はそこにいるはずです、

川口は、4年間代表に選ばれ続け、
中田は、アジア予選の途中、ジタンやネドベドのように復活し、
中心選手として、予選を勝ち抜き、
本大会の試合のピッチに立っているだろうなと思っています。
世界でも、数少ない4大会連続のMFとして。

結局、中田本人の記録が夢になったのと同時に、
南アフリカのW杯の参加も夢になってしまうかもしれまん。

私という病

2006年07月02日 | 読書
自分が女であること、
女としての価値を認められることその為に、デリバリーヘルスに勤め、
自分の体を商品として売ことで、その価値を価格という絶対評価を見定める。
その体験をベースに、著者が自分を見つける過程について語られています。

私の場合、縛られることが、マゾとしての自分を認識する手段です、
Sの方が私の肉体という道具で楽しんでいただいていることを感じるで、
自らが存在している、その価値があると実感できるのです。
それを感じる為に、対価を払うのです。
それは、
ブランド品を買い漁ることやデリバリーヘルスで働くことで、
自分を見つけようとする心理と、同じなのではないかと思いました。

著者はその経験を通じて、自らの心の中に
「自分が男の性的欲望の対象になることに関して、自分自身の主体性を確保したい。」
と思う自分を知り、それを妨げているのが、
「女」であるという、ジェンダーアイデンティティーであることにも気がつくのです。
男性性と女性性の違いを、見る性と見られる性、
あるいは、性的行動を能動的か受動かと区別するならば、
自身の性的欲望の主体性を確保することは、
自らの持って生まれた性としての「女」の存在と葛藤が生まれ、
それがが「私という病」根源にあると記しています。

欲望の達成に主体的であろうとするのが、男のジェンダー。
欲望の達成に主体的ではあってはいけないというが、女のジェンダー。
その二つが、私の中にもあることを認めることが出来る以前、
私の「男という性」は、欲望の達成に主体的でない私を否定していました。
ひとつの自分が、もう一人の自分を否定している、
それに気がついたからこそ、著者が感じていた葛藤、を共有出来るのです。

私の場合、もう一人の私の存在を発見し、受け入れるきっかけは、
「女性の下着」でした。
それを身に着け、肌に触れるということで、
もう一人の自分の存在を認め、「はるか」と名付けたのです。
欲望、それも性的欲望、を達成する主体性を持たないこと、
つまり、マゾとしての喜びを素直に感じることが出来るから、
今や、はるかとい名前のもう一人の私の存在は、
時として、「男性という性」に支配されている私より大きいかもしれません。
「私という病」は、著者にとって、自分の中での女の部分との葛藤なら、
私にとっての病は、「マゾ」と「男というジェンダー」の葛藤なのかもしれません。
女性の下着という軸によって二つの微妙なバランスは保たれるはずでした。

今の私の気持ちのなかには、何かとても大きな喪失感があります。
自分そのものを見失っているからなのかもしれません。
見失っているというより、
女の子の下着を着ることがとても好きな、
マゾとしてのはるかを認めていただける人と出会っていないことが、
何か、心の中におおきな空洞を抱えてしまっている理由なのかもしれない。
それほどまでに、マゾとしての欲望を満たしたいと思ってしまうのは、
欲望を満たすことに積極的な男性という性が、
「マゾ」としての欲望の達成に駆り立ててしまうからなのかもしれません。
私にとっての「私という病」も、男であるというところに根源があるのかもしれません。