遺伝子、骨格、脂肪と筋肉、体温、顔の大きさ。
すべてを考えると、
化粧をしても、ウィッグを被っても、女の子の服を着たとしてみ、
自分が理想としている女装の姿と、現実の姿の違いを埋めることは
とても難しいことは、分かりきったことです。
でも、
それがはるかとして過ごす時間が持てない理由にはならないはずです。
養わなければならない家族の存在。
子供を育てなければならないから、
夫としての役割を全うしなければならないから、
もちろん、そうすることは当たり前のことなのですが。
だからといって、
自分の楽しみ、女装やSM、に耽溺出来ないことの言い訳に使うのは、
理由になった人たちに失礼なことだと思うのです。
出来ない理由を考えるよりも、
「どうしたら、出来るのか。」とか「どこまでなら、出来るのか。」
そんな風に考えた方がよほど楽しいのではないかと思います。
それに、はるかではない私は、いつもそう考えるようにしていました。
出来ない言い訳を考えることは、
本当に、心から、それを実現したいと思っていないから。
はるかでない私のいくつかの原則の中の一つです。
考えてみれば、
バストアップの努力だって、いろんな障害があったけど、
一年間続けているし、
気がつけば、
ビキニゾーンや腋の下の無駄毛の処理は毎週欠かさずにしている、
本当にしたいと思っていることは、
出来ない理由なんか考えることなく、
出来る範囲で楽しんでいるのだから、
きっと、女装マゾとして、今の私に一番相応しい楽しみ方も
見つかるはずだと思っています。