妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

好きなもの、好きなこと、
思いついたまま綴っています。

好きの範囲は人それぞれ、お注意下さい。

妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

いくつかの叶った夢、 数え切れないほどの忘れ去った夢、 平凡だけど、悪くはなかったと思う日々。 変わりのないことを嘆くのでなく、 変わらないことに安堵する、 でも、目を開ければ、小さな様々なことが変わっていく、 そんな小さな変化を言葉に綴り、 週末には酒を飲み、 日々、恥ずかしい妄想を、写真とともに、更新する。 そんなブログなのです。

春の宵と酔い

2009年04月27日 | つぶやき
お出かけになった方なら、ご存知だと思うのですが、
赤坂界隈から、なだらかな坂を、路なりに、
時に芝生を横切って登って、後ろを振り返ると、
都心ではあまり感じられない、目の前の大きな空間
登ってきた公園の暗さと高層ビルの光が対照的で、
子供なら、はしゃぎ回り、大人でも大きな声を出したくなる。
そんな素敵な場所なのです。
ましてや、少しお酒が入っていれば、
歌った歌の復習や、歌えなかった歌の練習って思っても、
なんの不思議もない、それほど気持の良い場所なのです。
もちろん、そんな酔っ払いが夜毎に出没しては、
住人の方にとっては、たいそう迷惑なことですが。

この季節、お酒を飲んだ身には、室内は、少し暑く、
外に出ると上着を脱いで、冷たい風で、
宵を楽しみながら、酔いを冷ましたくなります。
月の色は青くなかったかもしれないけれど、
ちょっとだけ遠回りして帰りたくなる気持にもなります。
近所の公園にも、わが町内の往来でも、
大きな声で、機嫌よく歌って方を見かけます。
楽しいお酒、苦いお酒。いろんなお酒があるように、
春の宵(夜明けかな)には、いろんなことが起こります。
お酒を召し上がる方なら、
似たような経験や、失敗は、一度ではないはず。
次の日の昼ご飯が喉を通らないことだって、
皆、身に覚えのあることですよね。
ただ、飲みすぎて、裸になっちゃっただけで、
なんでこんなに大騒ぎするのか、
ご存知の方がいれば、ここに居る酒飲みに教えてください。


都わすれの花が咲きました。

2009年04月26日 | 薔薇
最初は、小学生の時、
舗装されていない、細い路地の
塀の下に咲いていた、紫の花が気に入って
根こそぎ一株抜き取って、
自宅の庭に移したのが始まりでした。

「都わすれ」という名前さえ知らなくて、
植えてみたものの、花の咲く時期以外は、
ほとんど気にしない、扱いでしたけれど、
毎年、この時期になると花を咲かせてくれました。

自宅の建てかえのとき、
庭の植木を全て処分してしまって、
その株との縁は切れてしまったのですが、
とても気になる花なので、
毎年春になると、鉢植えを探したものです。

バラと違って、手をかけることもなく、
夏は、葉が茂り、日の光を求めて、背伸びして
冬には、地面に葉を広げ寒さに耐える。
野の花ですから、
自分の力で、花を咲かせ、株を増やします。
春の、この時期、ほんの数週間だけ、
花を咲かせることで、自分を主張する
そんな健気な花が、「都わすれ」です。


落ち葉の積もる

2009年04月12日 | つぶやき
東京の桜は散り、
川の水面一面をピンクに染めていました。

咲いている桜も素敵ですが、
風に舞う花びらもまた、素敵です。

落ち葉の積もる窓辺は同じ場所と歌われているように、
花びらの吹き溜まりも、落ち葉のそれと同じかもしれません。


詩織さん、頑張って。

2009年04月07日 | 読書
会社員ならば、
周りの期待に応え、結果を出すことが大切です。
そして、この期待が、自分の希望に
重なるところが多ければ、多いほど、
意欲も高まり、結果も自然と付いてくる
そんな風に思うのです。
必ずしも、その二つの重なりが多くないのも
事実なので、宮仕えの身たる者、
なんとか遣り繰りするすべだけは、
身に着けているつもりです。

妥協とは呼びたくないのですが、
そんな算段は、会社員だけでなく、
会社を興し、経営に携っている人も、
絵画や音楽を造り出す芸術家も、
もちろん、物語の言葉を紡ぐ作家も、
日々、直面している悩みだと思うのです。
周りの期待と本人の希望の違いは、
ある意味、月々の給金が入る会社員よりも
切実かもしれません。

数年前にデビューした作家を追いかけています。
若い女性だからという、先入観もあるかもしれませんが、
描かれている女性の感情が、現実のそれに近いのだろうという想いと、
私の中の女が感じ、あるいは、感じたいと想っている気持に、近いので、
親しみを覚え、彼女の作品を好きになったのです。
ただ、他の官能小説と比べると、男の「イヤラシ」さがとても薄いので、
主たる読者である男性の、その妄想を刺激するに至りません。
でも、私にとっては、描かれている女性の感情の方が
彼女の小説において、大切に思えたのです。

彼女の新しい作品が昨年末に出版されました。
残念ながら、私が求めていた良さは、
その作品にはありません。
官能小説の多くの読者が男性であることを考えると、
彼らの期待を満たすためには、少し彼女の特徴を抑えることが
小説を売るための手段として必要だったのかもしれませんが、
過去の作品と同じように、あっさりとしていて、
そのことで、弱さばかりが目だってしまうのです。

ネット上のフリーシェアの小説でなく、
文庫本という形で出版し、お金をもらう限りにおいて、
大多数の期待を満たすことは、必要なことです、
でも、特徴までも、削って、それに合せることは、
方向が違っているように思うのです。
売れる、あるいは読者の期待を裏切らない作品を書きながら、
自分の色や書きたいことを織り込んでいく作業は、
多くの人が向かい合っている目標と自分の夢のすり合わせと
同じ作業で、それをこなすことで、
彼女の作家としての世界もまた、広げるのだと思うのです。
詩織さん、頑張って。
貴女らしい作品、そして、皆に愛される作品を
楽しみにしているから、


桜の名所

2009年04月05日 | つぶやき
有名な桜の名所です。

線路の上の橋から、電車に向かって手を振ると
警笛を鳴らして返事をしてくれる場所です。

緩行と快速は大体3分の2ぐらいの確率で、
特急だと、ほとんどの運転手さんが応えてくれます。
時々、車掌さんも、鳴らしてくれることがあるのです。

線路沿いの菜の花の香りも良いのですが。
電車に乗って、パッと車内が黄色に染まる
その瞬間もまた、素敵なのです。

でも、菜の花の黄色、桜の赤に似合うのは、
ステンレス地の電車ではなくって、
オレンジバーミリオンや、カナリアイエローの電車の方が
素敵だと思うのです。

桜が満開になりました。

2009年04月04日 | 季節

ここ数日の天気だと、桜並木が満開になるというよりは、
一本一本の木がバラバラに、満開になって。
マダラ模様のお花見になってしまかと、
ちょっと、心配していました。

でも、時期が来て、
多少風が冷たくても、
暖かな日差しに誘われて、
花が咲きほころび、
今週末がちょうど見ごろです、
予報にあった、雨も降らずに
素敵な週末になりそうです。

願わくば、夜半、
少しだけ雨があれば、
きっと、明日は最高のお花見になるのですが。


歌舞伎町の宝

2009年04月01日 | つぶやき
新宿区の広報によれば、
区内に伝わる文化芸術振興を進めるため
古典芸能を再発見し、
後世へ伝える活動する人、組織に対して、
長年の貢献を評するために、
新宿区文化芸術基本条例を定め、
その保護、育成に行政の立場から
積極的に関わることにし、
「新宿の宝」(仮称)を設け、
今後の文化発展に寄与するとのことです。
その最初の年である本年の
受賞者が発表されたとありました。

永年、歌謡、舞踏において、
新境地を開拓し、それを研鑽し、
古典芸能にまで高めたことを賞して、
同区内歌舞伎町一丁目を拠点に活動している
カッパ氏(芸名)が受賞者の一人に
選ばれたとのことです。

対象となったのは、
舞踊、「朝日と夕日」そして、[宇宙遊泳]
また、楽曲「朝はどこから来るかしら」
それぞれの演目の洗練された様式に対しての賞とのことです。

最初の受賞者が歌舞伎町から選出されたことに、
コマ劇場の再開発で停滞している町内では、
演歌の殿堂としての歌舞伎町ではなく、
新しい芸術の芽を育み、発展させる街
そんな印象を高める一助になると、
期待を寄せているとのことです。