自分の書き残した文章を読み返してみて、その「品」が無くなっていることに愕然としています。
私がサイトを立ち上げた理由は、はるかの薄汚れた欲望の捌け口ではなかったはずです。
自分の気持ちを正直に書き記すとなると、どうしても、性的な話、特に性欲とその楽しさにテーマが偏ってしまうのは事実です。
それだけに、格調高い文章とまではいかなくても、マゾとしての矜持は保とうと心しているはずでした。
残念ながら、そして、ブログの読者の方には申し訳ないことに、最近の文章は、マゾとしての矜持はおろか、
エゴマゾの独り言になってしまったり、個人の楽しみを、書き連ねているうちに、羞恥心を無くしてしまったりしています。
女王様のオモチャにしていただきたいと願っているのならば、
はるかの全てを、その存在までも、女王様に奉げる準備があると公言していても、
はるかの文章を読み直してみると、そんな気持ちは微塵もありません。単に、自らの楽しみだけのために、ブログを更新している。
そんな気持ちさえします。自分の恥かしいことを公言することは、マゾのはるかにとって喜びであることには違いませんが、
ただそれだけの文章であり、私のブログを訪れていただいた方の役に立ったり、共感を得るたりするようなものではありませんでした。
自分の恥かしいことを、単に露出している、ただのエロマゾのブログになってしまっています。
だからといって、堅苦しい文章にするつもりもありません、
心のなかでは、何か特別なエッセイストのような内容と文章にしたいと思っていますが、
基本は、SMや女装を楽しむ人の中には、こんな楽しみ方、想いを持っている人もいることを知っていただきたくて、
始めたのが、WEBであり、このブログであったはずです。女装にしろ、SMにしろ、個人の嗜好が色濃く反映されるので、
それぞれに楽しいと感じる「ツボ」が違うはずです、1人のマゾとして、ペニスを持つ女の子として、はるかのツボを伝えることで、
他の方の何か役の立ちたい、こんな些細なことを大切に思っている、こんな風に感じてしまう人もいることを知らせることで、
自分の志向に不安を持っている人の心を癒したい。それが、私の意図でした。
もう一度、初心に戻って、例え淫らな、変態的な話の内容でも、貧することなく、マゾとしての矜持を保ちながら、
書き綴っていきたいと思っています。