都わすれ

昨年の夏、枯れてしまった都わすれの代わりに
先日書いたとおり、
新しい株を三つ、鉢に植えました。

どれも、花が咲いていない、
蕾すら硬い株を選んでおいたのですが、
思っていた以上に、花が咲くのに
時間がかかったようです。

そういえば、
開花宣言をした桜も、
まだまだ、三分咲き。
今日も、とても肌寒い日なので、
本格的な春には、
もう少し時間がかかるようです。

私の一番好きな時期
"Spring, isn't it?"って
感じられる日が少ないような気がします。

更新が止まっていたのは、

ほぼ日記の更新が止まっていたのは、
日本を離れていたからで、
ほぼ、二年ぶりに、ＮＹＣに出かけて来ました。

いろいろ、変化はあったものの、
活気のある街であることに、変わりありません。
でも、それを生み出す源泉が変わっていると思うのです、
例えば、言葉。
聞こえてくる言語が以前とは違っています。
そして、子供の数。
ベビーカーの多さは、東京の比ではありません。
同時に、日本のプレゼンスも落ちているような。
そんな感覚さえ覚えるのです。

エンパイアステートビルディングの展望台へのエレベーター
確か、日本語があったと思うのですが、今では中国語です。
ブランドショップで見かけるアジア系の人は
日本人以外の人が多いようにも思うのです。
そして、旅の最後、成田でも、
入国するより、乗り継ぎに向かう人の方が多いと思うのです。

Bashing　とか　Passing　ならば
そこに存在があることを意識しているのですが、
日本という存在が薄れているように感じるのです。
昔、ブランドショップに、五番街で、
日本人が闊歩していたのを奇異に感じたのですが、
今では、とても懐かしく感じてしまいます。
とても良い時代だったのだと思うのです。

はるの兆し

例年、タイツからストッキングへの変化に、
春の近さを感じ、桜の花の開花を待ちわびるのですが、
今年は、別の変化に春の近さを感じるこのごろです。

玄関先の発泡スチロールの箱の中に、
十数匹のメダカと数匹のザリガニがいます。
寒くなるにつれ、ザリガニの姿が見えなくなり、
冬の間、メダカも水草の下に隠れていました。

一雨ごとに、春が近づくというわけなのでしょうか、
一雨ごとに、メダカが動き始めています。
人にはまだまだ冷たい雨でも、
真冬に比べ、雨の温度も違うのかもしれません。

ザリガニ君たちがどのように冬を越しているのか、
冬眠から覚め、元気な姿を見せてくれるのか。
分からないのですが、
きっと彼らにも、再会できると思っているのです。

待ち行く人の足元は、まだまだタイツの人も多いのですが、
植木の枝も芽吹き始め、
冬が終わりつつあるのかなって感じるこのごろです。