このところ、ツイッターのタイムラインに、
「キティーちゃんは猫じゃなかった」
そんな話を見かけるのです。
当たり前じゃないかって、思うのは私だけでしょうか。
何をいまさら、びっくりすることがあるのでしょうか。
では、キティちゃんは何なのか?と問われれば、
キティちゃんは、キティちゃんで、
それ以上何ものでもないと思うのです。
そう、ゴジラが怪獣であって、モンスターではなく
ましては、爬虫類とか、恐竜とか、脊椎動物ではなく、
ゴジラは、ゴジラで、怪獣なのです。
機龍は、ゴジラの骨格で造ったってあるから、脊椎動物かもしれないけど。
ゴジラではなく、Godzillaとして造られた二本目の映画。
突っ込みどころはいろいろあるけれど、
少なくとも、Godzillaが怪獣であることを理解した製作者が造ったと思うのです。
それいじょうに、日本の怪獣映画が好きな人なのだろうなって
Godzillaの造作が、中の人が居なくても、
ゴジラに忠実な造りであることからも分ります。
もう一回、見ても良いかなと思うくらいに、
とても、楽しめた映画でした。
物語のモチーフはゴジラというより、平成ガメラの方が強いかなと、
渡辺謙が演じる芹沢博士のセリフに表れていると思うのです。
"Nateure is not in our control"と、
それに、主人公とその家族が逝く先々で怪獣に襲われるのは、
まさしく、平成ガメラの大迫警部補の姿とかぶってしまいました。
同じく芹沢博士の
"Let' them fight"の掛け声で始まる。
怪獣同士の格闘シーンも悪くない出来栄えで、
とても、楽しめた映画でした。
ただ、一つだけ、
サンフランシスコのベイエリアで核が爆発して、
あの程度の被害で済むのかなって、、
ちょっと、自分たちの兵器を過小評価しているような、
それに、最後の時間の経過が、、、、
なんとなく、計算が合わないように思うのです、
手に汗握る展開なのですが、ちょっと簡単に片づけすぎないかと、、、
ハリウッドなのに、制作資金が尽きたのかと、、
ちょっとだけ、残念な展開でした。
尚、ゴジラは、謙さんが発音するとおり
ゴジラ。であって、ゴッジラッではないのです。
ゴッジラ(Gozilla)は、昔ブロンクスで大暴れをした人間で、
けっして、怪獣ではありません。
怪物って呼ばれたことは、ありますが。