妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

好きなもの、好きなこと、
思いついたまま綴っています。

好きの範囲は人それぞれ、お注意下さい。

妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

いくつかの叶った夢、 数え切れないほどの忘れ去った夢、 平凡だけど、悪くはなかったと思う日々。 変わりのないことを嘆くのでなく、 変わらないことに安堵する、 でも、目を開ければ、小さな様々なことが変わっていく、 そんな小さな変化を言葉に綴り、 週末には酒を飲み、 日々、恥ずかしい妄想を、写真とともに、更新する。 そんなブログなのです。

ゴジラの発音は、ゴッジラではありません

2014年08月30日 | QOL

このところ、ツイッターのタイムラインに、

「キティーちゃんは猫じゃなかった」

そんな話を見かけるのです。

当たり前じゃないかって、思うのは私だけでしょうか。

何をいまさら、びっくりすることがあるのでしょうか。

では、キティちゃんは何なのか?と問われれば、

キティちゃんは、キティちゃんで、

それ以上何ものでもないと思うのです。

そう、ゴジラが怪獣であって、モンスターではなく

ましては、爬虫類とか、恐竜とか、脊椎動物ではなく、

ゴジラは、ゴジラで、怪獣なのです。

機龍は、ゴジラの骨格で造ったってあるから、脊椎動物かもしれないけど。

 

ゴジラではなく、Godzillaとして造られた二本目の映画。

突っ込みどころはいろいろあるけれど、

少なくとも、Godzillaが怪獣であることを理解した製作者が造ったと思うのです。

それいじょうに、日本の怪獣映画が好きな人なのだろうなって

Godzillaの造作が、中の人が居なくても、

ゴジラに忠実な造りであることからも分ります。

もう一回、見ても良いかなと思うくらいに、

とても、楽しめた映画でした。

 

物語のモチーフはゴジラというより、平成ガメラの方が強いかなと、

渡辺謙が演じる芹沢博士のセリフに表れていると思うのです。

"Nateure is not in our control"と、

それに、主人公とその家族が逝く先々で怪獣に襲われるのは、

まさしく、平成ガメラの大迫警部補の姿とかぶってしまいました。

同じく芹沢博士の

"Let' them fight"の掛け声で始まる。

怪獣同士の格闘シーンも悪くない出来栄えで、

とても、楽しめた映画でした。

 

ただ、一つだけ、

サンフランシスコのベイエリアで核が爆発して、

あの程度の被害で済むのかなって、、

ちょっと、自分たちの兵器を過小評価しているような、

それに、最後の時間の経過が、、、、

なんとなく、計算が合わないように思うのです、

手に汗握る展開なのですが、ちょっと簡単に片づけすぎないかと、、、

ハリウッドなのに、制作資金が尽きたのかと、、

ちょっとだけ、残念な展開でした。

 

尚、ゴジラは、謙さんが発音するとおり

ジラ。であって、ゴッラッではないのです。

ゴッジラ(Gozilla)は、昔ブロンクスで大暴れをした人間で、

けっして、怪獣ではありません。

怪物って呼ばれたことは、ありますが。


浮世絵の伝統は、やはり日本画にあると

2014年08月24日 | QOL

 

食わず嫌いって訳ではなく、

日本画に触れる機会を作れずにいたのですが、

ホテルオークラで開催されている特別展です。

江戸期以降近代までに日本画を集めた展覧会、

出展された作品の数は多くないものの、

内容の濃い展覧会でした。

 

浮世絵に影響を受けたといっても、

消化不良を起こしていた、西洋の画家に比べ、

やはり、同じ風土に生まれ育った人の作品。

古くから伝わる流れを自分のモノにしていることが分ります。

 

「三都三園」と称される美人画家、

上村松園池田蕉園、そして島成園の作品は、

それぞれに見ごたえのあるものでした。

なかでも、島成園のこの作品、

その妖艶さに、心を惹かれました。

島成園


バラに花芽がつきました

2014年08月23日 | 薔薇

昨夜、バラの蕾の写真をリブログしました

好きなラベンダー色のバラの蕾です。

 

今日は、処暑

暑さが和らぐ季節とのこと、

暦の通り、今朝は少し過ごしやすい気温でした。

 

結局、古株のバレンシアだけが、

この夏の暑さを乗り越えてくれたようで。

小さな花芽といくつかのシュートが伸びはじめています。


さすがボストン美術館、浮世絵は素晴らしい

2014年08月17日 | QOL

いつかは訪れてみたい街の一つにボストンがあります。

理由は、その美術館。

印象派と浮世絵のコレクションで、有数の美術館です。

そのボストン美術館から、

今夏、修復を終えたモネの「ラ・ジャポネーゼ」を中心に、

浮世絵や日本の絵画に影響を受けた作品を集め、

世田谷美術館で展覧会が開かれています。(チラシPDFです)

 

なるほど、確かに、モネの作品は素晴らしいです。

でもね、良いなって思ったのは、日本の絵画の方。

結局、影響を受けたといっても、習作に留まっていて、

自分の中で昇華出来ていないのかなって。

浮世絵独自の遠近法とか格子や俯瞰の構図って

並べて展示されていても、「で、どうしたの?」って感じ。

工芸品は素晴らしい細工のものがあったけど、

絵画は、、モネとそれ以外の数点を除いて、、、

まあ、こんなモノなのかなって、感じでした。

 

なかでも、一番のお気に入りは、

広重の猫-浅草田甫酉の町詣

歌川広重 名所江戸百景のうち

「浅草田甫酉の町詣」の窓辺の猫。

猫の背中が可愛いのです、

ポッチってすると、アダチ版画さんのオンラインストアへ飛んで、

絵の全体と作品の説明になります。


暦の上では、

2014年08月07日 | 季節

使い古された言葉だけど、

「季節の上では、もうXX」

XXには、「春」だったり、「夏」や「冬」が入るわけで、

昨日、8月7日は、「立秋」。

暦の上、二十四節季では、

今日から秋になるのですね。

 

とはいえ、連日

雲ひとつない青空が続く東京、、

昼休み、外を歩くと、本当に影が足元に、

くっきりとした出来る日が続いています。

ただ、蝉の声がアブラゼミだけではなく

ミンミンゼミも混じっている

余計に暑さを感じさせます。

 

暦の上では秋、

私的には、夏バテ真っ盛りのこのごろです。

 

追記

コスモス

 秋桜(コスモス)です、

イメージ的には、秋というより、夏の終わりの季節って感じなのですが、


金額がすべての評価ではないけれど、

2014年08月02日 | QOL

ようやく、現代美術の良さが分りはじめたかも、

ではなく、

自分の好みに合う作品を見つけたという言い方が相応しいと思います。

食べず嫌いは良くないなと思うのです。

 

最近出かけたのは、

現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展

竹橋の東京国立近代美術館。

汚れなのか、ゴミなのか、

はたまた、ただの方眼紙の塗り絵なのか、

物事を突き詰めた結果、

原型をとどめないほど、あるいは

説明を読んでも意味不明なものが、

現代美術だとばかり思っていたのですが、

現代の作家の作品の中にも

私好みの作品があることを知りました。

 

この展覧会のもう一つの趣向として、

いくつかの作品の時価が表示されています。

金額の多寡が価値とイコールではなくても、

やはり、それだけの価値のあるものだと

納得せざるを得ない作品ばかりです。

それに、それらが、生活空間のなかにあることも、

素敵なことだと思うのです。

絵画にせよ、彫刻にせよ、

はたまた、音楽や舞台のような芸術は、

日常と共にあって、

ほんのひと時それを忘れ、

心をリセットする手段にすぎないと思うのです、

単に、お金を払って、個人の財産目録の乗せることほど、

美術を汚すことな無いと思うのです。