冬に色が無いなんて、思う込みも甚だしい。
色が無いのではなく、色が少ないだけ、
ほぼ同じ場所から撮った写真、
あまり違いがないけれど、
それでも、光の差し込み方、空気の透明感、
それぞれが少しだけ違って、色が違う、
何より、色が少ない分だけ、それぞれの色が際立っている。
きっと、近づいてみれば、
春の準備が着々と進んでいるのに気がつくはず、
ただその進み方がゆっくりだから、目に見え難いだけのこと、
ただ、一つだけの違いが梅の花。
ゆっくりと、ほころび始め、色の少ない季節にアクセントをつけてくれる。
楽しいお酒は良いのだけれど、
ついつい飲みすぎてしまうのが、悪い癖。
酒を飲まなければ良い人なんだけどっていうけど、
まさしくその典型。
泥酔して、意識を無くし、昨夜の記憶が全くない、
いやはや、良い歳をして、毎月のように恥ずかしいことをしている。
改めて、感じたのは、空腹の時は気をつける。
ゆっくりと、何かを食べながら、チェイサーでアルコールを和ませながら、
そんな呑み方を覚えないとお酒の神様に怒られてしまいます。
そんな反省をしながら、今夜も、、お酒に手を伸ばしているのです。
今日は、
秋田県秋田市 新政酒造株式会社
白麹仕込 純米酒 亜麻猫(アマネコ)
原材料名 : 米(秋田県産)、米こうじ(秋田県産米)
原料米 : あきた酒こまち(酒米)100%使用
精米歩合 : 麹米(40%)、掛米(60%)
アルコール分 : 14度
製造年月日 : 2016.05
冷蔵庫から出して半刻、まだお酒は眠ったまま、
それ故か、口上にある酸味はまだ目覚めていないみたい、
とはいえ、喉の奥に感じるちょっとした味の違い、
ちょっと酸っぱい、柑橘系の酸っぱさがそれかもしれない。
この酒蔵さんは、追いかけている蔵元の一つ。
さっぱりとした甘さの中に、酸味だったり、コクだったり
銘柄それぞれに個性があって、同じ蔵元とは思えないほどの多様性
問題は、美味しすぎて呑みすぎてしまうこと。
それは、酒蔵さんの問題ではなく、私自身の問題なのだけど、
追記
時間を経て、お酒の体温が上がってきて、
味にも変化が現れてきます、
さっきまでは、感じなかった酸っぱさが、口の中に広がり、
全く別のお酒に変化しています。
きっと、これが蔵元さんが狙った味。
素敵な猫ちゃんです。
昔、昔、花といえば梅の花を指すと聞きました。
体感的には、早春と呼ぶには、少し早すぎるこの頃、
寒風のなか、可憐な花を咲かせる梅の花を探して、お散歩です。
桜ならば、探さなくても、目に入ってくるのですが、
意外に梅の花って少なく、記憶を辿りながらのお散歩になります。
見上げると、紅梅の枝に濃い緑色の小鳥が、
どこかに写っているはずなのですが、、
結構野鳥が多い街なのですが、まさか鶯がいるなんて、思いもしませんでした。
今日は、ちょうど新月、
つまり、太陰暦でのお正月。
梅に鶯なんて、春から縁起がいいかもしれません、
そう思ったのもつかの間、
ググール先生によれば、私が見たのは、メジロだった、
まあ、良いではないですか、
縁起なんて、気持ちの持ち方なのですから。
もちろん、明日は月曜日、
私事で恐縮なのですが、実は、、、、
と言いたいところなのですが、
普段通りの週の初め、
とはいえ、ちょっとした手違い、
て言うか、想定内といえばそうなのだけど、
ほんの少しだけ残しておいたお酒の場所を失念して、
昨夜呑めなかった分がある。
金曜日まで待って悪くするのも心ぐるしいから、
今夜、特別に空ける事に、もちろん、
福岡県 大川市 若波酒造合名会社
若波 純米酒 生酒
原料米:米(国産)、米麹(国産米)
精米歩合:65%
アルコール分:16%
製造年月日 : 17.1
冷暗所で保管していたし、ほんの二日間だから、味は問題ない。
それ以上に、間を空けた事で、甘みさの深みが増した気がする。
去年までの少し酸味のある甘さから、
例えば、桃のような深みのある甘さに進化している。
とはいえ、ベタベタした甘さではなく、さっぱりとした甘さ。
この先、季節を経て、どんな味に成熟していくのか、楽しみ。
五十と数年、歳を重ねてきた歳月を振り返ってみて思うのは、
悪くない人生だったのかなってこと、
時々の分岐点で、違った道を行けば、
描いていた通りになったかもしれないし、
考えたくもない出来事や、境遇におちいっていたり、
途中で途切れた人生だったかもしれない。
欲を言えばきりがないけど、
こうして、週末お酒を呑んで、
時にそれが好きな人と一緒に呑むこともある
それだけで、十分ハッピーな人生なんだろうなって思うのです。
誕生日、その人とは一緒に過ごせなかったし、
諸般の事情で、毎年一日遅れのバースデーメールなのだけど、
それも、まあ良いかなって思う今夜は、
鹿児島県 薩摩川内市 村尾酒造合資会社
本格焼酎 かめ仕込み 薩摩茶屋
原材料名 : さつまいも (鹿児島県産)、米こうじ(タイ産米)
アルコール分 : 25度
製造年月日 : 28.10.21
久しぶりのお芋さんをお湯で和ませての、一人呑み
でも、甘い香りが立つと、それだけで幸せな気分。
新しいパソコンの設定に四苦八苦している心に、ゆとりを与えてくる。
上のラベルは一升瓶のもの?
手元の瓶のラベルは、山水画風の趣のある
どちらも薩摩茶屋。
お芋さん特有のクセを感じないのは、
本格派の、直球ストレート、ど真ん中のお芋さんだから?
その昔、パソコンを買おうとして候補だったのが、VAIOかマック。
ずっとVAIOだったけれど、今これを書いているのは、MAC。
まだまだ、キーボードの操作とか、慣れないところはあるけれど、
MSとの違いに、特に初期設定の簡単さにちょっと感動しつつ、
最初のブログを、書き始めている。
それに、今週は、馬齢を一つ重ねた、
なんだか何だと初物づくしで、そのお祝いではないけれど、
手許にあるのは、好きな蔵元さんのお酒。
福岡県 大川市 若波酒造合名会社
若波 純米酒 生酒
原料米:米(国産)、米麹(国産米)
精米歩合:65%
アルコール分:16%
製造年月日 : 17.1
開けた時に上る甘い香り、それだけでこのお酒が美味しいって確信する。
飲んでみると、直感が間違えないことを確信し、幸せな気分。
温度もちょうど飲み頃、
甘さに深みを感じ、その深さを追いかけたくって、飲み過ぎてしまう。
とはいえ、ゆっくりと時間をかけて、部屋の温度に馴染んでくると、
去年までの若波さんの酸味が蘇ってきて、
ああ、これこれって、独り言ちが、、
和み水で口の中を洗い流す度に違う表情を見せてくれる、
また今宵も、好きなお酒の深さにはまっている、
そんな独り誕生日会。
もはや、ただの箱になってしまった。
サポートも切れるし、セキュリティのソフトの更新も止めたから、
丁度、潮時なのかもしれない。
バイオに魅力が無い今となっては、マックなのかな、
流行りは、もう、タブレットの時代なのだろうけど、
タイプは、キーボードの方が慣れているし🤔
さっき見た天気予報では、明日の最低気温はマイナスって、
きっと、メダカ池に氷が張るかもしれない、今年一番の冷え込みの夜。
こんな夜だから、お芋さんのお湯を加えて、身体を温めようって、
そんな気分のはずなのだけど、悩み中。
暖房のなか、キリって冷えたのも、良いかもって、思って
まずは、
福井県吉田郡 黒龍酒造株式会社
黒龍 餘波(なごり)
原材料 : 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
使用米 : 福井県産 五百万石 100%使用
精米歩合 : 55%
製造年月日 : 16.2下
アルコール分 : 14.5度
前の黒龍を呑んだときのブログを見ると、さっぱりしてるってあるけど、
餘波は、甘さを、それも、トロっとした甘さを感じる。
下に残るトロ味ではなく、スムーズに喉を通り過ぎる、
蔵元さんの口上ではないけれど、優しい口当たりで呑み易い。
製造年月日が16.2下ってあるのは、
醸されてから一年弱の時間が経っているってこと、
その月日が、この甘さと優しさを熟成させたのかも。
今年一番の、それも最強の寒気団に包まれた日、
冬の雲が低く垂れこめた待ちに風花(かざはな)が舞いました。
いつもの並木道も、すっかり冬の装いです。
このようすだと、雪が降るのかと思っていたら、
夜になったら、空は星空。
東の空にオリオンの三つ星が輝いています。
年の初め、こうしたいなって思うことのリストを作る。
幾つかのことは、幸いにも実現出来たし、
多くのモノは、出来ないまま、年を越し、消えていく、
ここ数年、毎年思うのだけど、
秋の風が吹き、空が高くなる季節になると、
この歌のように、「願い」のまま、
現実と平行線のまま年を越している。
⊿TOUR wish~23:30 @yokohama
一番大切なことの後回しにして、
ただ、雲や月を見ながら、ぼんやりと思い浮かべているだけ、
叶えるためには、少しの勇気がないとダメだけど、
その勇気をくじけさせてしまう、もしかしたらって、不安が、、
結局、後回しにして、クリスマスが過ぎ、百八つの鐘の音とともに翌年へ持ち越し、
間違えなく、一番苦手なことだけれど、
だから、それを克服するためにも、
お正月のお酒で用意したのが、
山形県 鶴岡市 亀の井酒造株式会社
純米大吟醸 くどき上手 しぼりたて
原材料名 : 米、米こうじ
原料米 : 山形県産出羽の里100%
精米歩合 : 48%
アルコール分 17度以上18度未満
封を開けると、それだけで甘い香りが漂ってくる、
透明な、きれいな色のお酒。
口に含むと、日本酒特有の甘さが広がる、
もちろん、軽い喉越しだけど、深みのある旨味を感じる。
銘柄の力を借りて、意中の人を「くどこう」なんて思っても、
その前に、このお酒ににくどかれてしまって、
それどころではないのは、経験済みだけど、
やっぱり、今年も、くどき上手に酔わされて、
くどき下手のままかも。
まあ、それでも良いか。
見上げる季節、見る時間によっても、月の明るさって変わります。
冬の今の季節なら、澄んだ空気故に、あるいは、地平近くで見る月も
でも、確かに、最近の月は、そんな理由を抜きにしても、
眩しすぎるくらいに明るい。
今日は、2017年初めての満月。 そして、申年最後の満月。
満ちて、大きくなったから以上に、月そのものの大きさが大きい様な。
それゆえに眩しいくらいに明るく見えるのかなって、思うのです。
ふと、思い出して、梅の木のある場所へ、
白梅越しの、満月を、、
こんな寒空に、花見でもないと思うけど、
でも、こんな日だから、寄り添って、
月の明るさや、梅の花を愛でたいものです。
週末にかけて、冬型の気圧配置が強まって、荒れ模様になるとか、
特に、日本海側は、大雪になるかもって予報、ご自愛下さいませ。
この先、桜の月も、朧月も、もちろん、中秋の月も、
見上げる月は、沢山あるのですから。