基準となる木の前に、大勢の人が集まって、、、まあ、暇な人もあるものだと、
草木だって生き物なのだから、植わっている場所、年齢、その時の気分によって、咲く時期なんて、変わるはず。
人が集まって囃し立てる事なんかないと思うのですが、、、、
近所の桜の名所は、川沿い故なのか、まだまだ、蕾。
恥ずかしそうに、枝が薄紅色に染まっています。
このところの、冷たい空気で、ちょっと春の歩みも足踏みして、主役の交代も遅れ、
その分だけ、コブシや
基準となる木の前に、大勢の人が集まって、、、まあ、暇な人もあるものだと、
草木だって生き物なのだから、植わっている場所、年齢、その時の気分によって、咲く時期なんて、変わるはず。
人が集まって囃し立てる事なんかないと思うのですが、、、、
近所の桜の名所は、川沿い故なのか、まだまだ、蕾。
恥ずかしそうに、枝が薄紅色に染まっています。
このところの、冷たい空気で、ちょっと春の歩みも足踏みして、主役の交代も遅れ、
その分だけ、コブシや
ソメイヨシノが開花し、お彼岸が過ぎたのに、
日差しは春なのに、まだ空気が冷たく、冬の名残を感じる日々、
お芋さんにお湯を足して、ほっこりと身体の内側から温まりたい夜に、
さつま無双 株式会社 鹿児島県鹿児島市
もぐら 荒濾過 土竜 「できたてほやほや 2015」
アルコール分 25度
原材料 さつまいも、 米こうじ
ブレンダー 松元 太
無濾過に、若いお酒とあるから、もう少しクセがあるかと思ったら、
意外に素直な味のお芋さん、
ラベルの口上にある、フレッシュで、酵母感たっぷりってあるけど、
鼻の調子が悪いからか、今一つ感じない、
これから、熟成の年を経て、どんな表情になるのか、なるほど楽しみ。
お彼岸も過ぎる頃になると、狙っていた蔵元さんの新酒が品切れに、
とはいえ、まだまだ新しい出逢い、それに、再会があるはずだから、
麻布箪笥町の酒屋さんの棚の前でウロウロと、狙いは店主おススメの新酒。
最後の決め手は、お米。 選んだのは
株式会社せんきん 栃木県さくら市
モダン 仙禽 雄町
原材料名 : 米(国産)、米こうじ(国産米)
原料米 :ドメーヌ さくら・雄町(栃木県さくら市産)
精米歩合 :麹米 35% 掛米 : 50%
アルコール分 : 15度(原酒)
嫌みのない甘さ、それがカスタードに見立てるかは、ヒロタのシュークリーム好きの私には判断が出来ないけど、
甘さならば、これ以上に甘く感じるお酒は、明神様の門前の甘酒ぐらいだと、、
その甘さのゆえに、酸味が隠れて、、、あえて探しに行くと、ありました。
鼻孔の一番奥で甘い酸味が、、
それに気がつくと、甘さと酸味の程良く混ざって、、
ドメーヌと冠のついたお米を材料にした、、ならば他のお米のお酒もと手が伸びてしまうのです、
多分それ以前にも見ているはずなのだけど、この浮世絵師に目覚めたのは、春画から、
今年になって、肉筆の美人画に触れる機会が多くて、その度毎に、魅せられています。
ちょうどこの春、二つの展覧会が、もうひとつの方にようやく出かけることが出来ました。
それが、太田美術館で開催中の勝川春章展
いわゆる版画の浮世絵が多いのですが、それでも、一幅の肉筆画が、
春章らしい、繊細な女性の色香に溢れた作品です、
展覧会の意図が、春章から、北斎へ。時代と共に、役者絵、美人画と移りかわります。
そんな時代の流れを共に見ているうちに、
1790年代の半ばから、錦絵の色彩が格段に変わることに気がつきます。
例えば、「夕立」、弟子の勝川春潮の作ですが、ここまで細かな色彩の表現になっています。
それ以前の、春章が活躍した時代、色彩の少なさは、彼の才能を狭めていたかも、
それゆえに、錦絵からに肉筆画に注力したのだと思うのです。
もし、彼の存命中に、錦絵の色彩の変化が実現していたなら、どんな絵を描いたのだろうかと、、
そんな想像を浮かべてしまうのです。
もうひとつの春章の展示会は、出光美術館での肉筆美人画
そのなかで、一番のお気に入りが、「遊女と達磨図」
DEEN 『夢で逢えたら feat.原田知世』
昔の人は、相手が自分のこと想ってくれていたら、夢に出てきてくれるって、
この歌を聴く度、その数を数えてみるけど、いつだって片手に余るくらい。
いつだって私は片想いだから、昔も、今も。
ならば、片思いの相手は、私のこと夢にみてくれるかなって、
でも、相手が私のこと想っていてくれなきゃ、夢で逢えるなんてことないよね。
突然私が夢に出て来るなんて、悪夢以外のなにものでもないよね。
結局、どちらにしても、夢で逢うなんて出来ないみたい。
適量で押さえておくと、翌朝気持ちよく目覚めることができるし、
一日を無為に、無気力に過ごすこともないのです。
そう、飲まれないように呑めば、お酒は百薬の長なのです。
ちょっと趣向を、温度を変えて、、、
南陽酒造 埼玉県羽生市
純米吟醸 花陽浴 (はなあび) 雄町
アルコール分 16度
原材料名 米 (国産)、米こうじ(国産米) 雄町100%使用
精米歩合 55%
お店で呑んだのは、大吟醸。そのときは、キリッと冷えた温度、
手元にあるのは、吟醸酒、ならば、その温度も違うはずと、、、
封をあけると、空気が流れ出る音、酵母クンが目覚めた証拠。
無濾過生原酒ならではの儀式。
その音と共にふんわりと昇る酸味のある甘い香り、
口の中で広がる甘さが増したのは、温度なのか、中一日の熟成なのか。
大吟醸のトロ味はないけれど、甘さはそれに近く、嫌みのない酸味が、
喉越しを口のなかをさっぱりと保って、ついつい進んでします。
幸いながら、残り僅か、ゆっくと味わいながら、三連休の最後の夜を楽しんでいる。
キリッと冷えたよりも味の深みが増しているから、
冷蔵庫から出して、小一時間、温度をなじませることで、より美味しくいただける。
ふらふらと、いつもの散歩コースを、
近所の桜は、いくつかの枝に一輪か、二輪、
お陽さまの光はあるのだけど、風が冷たく、なんとなく春が足踏みしている感じ。
昨日とは、別の場所の桜だけど、あまり育っていないみたい、
桜を待つ身ならば、焦らされているって感じかもしれないけど、
その分だけ、春の先駆けの花の盛りが延びているかも、
ようやく咲いた遅咲きの白梅が、ハナモモの背景になって素敵なコントラスト。
雨のおかげで、汚れを落したユキヤナギの花が、真っ白に輝いている。
そうそう、昔みつけた、彼岸桜、ビルとビルの間の路地の、川べりにある、
人知れずに咲く彼岸桜かな、ハナモモかも、
ついつい、見落としてしまうけど、今年は、丁度よいタイミングで見る事が出来た。
川の方へ回ってみると、桜並木からはずれた桜に花がチラホラと、
少し先が昔、二つの川が合流したところ、二つの川に挟まれた町名の由来。
暖かな陽気だから、ロックも良いかなって、悩んだけど、
桜の頃、新緑の季節になれば、自然にロックに移っていくもの、
ならば、もう少しお湯割りにして、焼酎の、お芋さんの香りを楽しもうと、今夜もお湯割り。
今宵もまた、備前のぐい呑むの器とともに、先月の半ばから残しておいた、
本坊酒造株式会社 鹿児島県鹿児島市
アルコール分 :25%
おおくの焼酎は、蒸留して濾過してあるから、封をあけても熟成は進まないはず、
なのに、先月呑んだときよりも口当たりがまろやかになっている感じ、
お芋さんの力強さというよりも、やさしさが、前に立っている。
濾過しないで、にごりを残したから、そんな変化もあるのかも、
同じお酒、それも同じ瓶でも、時間を経ると違った味を楽しむことが出来る。
美味しいからといって、勢いにまかせて呑む干すのもいいけど、
邪道かもしれないけど、こんな風に楽しむのも、また一興かもしれません。
川沿いの桜並木は、あとほんの少しの暖かさが必要かも、
いまは、寒
櫻とハナモモが見ごろ。 そう、もうひとつコブシの花を忘れてはいけません。
紅梅は盛りを過ぎ、白梅は悲しい姿に、、、、、
十月桜に冬の訪れを感じ、
寒さ凍えるなか、白い梅の花を見つけた時、少しほっとして、
沈丁花の香りに、ちょっとだけ春を感じ始め、
紅梅、ハナモモと寒桜の薄紅色に目を細めてたものです。
背の高いコブシの花がほころび始め、春の気配が色濃くなったのを感じ、
一雨毎に寒さが和らぎ始め、今では一雨毎に暖かくなる、
同じ気温の変化でも、感じる主体が「寒さ」なのか、「暖かさ」なのか、
それもまた、小さな変化の積み重ねなのです。
明日の予報は、晴れ、もう少し蕾も膨らんで、
きっと、来週末は、桜の花の下でお花見の散歩になりそうです。
なぜだかわからないけど、心に引っかかることがあって、
先週、ブログを更新するときに、調べている時に確信に変わって、
それを確認したくって、新宿尾張町へ、そして、いま、手元にあるのが、、
南陽酒造 埼玉県羽生市
純米吟醸 花陽浴 (はなあび) 雄町
アルコール分 16度
原材料名 米 (国産)、米こうじ(国産米) 雄町100%使用
精米歩合 55%
きっと、トロ味が出るのは、もう少したってからか、
とろ味が無いなって、第一印象、
思い起こせば、先週だ純米大吟醸、今週は純米吟醸。磨き方に違いが、
先週呑んだ八反錦よりも、酸味がつよいのは、お米の違い、
でも、麹の香りは、甘く、ふくよかなのは同じ。
デジャブだと思ったのは、尾張町の酒屋で、目にしたか、音に聴いたから、
ひょっとすると、手に取ったこともあるかも、
棚に戻した理由は、蔵元の住所、ある意味、偏見、間違えなく、無知の故。
とろみのある甘いお酒って、調味料の数歩手前か、翌日に災いをもたらすもの
でも、この蔵元さんは、トロって甘くって、さっぱりとした喉越し、
呑み干したら、さっぱりと切れの良い後味。至福のひと時。
一週間頑張って自分へのご褒美に、最適。
それ以上に、お釣りがついて、来週も、、、って思わせてくれるお酒。
いつもなら手元に、あるはずの瓶が、今夜は、牛乳のパックが、
昨日呑み過ぎたとはいえ、運動して、汗を流して、デトックスは完了しているのに、
なんとなく、今の時間、お酒を手にする気分でないから、牛乳を、、
それに、なんとなく流れを変えたいし、、、
今週の一番の収穫は、このお酒。
お店の方曰く、東京中の酒屋さんが取り合いになっている、とのこと、
話半分にと思っていたけど、呑んでみて、びっくり。
さっぱりとした甘さの美味しいお酒。
酒屋さんで、相談しながら探すのも一つの道だけど、
居酒屋さんの目で選んだ、おススメのお酒を頂くのも、美味しいお酒に出会う方法。
まだまだ、出逢っていない美味しいお酒が、山ほどあるから、、
体が求めていない時には、無理して呑むことは止めにしようと、
無理をすると、ろくなことがないから。
記憶にある最初に訪れた美術館は、きっとこの美術館。
高校の修学旅行でこの町を訪れて、
紺ブレに、青のボタンダウン、レジメンのタイ、そしてジーパン。
渋谷にある都立校で、POPEYEの影響で流行っていたトラッドっぽいスタイル、
痛いのは、男二人、
その気があったわけでなく、なんでお前なんかと二人で、、とブツブツ言いながら、
同級生の女子に声をかける訳でもなく、フラフラと街を歩いたものでした。
その町は、倉敷。その美術館が、大原美術館です。
そして今、六本木の国立新美術館で行われていいるのが、
エルグレコに、モネを、すこし青春の暗い思い出を蘇らせるのも、
疲れたおじさんには、逆(虐)両方で、活力の足しになるかと、大きな期待はせずに行ったのです、
もちろん、目当ての作品は、眼福で、藤田の乳白色を再見できたこともそうですが
それ以上に、この美術館が力を入れている現代美術の作品に新しい発見がありました。
それが、第7章「21世紀へ」 国立新美術館 はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション
村上と会田だけじゃないよと、、、それに続く作家がいるのだと発見です。
谷保玲奈の「繰り返される呼吸」や
津上みゆき 「View - "Cycle" 26 Feb.-10 Apr., 05」
北城 貴子の「Reflection ― muison-so ―」 (左側)
正直、期待していたのは、西洋の近代美術のコーナー
でも、本当の収穫は、七章の21世紀へと区切られた所、
この美術展の英語のタイトルが
"THE BEST SELECTION OF THE OHARA MUSEUM OF ART"
このタイトル通りの素晴らしい作品に出会うことが出来ました。