先日、咲き始めの写真を更新しました。
そして、これが木曜日、朝の写真。
夏の草木の成長の速さを感じます。
四季咲きの薔薇とはいえ、
やはり、旬は春から初夏にかけて、
冬の寒さを越え、穏やかな日差しの下、
ゆっくりと時間をかけて
枝が伸び、花芽とつけ、蕾へ育ち
日一日、温度や日差しの変化と共に
行きつ、戻りつ、育っていき
そして、花を咲かせる。
そんな時間の経ち方が似合っているようです。
夏の花、例えば、向日葵のように、
名前に負けず、敢えて強い日差しに立ち向かう。
そんな姿も凛々しいのですが、
薔薇にはそんな力強さはなく、
思いもよらない速さで、力尽きてしまうのです。
次は秋の薔薇。
枝の元気さをみると、
10月半ばぐらいには、花をつけそうな、
ただ、秋の薔薇の悲しさは、
秋の深まりが花の成長を遮ってしまうこと、
花芽をつけたまま、蕾にまで育ったものの
寒さ故にそこで成長が止まってしまうことがあります。
いつだって、動物でも植物でも、
時間との追い駆けっこは、
生き物に勝ち目はなさそうです。