妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

好きなもの、好きなこと、
思いついたまま綴っています。

好きの範囲は人それぞれ、お注意下さい。

妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

いくつかの叶った夢、 数え切れないほどの忘れ去った夢、 平凡だけど、悪くはなかったと思う日々。 変わりのないことを嘆くのでなく、 変わらないことに安堵する、 でも、目を開ければ、小さな様々なことが変わっていく、 そんな小さな変化を言葉に綴り、 週末には酒を飲み、 日々、恥ずかしい妄想を、写真とともに、更新する。 そんなブログなのです。

気分は、凹んだまま

2021年05月23日 | お酒

週末のルーティンを壊されて三週目。

街は、早くも紫陽花の花が咲き始める時期。

梅雨の塞ぎ込んだ気持ちを癒してくれる花、

今年は、それだけでは足りそういない、

もちろん、残されたもう一つのルーティンも、

なんとなく、楽しみが薄い感じ。

とはいえ、色々試してみるのが、やり方、

今宵のお供は、

 

秋田県山本郡 (株)山本酒造店

純米吟醸 和韻

 

原材料:米(秋田県産)、米麹(秋田県産米)

精米歩合:55%

アルコール分:15度

製造年月 2021.4

 

気になっていた山本のお酒。

名前の由来の通り、ワイン酵母と秋田の酵母のハイブリッド。

お酒の体温が上がってからの酸味の消え方が少ないような、

キンキンに冷やして頂くのが、美味しく頂くやり方かも、

それが昨夜学んだこと、

いざ実践してみると、その通り、

それに、一晩冷蔵庫に寝かせたからか、温度の故か、

甘みも増したみたい。

 

ちょっと期待外れかなって、思ったけれど、

いえいえ、美味しく頂く事ができました。


空を見上げれば

2021年05月16日 | お酒

空を見上げれば、西に三ケ月の細い月

南の空に、動く光が、飛行機の航路とは違う動き、

五分ぐらいの時間、夜空で一番明るい光が横切って行きました。

天空の素敵な眺めに反して、下界では変わらず、、、

そして、私は、、

 

鹿児島県南九州市 高良酒造有限会社

本格焼酎 はちまん ろかせず

原材料名 さつまいも (鹿児島県産) 米こうじ(タイ産米)

アルコール分 35度

製造年月 21.03.23

昼間の気温が夏日を越えると、シュワシュワしたのが飲みたくなる。

身体を冷やす効用のあるお芋さん由来の健康飲料なら尚のこと、

こんな季節には相応しい。

封を開けてから時間が経ってしまったので、

香は薄れてきているけれど、優しいお芋産の味が

荒んだ心と疲れた身体を癒してくれる。

 

昨夜は、、

王碌酒造有限会社の王碌を頂いた、

久しぶりに、一晩で四合瓶を横倒し、

美味しいお酒だから、楽しみすぎてしまった。


自然の白は、

2021年05月09日 | お酒

故事曰く、

玄関から一歩踏み出せば、七人の敵がいると、

最近では、九人なのか、五人に減らしてもいいのか、

目に見えない、分子レベルとウィルスレベルの敵が、

まあ、いずれにせよ、自分の身は自分で守るしかないもので、

その気持ちを新たにしてくれるのが、ま白なアイスバーグ。

今年は当たり年らしく、たくさんの花を咲かせてくれた、

本当に、自然の色は美しく、ケガレ無い。

もちろん、バレンシアの一番花も、微かな香りと共に、

昨日の雨の重さで、疲れたのか、午後には、元気を取り戻していた。

世俗の垢を清め、つつがなく過ごせた感謝は、

 

群馬県太田市 島岡酒造株式会社

群馬泉 淡緑(うすみどり) 純米吟醸

原材料名 米(国産米) 米こうじ(国産米)

品種名 群馬若水 100%使用

精米歩合 50%

日本酒度 +3

酸度 1.6

アルコール分 15度以上16度未満

製造年月 21.4

 

群馬泉といえば、温めて頂くのが良いとされる銘柄、

その蔵元の別の銘柄、多分初めて頂くお酒。

封を開けた時のお酒の香りが最高、

それだだけで、美味しさを確信する、

しっかりと冷やして、キリッとした喉越しを楽しむ、

久しぶりに、お酒が胃袋に吸い込まれていく感じ、

このまま、一瓶開けて(もちろん四合瓶)憂さを晴らそうかと、

思いとどまって、今日が二日目、

香は少し飛んでしまったけれど、やっぱりお酒が喜んで喉を落ちていく、

ラベルにある日本酒度と酸味の指数、

そのチャートを指でのぞると、「淡麗辛口」のエリアへ。

辛口といえば、そうかもしれないけれど、、、、、

やはり、信じられるのは、自分の味覚だと、

もちろん、チューニングは必要だけれど、

この指標は役に立たないかもしれない。


日常は何処に行ったのか

2021年05月04日 | お酒

取り憑かれたように、美術館通いの続いた日々

不自由な日々になるだろうと、半分予想していたから、

小まめに足を運んでいたけれど、

まさかこんな中途半端な括りになるとは、

危機は、弱い場所を攻撃するというけれど、

弱い以前に、機能していないポジションの生贄にされるとは、

飲食店、美術館、映画館、

少ない娯楽を目の敵にして、いったい何をしたいのか、

オリンピックもそうだけれど、その前の都議会議員の選挙。

去年は、自分の、今年は、取り巻きの選挙活動をしている。

そんなボヤキはともかく、

連休らしくないGWの二本目のお酒は、珍しく越後のお酒

 

新潟県新潟市 村祐酒造株式会社

村祐 紺瑠璃ラベル

原材料名 米(国産)、米麹(国産米)

アルコール分 16度

製造年月 03.2.月

 

越後のお酒って、もう少しさっぱりと、ドライだった

そんなイメージとのギャップが大きいお酒、

酸味は控えめな、甘口のお酒、

部屋の温度に馴染ませた方が美味しさが増すタイプのお酒。

とはいえ、冒頭の雑文に記した通り、

ちょっとご機嫌斜めのお父さんは、

そこまで我慢できずに、杯が進んでしまう。

 

美味しいお酒を頂いて、

そのカロリーを翌日のジムで解消する、

汗が麹の香りでは無いけれど、

二つがセットになって、「憂さ」を晴らす

早く日常の戻りたい。


今年最初の薔薇

2021年05月01日 | お酒

今年の花子暦は、いつになく駆け足。

GW前に、アイスバーグが咲くのは初の事かも。

予定の何もない、長い週末、今宵のお供は、

 

福岡県大川市 若波酒造合名会社

若波 TYPE-2

原材料名 米(福岡県産)、米麹(福岡県産米)

精米歩合 55%

酵母 ふくおか夢酵母2号

アルコール分 13%

製造年月 2021.04

 

去年の味がどうだったか、

今年の、初の試みだった「生酒」の味がどうだったのか、

正直、記憶が定かでは無いけれど、

酸味で目覚めた味覚が、甘さと旨味を味わえる。

期待に違わない、それ以上の味。

 

お酒だけでも美味しい、

それ以上に、少し癖のあるチーズとのマリアージュも良い。

一番は、ミルクチョコレート。

酸味で敏感になった味覚が、チョコの味を楽しみ、

その甘さで、酸味を中和する。

引きこもりのGWの唯一の楽しみ。


大統領就任演説

2021年04月25日 | お酒

この一週間、何度となく、頭に過った言葉がある。

わが同胞のアメリカ人よ、

あなたの国家があなたのために何をしてくれるかではなく、

あなたがあなたの国家のために何ができるかを問おうではないか。」

J.F.ケネディーの就任演説の一節。

この一年、わかったのは、

国も、地方自治体も、私たちのためには何もしてくれないという事、

結局は、自分、家族、そして大切な人は、自分で守らなければならない。

市井の人々の出来ることは限られているけれど、

その積み重ねが、ファクターXだったと、

その積み重ねを壊し続けているのが、行政の長だったと。

そう思うと、もう一つの言葉を思い出すのです。

「歴史は繰り返される。」

それに続くのは、

「一度目は悲劇として、二度目は喜劇として」

今起っているのは、喜劇以外の何ものでもないと、

現場に負担をかけて、トップは無責任、

半世紀以上前の失敗と似た話に見えて仕方がないのです、

 

そんな悲しみを癒してくれるのは、

兵庫県宍粟市 山陽盃酒造株式会社

播州一献 純米吟醸 愛山 澱絡み

 

果物の甘さに似た味、スルスルと喉を落ちていくキレ。

今年の「生酒」もそろそろお開き。

掉尾を飾る素敵なお酒。


雨が降ると

2021年04月18日 | お酒

雨が降ると、どこからともなくこの子が顔を出す。

時には、雨が降る前から、

メダカ池の発泡スチュロールの縁で、雨宿り。

あるいは、同じように雨を避けた獲物を待っているのか、

今日は、メダカ池で花筏になったモッコウバラの

その黄色い花びらを迷彩にしている。

 

今宵は、、

福島県郡山市 有限会社仁井田本家 

しぜんしゅ 生酛 純米吟醸

 

生酛の生酒、

蔵つき酵母クンの元気の良さが、

開封した時に乾いた音を立てる。

薄く濁っているのは、

オリなのか、ガスの泡なのか、

そのガスとほのかな酸味が、

お酒をより深く味わうようにと味覚を目覚めさせる。

もちろん、お酒それ自身だけでなく、肴も

 

昨夜いただいた時は、爽やかな甘みだったけれど、

一夜明けると、旨味が増し、ふくよかな甘さに熟している。


この季節のお楽しみは、

2021年04月11日 | お酒

新酒も終わる桜の頃の毎年のお楽しみは、

目黒の庭園美術館か、府中の美術館、

目黒のお庭には足を運べなかったけれど、

 与謝蕪村 『ぎこちない』を芸術にした画家 @府中美術館 

を堪能してきました。

世評の通り、年齢を重ねる毎に、絵の魅力が増していく、

初期の作品は、いわゆる「ヘタウマ」に近いけれど、

その構図は、ただならぬものを感じるのです、

北斎漫画描かれた人物を彷彿されるような、不思議な表情の人、

それが、生き生きとしている様が、蕪村の魅力。

そして、晩年、京都で絵師のなかで磨かれたであろう画才が、

初期の不思議な魅力を損なわれずに、開花するのです。

 

チラシの左上に描かれた飄々として人物、

少しお酒をお召しなのか、ご機嫌そう。

こんな方ならば、酒席を同じくしたいのです、

そんな場には、、

このお酒を勧めたい

 

株式会社 せんきん 栃木県さくら市

モダン仙禽 無垢

原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)

原料米 ドメーヌさくら・山田錦100%(栃木県さくら市産)

精米歩合 麹米50% 山田錦 掛米60% 山田錦

アルコール分 15度(原酒)

製造年月 2021.01

 

新酒=生酒がそろそろ終わるのが、桜の季節。

酸味が強くないからのさらりとした甘さ。

この蔵元さんの特徴。

柔らかなで、伸び伸びとして蕪村の絵のよう。

お姉ちゃんをお供に、春のお月見に出かけるならば、

お供には、このお酒を持って行きたい。

霞がかかって眠そうなお月さまと、

目の前にお姉ちゃんを肴に、

うっすらとピンク色に染まった桜の花びらが散る。

そんな光景を肴にして、頂けたなら、最高なんだけれど、


あなたが好き

2021年04月04日 | お酒

松田聖子 - 青い珊瑚礁 〜Blue Lagoon〜

 

白さならば、あのジェイケルを越え、

富士額も露なアップの髪型と、スタイルは、

見ているこちらが恥ずかしくなるほど、

アラ還にして、、、とほほな世界と思いきや、

やっぱり歌は、すごい、

当時より数段歌が上手くなっているのは、

みゆきさんとこの方ぐらいか、、

何より、エープリルフールか、

CGではないかと信じるほどの、、

いやはや、何度見ても、

「あなたが好き」の所でキュンキュンしてしまうのでした。

そんな、MVを肴に、頂くのは、

 

福岡県大川市 若波酒造合名会社

特別純米酒 黒とんぼ(蜻蛉)

原材料名 米(国産)、米麹(国産米)

精米歩合 60%

アルコール分 16%

製造年月 2021.03

 

色々追いかけてきたけれど、

最後まで残った蔵元さんのお酒。

いつもとは別バージョン。

「若波」とは違うコンセプトで醸しているとのこと、

でも、惚れ込んだ酸味と、その裏の甘さ、旨味は、

シリーズ「若波」と変わらない美味しさ。

 

口切の昨夜は、少し酸味がきつかったけれど、

一晩お休みいただくと、それがまろやかに、

違うコンセプトとはいえ、同じ蔵元さん、答えは同じ?

 

口に広がった酸味が味覚を目覚めさせ、

飲み干した後の旨味、甘さが口に広がり、鼻腔をくすぐる。

品にかけるけれど、唇に残った甘さを舐めて、、、

これが、個人的な流儀。

それを最初から最後まで、もうひと舐めしたくなるのが、

この蔵元さんのお酒。

 

若波だけじゃなくって、

蜻蛉も追いかけなければ、、


アクセク動いて

2021年03月28日 | お酒

メダカ池の淵でじっと獲物を待っている。

暖かくなって、羽虫が飛び交うころ、

水を求めてなのか、反射する光に惑わされるのか、

迷い込んでくる虫を待っている。

生きているが心配になるくらいに同じ姿勢で、

確かに、歩き回って体力を消耗するよりも、

このほうがよほど効率的。

見上げれば、蜘蛛が糸を張っている。

 

生きるために動き回るのは、

草を主食の生き物と人間ぐらいなのかも、

あくせくする自分がなんとなく馬鹿らしくなる。

その結果として、いただくのは、

宮城県柴田郡 有限会社大沼酒造店

乾坤一 純米吟醸 吟のいろは

原材料名 米(国産) 米麹(国産米)

原料米 吟のいろは 100%使用

精米歩合 50%

アルコール分 16度

製造年月 2021.3

梅?の絵のラベルが素敵な一本

新しく開発された酒米「吟のいろは」で醸したお酒。

さっぱりとした甘さで酸味も少なく飲みやすい。

一晩過ぎると、少し酸味が目立って来たかも、

でも、昨夜頂いた、初対面の美味しさは間違えない、

それは、今宵いただく量の物足りなさが何よりの証拠。

 


お彼岸の中日

2021年03月21日 | お酒

ぼたもちが、食卓に置かれる。

今日は、春分の日、お彼岸の中日。

花曇りと呼ぶには少し早いけれど、

お天道様の顔を見ることのなかった日。

雨が降らないのを幸に、あちらこちらと、お出かけ。

知られた桜並木の川沿いを通りすぎたけれど、

なるほど、小洒落た店も多く、人が集まる訳だと、

そこだけでなく、全体的に街に出る人が多かったような、

休日を、一日損した気分の土曜日。

ちょっと心地よい疲れと共に、頂くお酒は、

 

長野県飯山市 株式会社角口酒造店

北光政宗 純米吟醸 雪明かり

原材料名 米、米こうじ 長野県飯山産ひとごこち100%使用

精米歩合 59%

アルコール分 14度

製造年月 2101

蔵出年月 2103

 

昨夜覚えたチョコレートと共に頂く春の夜。

改めて瓶を持ち上げて、残りの量を見れば、

今朝の体調の理由も分かる。

二日酔いでは無いにせよ、多少はお酒が残っていたみたい。

ガタの来つつある身体だから、とても正直。

教科書通りの反応をしてくれる。

ゆえに、生酒の若いお酒の精の元気を頂いている。

 

追記

一晩寝かせたお酒は、

スパイシーな味が薄れ、さっぱりとしたものに、

その分だけ、微かに甘さを感じる。

一晩の熟成か、お酒の体温か、アテのチョコレートなのか。

こうして変化していくのが、

生酒の、初春の酒飲みの楽しみ。

春を感じる時。


お迎えしました

2021年03月20日 | お酒

花屋さんの店先に、色とりどりの花木が並びます。

去年、終わりかけの鉢を手にして、育てるつもりが、

結果は、二敗一分。

一分の意味は、花は咲かなかったけれど、

新芽が伸びて、馴染んでくれたから。

来年は、どうなうなることやら。

 

そして懲りもせず、今年もまた、一鉢。

花海棠の鉢を去年に続いて、お迎えしました。

さて、週末、今宵のお供は、

 

長野県飯山市 株式会社角口酒造店

北光政宗 純米吟醸 雪明かり

原材料名 米、米こうじ 長野県飯山産ひとごこち100%使用

精米歩合 59%

アルコール分 14度

製造年月 2101

蔵出年月 2103

 

口切は、少し辛口。サラサラと喉を通り過ぎていくけれど、

口の中に、しっかりとお酒の味が後味として残っている。

甘口のお酒を頂いた時、

チョコレートの味がお酒の美味しさと反発し合うけれど、

辛口だと、チョコレートの甘さを引き立てる、

今更ながらの新しい発見。

もちろん、それ以外の「肴」の味をサポートするのは言うまでもない。

少しスパイシーなお酒、それを和ませる甘さ。

お腹の中で温められてお酒の精が程よく身体に回り始めている、

そろそろお開きにしないと、


生き物が目覚める頃

2021年03月07日 | お酒

三寒四温という言葉もあるとおり、

春は、もう少し、行きつ戻りつしながらやって来ると、

でも、今年の春は、二寒五温、あるいは、一寒かも、

梅がほころび始めたのが、最近の事だと、

でも、お彼岸まで時間があるのに、彼岸桜が盛りを過ぎ、

沈丁花の香も濃くなり、はや木蓮の花までほころび始める今年の春。

啓蟄の頃を迎えるに、庭先には、こんな子が、、

今年も、帰って来てくれた。

暦と肌感覚の差が少ないのが今年の春の特徴かも、、

昼間の散歩で見かけた花を頼りに、、

今宵は、花見酒、お供は、

 

三重県名張市 木屋酒造合資会社

純米大吟醸 高砂 

原材料:米(国産)、米麹(国産米)

原料米:山田錦(100%)

精米歩合:45%

アルコール分:16%

製造年月 2021.02

 

二日目、封を開けると勢いよくお酒の精が飛び出してくる。

甘いお酒の香り。ラベルには「火」の印があるけれど、

無濾過ゆえに、酵母クン達の元気はそのまま。

彼らの元気を頂いて、活力にする。

 

温度の変化による、味の違いを楽しむ為に、

チビチビ、ゆっくりと、和ませ水と共に、

冷蔵庫から出たばかりは、軽い味だったけれど、

段々と、甘さの深みが、重さを感じるように、

昨夜、封を開けた時よりも、酸味が増したような、

それは、甘さと旨味が増したのと同じレベル。

でも、正直に言えば、

昨夜の方が美味しかったかも。

 

追記

ほぼ、室温に馴染んで来ると、

酸味が消え、甘みと旨味だけが残る。

とろりとした甘さが、美味しい。

それを和ませ水で流しながら、、

最後は、唇に残った味を舌で掬い取る。

美味しいお酒が誘ってくれる眠気、

できれば、

お酒の精に、そんなお願いをするのは、お門違いか、

夢で逢えれば、本当に素敵な事なのだけれど。


冬のお月見

2021年02月28日 | お酒

立ち待ち、居待ち、寝待ちと続く呼び名、

十五夜の次は、「いざよい」。

月が登るのを待つのに特別な事をしない意味だと

確か習った気がする。

寒さが戻って来た日、お月様も、青白く煌々輝いています。

冬のお月様を見上げながら、頂くお酒は、

 

福島県会津若松市 宮泉銘醸株式会社

純米吟醸 會津宮泉 

 

原材料名 米(国産)、米麹(国産米)

原料米 長野県産 美山錦 100%

精米歩合 50%

アルコール分 16度

製造年月 03.01

 

一晩寝かせて、少し酸味が目覚めて来たかも、

あるいは、お酒の体温の故なのか、

昨夜頂いた時は、酸味が目立たなかったから、

ついつい、お酒の甘さに杯が進んでしまった。

 

今夜は、全く違う味のお酒、

感じた甘さは、合わせたチョコレートの甘さだったのか、、

自らの味覚の至らなさに、反省することしきり、

お月見所ではなくなってしまった、土曜日の夜。


週末の夜、視覚を楽しませてくれるもの

2021年02月21日 | お酒

東西堂書店をご存知でしょうか。

神保町の交差点を、水道橋の方へ少し歩いたところ、

成人向けの書籍を扱う本屋さんでした。

久しぶりに出かけてみると、

シャッターが降りていて、昨年末で閉店とのこと、

館淳一さんの文庫本やら、写真集で大変お世話になった書店。

数十年前の、密な店舗ではなく、ゆっくりと本を選べるようになった、

それに、お客さんの高齢化も、、

動画も、活字も両方必要な丁度中間の世代。

コロナ禍がダメ押しになってしまったようで、少し寂しい。

もちろん、気を取り直して、並びのアムールへ、

こちらは、まだ営業中。

二店舗分のお客さんが集中している感じ。

ともあれ、ネタの調達は完了。

そして、今宵は、

 

栃木県太田原市 菊の里酒造株式会社

純米吟醸 大那

口開けは、昨夜、

冷たいまま、さっぱりと頂いたけれど、

今夜は、少し時間を開けて、部屋の温度と馴染ませてから頂く。

酸味が強くなる魔の温度帯を過ぎると、

まろやかな甘さが目覚めてくる。

純米吟醸でも、蔵元さん、同じ蔵元でも銘柄によって

最適な温度が違い、それを探すのも、日本酒の楽しみ。

程よく酔いが回ったところで、、

男の子のお楽しみ、

 

追記、

部屋の温度に馴染んだ頃、

丁度飲み頃の温度、

甘さと旨みだけが残り、

お酒の味を堪能している。