今日で六月も終わり、月でいえば、年の半分が過ぎたところ、
なんだか、のんびりした半年だった、と、それが素直な感想なのです。
写真は、最後に咲いた、アイスバーグの一輪、
ちょうど半年が過ぎる時、春のバラも終わりました。
苗の力を付けて欲しいから、
今年は、少し早め早めに、花を折り、部屋の中へ。
梅雨の雨と、夏の日差しを浴びて、元気な苗に育って、
秋には、また可憐な白い花を咲かせて欲しいと願っています。
今日で六月も終わり、月でいえば、年の半分が過ぎたところ、
なんだか、のんびりした半年だった、と、それが素直な感想なのです。
写真は、最後に咲いた、アイスバーグの一輪、
ちょうど半年が過ぎる時、春のバラも終わりました。
苗の力を付けて欲しいから、
今年は、少し早め早めに、花を折り、部屋の中へ。
梅雨の雨と、夏の日差しを浴びて、元気な苗に育って、
秋には、また可憐な白い花を咲かせて欲しいと願っています。
蒸し暑い梅雨の夜、すこし理由があって、
まずは、麦芽由来のシュワシュワとしたスポーツドリンクを、
金色の缶を見る度に、これの一番搾りが飲みたかったと思うのです。
閑話休題
最近思うのは、味が分るのは、最初の三合まで、
それ以降はただの気違い水、そして次の日の体調にも、
四合瓶を三分の二頂くのが、丁度よい頃合いだと思いながら、
さて、タイトルでお気づきの通り、昨夜に続いて、
福岡県 大川市 若波酒造合名会社
若波 純米吟醸 FY2
原材料 : 米(福岡県産)、米麹(福岡県産米)
精米歩合 : 55%
アルコール分 : 15%
酵母 : ふくおか夢酵母2号
製造年月日 :16.6
昨夜は、冷蔵庫から出して直ぐに、冷えたまま、
最後に呑んだときの、甘さと酸味のバランスの変化をもう一度確認したくて、
もちろん、トップノート、というよりベースになっている爽やかなな酸味。
でも、温度が変わることで、甘さが立ってくる。
その甘さを感じたくて、室温よりも少し低いくらいに、、、
夏のお酒だからといって、冷たいから良いのではなく、それぞれ、味の変化が、
だから、きちんとした酒屋さん、特にお酒を出すお店は、いくつか温度の違う保存場所があるのです。
家呑みだと、そこまで出来ないから、冷蔵庫で保管して、最後に微調整。
それでも、一時間もすると味に変化が、良くなる時もあるし、そうでないことも、
そのためにも、一晩で四合瓶を空けてしまうのは、
そのお酒を十分に味わっているとは思えないのです。
夏至が過ぎて、いよいよ夏のお酒が揃ってくる季節です。
この時期だけに呑めるお酒も、いくつか、一年越しに出会うお酒もあります。
そのなかで、どうしても呑みたかったのが、
福岡県 大川市 若波酒造合名会社
若波 純米吟醸 FY2
原材料 : 米(福岡県産)、米麹(福岡県産米)
精米歩合 : 55%
アルコール分 : 15%
酵母 : ふくおか夢酵母2号
製造年月日 :16.6
味覚に不安を、それに、ちょっと体調不良かもしれない、
そんな私にでも、このお酒の不思議な酸味は、わかる、
日本酒で果物の甘さを含んだ酸っぱさが醸し出されるなんて不思議。
クセのあるブルーチーズを肴に呑んでも、それに負けず、それ以上に
そのアクの強さを呑む度に洗い流し、口の中をきれいにしてくれる。
若波さんの良さを守りつつ、まったく違う酸味を楽しめる。
ふくおか二号(FY2)、凄い酵母があるものです。
木曜日は前から気になっていたお店へ、
そこが予想以上に大当たりのお店、
気になった理由が、看板の回りの日本酒のラベル、
一目見ただけで、日本酒好きな店主のお店だと分る、
そして、冷蔵庫から出される銘酒、その裏話。
肴は、男の手料理といった感じで、それがまたお店の雰囲気とお酒に合う、
感動したのは、生ウニ。
まだ、殻のトゲトゲが蠢いているよう、
ふと、金曜日に逢う約束をしていたウニ好きの顔が想い浮かんでしまった。
そして、その人と、久しぶりの晩御飯、
何時立ち寄っても、満席、時間待ちの行列の店へ、
なんと、みれば一席、、二人分のテーブルが、、
一番、一緒に居たい人と、二人の好きなお店で、私の好きなお酒を、
季節のアユの塩焼き、ナメロウ、、あとなんだっけ、、、
週の後半戦、とても充実した酒呑み生活のあと、、、
さすがに、、呑み疲れ、、、気分転換の為に、某百貨店の福袋から
Chateau Les Fermenteaux 2014
この季節なら、冷蔵庫から出して温まらないうちに、サクサクと、
タンニンが弱い分、こんな日には、丁度いいタイプの赤ワイン。
梅雨が始まったばかりだって言うのに、今日はいっきに夏の日差し、
さすがに、陽が落ちれば、熱帯夜にはならないけど、
そろそろ、赤ワインはお休みの季節になるかも、、
木曜日、夕方から雨の予報。
さすがに、ここまで咲いたバラが雨に打たれるのが忍びなくて、家の中へ移動、
翌朝も元気に大きな花を咲かせてくれていました。
もうひとつ蕾が付いているし、アイスバーグにも蕾がつき始めて、
まだまだ楽しみが続きそうです
我が家のバックヤードには、夏の装いのお芋さんが待っているけど、
今夜の楽しみは、昨夜の残しておいたお酒をちょっと違う味わいで呑むこと、
島根県東出雲市 王禄酒造有限会社
超 王禄 無濾過本生
原材料名 : 米/富山県産五百万石 100%
米麹/富山県産五百万石 100%
精米歩合 : 60%
アルコール分 : 15.5%
日本酒度 : +9.1/酸度:2.2
H27BY
製造年月日 H28.5
今日は、冷蔵庫から取り出し冷のままで、
きっと、ほんの少しかもしれないけど、熟成が深まったかもしれない味を楽しむ、
それが、無濾過の生酒の楽しみ。
冷酒の呑み易さ、でも、味はそのまま、
キレの良い味わい、それにお酒そのものの強さが残っている。
いつものことだけど、今晩はとりわけ、もう少し残しておけばって後悔が、
でも、昨夜の私に、それをお願いするのは酷。
一合だけでも、残してくれた昨夜の私に感謝。
今日一日、これを呑む為に身体を動かしたのだから。
アンコールは短めに、一合では足りないけど、二合では多すぎるかも。
もちろん、王禄は追加公演決定、
とはいいえ、このままだと、、新しいお酒を探索することが難しいかも、
そろそろ夏のお酒と銘打った瓶が店にならぶころ、
前から気になっていたお酒に挑戦してみることに、
それが、
島根県東出雲市 王禄酒造有限会社
超 王禄 無濾過本生
原材料名 : 米/富山県産五百万石 100%
米麹/富山県産五百万石 100%
精米歩合 : 60%
アルコール分 : 15.5%
日本酒度 : +9.1/酸度:2.2
H27BY
製造年月日 H28.5
きりっとした甘さ、もちろんベタベタとした甘さじゃなくって、さっぱりと透明な甘さ。
最近好みの旨味のある甘さとは、完全に別の方向を向いた甘さ。
ブルーチーズを肴に呑んでいるのだけど、一口呑む度に口の中を洗ってくれる。
それでいて、お酒自身の味も、呑む度毎に微妙に変化。
もうひとつの特徴は、個性のとても強いお酒。
アルコール度数は、比較的低いけれど、このお酒のもっている力が強く、
体調とか肴のブルーチーズの塩気、、、いろんあ理由があるけれど、チェイサーを身体が欲している。
そして、もう一杯。 最初に呑んだときと、ほぼ同じ味わい、温度が上がった分だけ深みは増しているのです。
いやはや、凄いお酒があったものです。
そろそろ梅雨入りの話が聞かれる頃、暦も、それに合わせてこの節気の時期になります。
とはいえ、暦の違いから、田んぼにはすでに水が張られ、早苗の鮮やかな緑が眩しいくらいかと、
今年も、西の地方では、梅雨入りしたとのニュースが、東京も、夜半から雨。
雨あがりのしっとりとした空気が、肌に少し冷たく、気持ちのいい朝です、
雨が少なく、ちょっとお疲れ気味だった紫陽花の花も、
きっとこの雨で元気を取り戻したことだと、、
午後からは、紫陽花の咲く道を歩いてみようと思っています。
その前に、すこしばかり庭いじりを、
ふくらみはじめたバラの二番花の蕾や、念願の睡蓮の苗、
孵化した赤ちゃんメダカのお世話。
雨あがりの日曜日、ちょっとだけ忙しなく、楽しみな朝なのです。
PS
お水をなじませたお芋さん。
度数を落しているから、翌朝にも優しいのです。
追記
先週、蕾だった紫陽花が、ちょうど咲き始めたところでした、
ちかごろ流行っているという、噂のある、
焼酎をお水と馴染ませておく飲み方を試してみる。
アルコールの度数を下げて、温めて飲むのがやり方みたいだけど、
今日は、そのままロックで、
実験台になったのは、
宮崎県日南市、古澤醸造合名会社
YAEZAKURA -SEN-
原材料 : 甘藷 (南九州産・黄金千貫)、米麹(白麹、国産)
アルコール分 :25度
ちょうど、一週間熟成させた、
ただ心配だったのは、船来モノのお水を使ったこと、
なるほど、この遣り方だと、アルコールのパンチ力が押さえられて、
最初からお芋さんの味が引き立つ、きっと、他の原料でも同じこと、
お湯で飲む分ならば、温められて香りが立つけれど、
これからの時期、ロックで飲むならば、アルコールの強さとの競争になるから、
それを、避けるためにも、この方法はGOODだと、
ただ、呑み易い分だけ、サクサクと杯が進むのが問題だけど、
一人で、日本酒、あるいは焼酎のソーダ割りを四合を開ける私にとっては別の問題で、
まずは、美味しい呑み方を発見したことが、収穫。
お水との違和感はなかったけれど、蔵元さんの地元のお水とマリアージュさせたら素敵かも、
優しい飲み口のこの子が、喉を落ちて行ったときに残るお芋さんの甘い香り、
それが、口の中の戻って来て、素敵。 この子の味を再確認、
胃に落ちて、身体の中に広がると、ちょっとひんやりとした感じ、
飲む前に水を馴染ませた効果なのかわからないけど、
これから暑くなったとき、この飲み方は最高かもしれない。
いつもなら、大忙しの五月。 今年は、怠惰な一カ月。
いつも通りの健康診断、中性脂肪が高いって、、
ふむ、
数日前の「麩かし」と、前日のカスタードクリームパンの効果で、
一年間の摂生が「無」になる。
そんな理不順なことがあるのかと、、、問い詰めたいところだけど、
過去には、コンビニスイーツ、別の年には天ぷらそばと、前科はあるから、
致し方ないのかもしれません。
とはいえ、気になっている、お酒のアルコール起因の数値は、いたって正常。
20年前に比べても、今の方が健康体かもしれません。
じゃあ、その当時、不健康、あるいは、肝機能の数値が悪かった理由は、
一重に、
この子のおかげ。
熊本県 菊池市 株式会社 美少年酒造
美少年 零
国産米 100%
原材料名 / 米(熊本県菊池市)、米こうじ(熊本県菊池市産米)
アルコール分/15度以上15.9度未満
精米歩合/60%
ラベルも、蔵元も変わったけれど、味はそのまま、あるいは近いような気がするのです、
背の高い二合とっくり、とっくりの白と同じ猪口の白、
目の前で焼かれる焼き鳥、肉巻、レバーの刺身、そして〆の鳥雑炊。
それらすべての、香りと味が甦るのです。
昭和の香りしかない、渋谷道玄坂、百軒店、道頓堀劇場の前、「鳥源」。
青い瓶になったころの美少年よりも、昔の味に近い感じ。
バブルの前、地酒ブームの走りだった記憶が、
そのころの味に近いのは、名前が呼び起こした思い出が理由ではない気がするのです。
ラベルの「国産米 100%」の文字が他のフォントとは違うような、
なにか、このお酒の歴史を思い出してしまいます。
再興したと聞いていたもの、思い出は思い出のままにと、思って敢えて手を出さなかった、
でも、
このお酒を造っている土地が大変な時だから、取り寄せてみました。
一難去って、また一難、それをどんな風にチャンスに変えていくのか、
昔の味を再現したまでの苦労は「多」としますが、
青春のアルカディアは、お酒を借りなくても、いつだって瞼の裏側にあるのです。