穏やかに晴れた日曜日、
お散歩がてら、いつものジムへの道、
でも、ちょっと遠回りのコース。
少し間が空いたから、そろそろ寒桜が見頃のはずと、
梅の木に混じって、一本だけの寒桜、ちょうど満開に、
メジロも、梅の花から渡って来ている。
散歩道の途中にある、山桜もうっすらと枝に紅が差していた。
今週から、弥生三月、
名実ともに、早春の季節。
穏やかに晴れた日曜日、
お散歩がてら、いつものジムへの道、
でも、ちょっと遠回りのコース。
少し間が空いたから、そろそろ寒桜が見頃のはずと、
梅の木に混じって、一本だけの寒桜、ちょうど満開に、
メジロも、梅の花から渡って来ている。
散歩道の途中にある、山桜もうっすらと枝に紅が差していた。
今週から、弥生三月、
名実ともに、早春の季節。
昼間は暖かでも、日が落ちると、寒さが戻ってくる、
一時期に比べれば、だいぶ寒さも和らいだけれど、
まだまだ、温かい飲み物が恋しくなる季節。
こんばんは、お芋さんをお湯で和ませてみる。
鹿児島県 阿久根市 鹿児島酒造株式会社
本格焼酎 2017 阿久根
原材料:甘藷(黄金千金)・米麹(タイ産米)
アルコール分:25度
製造年月日:平成28年10月
新酒限定の無濾過と、それに惹かれて手にしたのがこのお芋さん
立ち昇るお芋さんの香り、口にすると、広がるその香り。
口上にある通り、どっしりとしたお芋さんの旨味が詰まった濃厚な味、
でも、クドくなく、お芋さんのクセを堪能できる。
蔵元さんのお勧めは、ロックか水割りとあるけれど、
お湯で和ませても、香りが立って、味わいが倍増する。
なんとなく、明るい日差し、風もない土曜日の午後。
週が明ければ三月になるけれど、
早春っていうには少し早い気がする、
そう、プレ早春、あるいは、早早春??
そう言いたくなるほど、春の気配を感じる日です。
メジロが誘われるように、梅の甘い香りに誘われてお散歩。
見上げると、雲の色も、冬の色から化粧直しをしたみたいです、
もう、白梅は見頃を過ぎ、今は紅梅が盛り、
そろそろ、桃の花は、まだかなぁって探しています。
ふと見上げると、コブシの蕾が膨らみ始めています、
樹々が春の準備に取り掛かり始めたようです。
お上が旗を振ったからといって、追随する人がどれほどいるのか、
休みならば、自分の判断で、自由に取るのが筋なはず、
新しい残業代の取得のための制度にしか思えないのですが、、
まあ、長続きしない名称なのでしょう、
プレミアムな日、特別、特上な日は、自分で作るものだと、
お上の指図など受けたくない私です。
とはいえ、最近、我が身の社畜さ加減に悲しくなることも多いのですが、
さてさて、いつもの週末の一人夜会、今宵は、
奈良県 御所市 千代酒造株式会社
篠峯 伊勢錦 純米
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
原料米:奈良県産伊勢錦全量使用
精米歩合:65%
アルコール分:16度
製造年月日:2017.02
口に含むと、酸味の強さが、、
それも最近飲んだ子の酸味にとても似ている。
口上を見ると、協会6号酵母の文字を発見し、全てが解決、
続けて、6号酵母のお酒をいただくことになった。
爽やかな酸味がこの酵母クンの特徴、
もちろん、この酵母が採取された蔵元、新政酒造の特徴。
それが、奈良の酒蔵で、奈良のお米と奈良の山のお水でお酒を造る。
爽やかな酸味はそのまま、でも、新政のお酒とは、何か違う、
温度が室温に近くなっても、酸味の強さはそのまま、
もちろん、酸っぱくなるのではなく、果物の、爽やかな酸味を楽しめる。
口上通り、6号酵母の魅力を、たっぷりと味わえる、
それでいて、本家にはない味があるお酒。
奈良って、芯の通った酒造りをする酒蔵が多いのは日本酒発祥の地だからか、
追記
部屋の温度に近づいてくるにつれ、
甘さが前面に出てくる、
それとともに、雑味っていうのか、苦味なのか、
ほろ苦いとも違うのだけろ、甘さと苦味が混じった
不思議な美味しさを感じてる、最後の一合。
10度を少し越えるくらいの気温の表示、
でも、実感としてはもう少し暖かい感じ。
雲ひとつない空から降り注ぐ日差しは強く、
風もないから、日向では、気温はもう少し高かったような、
夕方、思い立って、近所を散歩。
ここでも、紅梅が綺麗に咲いている。
昼間、体を動かしている時、ふと頭を過ぎった呑み方、
褒められたものではないけれど、汗を流している体が一番求めているやり方。
暖房の効いた部屋で、焼酎をロックで、
夏ならば、体を冷ます効果があると言われる焼酎を、
体を冷やしてはいけない季節に呑む。
それも、わざわざ暖房を効かせて、
なんて、エコとはかけ離れた呑み方なのだろうと、
少しの罪悪感とともに、手元には、
氷の入った備前のコップに、ソーダまで、
お相手は、
鹿児島県 薩摩川内市 村尾酒造合資会社
本格焼酎 かめ仕込み 薩摩茶屋
原材料名 : さつまいも (鹿児島県産)、米こうじ(タイ産米)
アルコール分 : 25度
製造年月日 : 28.10.21
お芋さんの中でも優しい味のお芋さん、
体を動かしたのは、半日も前のこと、
体を冷やす理由などないのだけれど、
冬のアイスクリームと同じで、寒い時に冷たい物を頂く。
それもまた風流などと、一人つぶやき、エコでないことの罪悪感を薄める。
そんな七面倒なことなどお構いなく、
美味しいお酒は美味しいもの、
それは、可愛い子はどんなファッションでも可愛いのと同じ。
呑み方を選ばない。
惜しむらくは、このお芋さんの香りを楽しめないこと、
でもそのぶん、口にふくみ、舌の上で転がしていると
だんだんとお芋さんのクセと味が蘇って来る、
楽しい時間。
昨日、春一番が吹きました。
その年最初の南風を春一番と、
名前からは、優しそうな風ですが、
今年の春一番は、強風。まるで台風のような勢い、
ビルの谷間に迷い込んだそれは、
さらに勢いを増し、飛ばされそうなほどでした。
一転、雨水の今日、冬に戻ったようなお天気。
寒さはそれほどではないのですが、
雲が低く垂れ込め押さえつけられているよう、
静かな、冬の日になりました。
昨日の暖かさからか、梅の花がそこここで咲いています。
今まで、冬色だった場所に、
白や、うすいピンク、そして紅色が浮かんでいます。
誘われて、近づいてみると、
咲き始めは、白梅から、春にちかづくに連れて、紅梅が咲き始めます。
雪が雨に変わる季節、
その雨が地面を湿らせ、草木に潤いを与えます、
その潤いが、新しい息吹を活性化させ、
新芽の成長にも勢いが付き、春の準備を始めます。
今年もまた、縁起物のお酒を頂くことができました。
様々な意見があると思います、
立春って日が年の初め、節目の日だと思うます、
ただ、その日をターゲットにして、お酒を造るのは、、
本末転倒なのかなって気もします、
とはいえ、様々な僥倖があって、その朝に出来たお酒を頂けるのなら、
ありがたく頂戴しようと、
一年間、お酒を頂けた事に感謝しつつ、この先一年も、頂ける事を祈って、
杯を挙げるのもいい事なのかと、
縁あって、今年も、立春朝搾りを、
秋田県秋田市 新政酒造株式会社
新政 純米 生原酒
原材料名 : 米(秋田県産)、米麹(秋田県産米)
原料米 : 秋田県産酒造好適米100%使用
精米歩合 : 麹米40%、掛米60%
アルコール分 : 15度
口に含むと、強い酸味舌に刺す。
その後、優しい甘さが口いっぱいに広がって、
その酸味を和らげながらも、際立たせる、
酸味が、ある意味この酒蔵の、ひょっとして、酵母くんの特徴なのだけど、
それにしても、ちょっとびっくりした。
あるいは、二週間の時間が、そうさせたのかもしれないけど、
冷蔵庫から出して、小一時間、部屋の温度より少し低いくらい、
飲む温度ならば、悪くないのだけれど、、
嫌いな、苦手な味ではないのだけれど、
ふと、頭を過るのは、、
微生物の時間の流れは、人間の時間の流れ通りとは違うって事、
風もなく、日差しが眩しい昼休み。
暖かさに誘われて、赤坂薔薇園まで足を伸ばしてみる。
この季節、花は咲いていいないだろうと思ったけど、
結構な数の花が咲いている。
ただ、薔薇本来の派手さはなく、
ちょっと「くたびれた」感じ、
他の季節には感じられない、侘さびを薔薇の花で感じるなんて、
ちょっと新鮮かも、
日差しに誘われて、お散歩。
桜の名所も、今は、さっぱりとして見通しが良い。
なんとなく、空が燻んだ感じ、
でも、いつもの場所に立って見ると、それほどの違いはないけれど、
肉眼では、そんな感んじ、
明るなのせいか、それとも、もう花粉が飛んでいる?
まさか、黄砂には、早すぎるよね。
ひとしきり体を動かして、帰りは、いつもの散歩道を反対向きに、
この季節の楽しみ、梅の花を追いかけて、
五月になれば、梅の木には新芽の緑が鮮やかに、
斜面には、牡丹の花が、
でも今は、紅梅と白梅が静かに、お寺の庭を守っている。
日が長くなって、丁度西に向かって歩くことになるから、
傾き始めたお陽様が正面に居座り、眩しいくらい、
夕方になって風が強くなると、頬にあたり空気が一層冷たく感じる。
明日も晴れそう、でも、今夜も冷え込みも厳しくなりそうなくらい、
雲ひとつない冬の夕暮れ。
今年一番最初に見つけた梅の花、
その木にはもう花はごくわずか、
他の花ならば、一斉に咲くのだけれど、
梅の花は、時間差で、ゆっくりと咲いていく、
散ってしまった木もあれば、まだ、花芽だけの木もある。
一人、反省会。
空白の時間に起こった事を知るにつけ、
再びお酒に呑まれている自分に反省、
今回ばかりは、命に関わる事、気をつけねばと、つくづく思うのです、
そんな日ぐらいは、禁酒をすればいいのですが、
きっと、今頃、冬の寒空に、氷のような色の満月が、
そう思うと、温もりが欲しくって、それも、内側からの温かさが良く、
飲むとその塊が、口から喉、食道を経て、胃の中に落ちて行くのを感じながら、
大分県 宇佐郡 四ツ谷酒造有限会社
焼酎屋 兼八
原材料名 :麦(国産)、麦麹(国産麦)
アルコール分 : 25度
湯気の香りが乾いた麦の香り。
スペックを記していて、気づいたのは、麦麹、
お芋さんの多くは、米麹を触媒にして、お芋の糖分をアルコールにする。
兼八さんは、麦だけの焼酎。だから、麦の香りと味を堪能できる。
優しい口当たり、お芋さんのような癖はないけれど、
しっかりと麦から造ったお酒だって主張している。
こんな素敵なお酒が、まだまだ山のようにある、
もちろん、世界に目を向ければ、
ワインだって、ウィスキーだって、様々なお酒が、
お酒に飲まれて、寿命を縮めるような事なんて、できるはずがないもの。
きっと、何か勘違いをして、気持ちが大きくなりすぎた自分への戒めだった。
お米だって、麦だって、実れば頭を垂れるのだから、
その恵みを頂くのなら尚のこと、見習わなくては、
お酒の神様は、しっかりとみてくれている。
これを書き始めた今も、雨はまだ降っていない。
とはいえ、一日、雲に覆わられた空、
気圧が下がる時って、体調や気分が優れないことがあるっていうけど、
どうも、今日はそれ見たい。
なんとなく、何をするにも億劫で、腰にも疲れが溜まっていそうで、
いつものジム通いは中止。
とはいえ、家に居ても仕方がないから、梅の花を探して近所を散歩。
牡丹の花で有名なお寺。丁度、梅の花が満開。
他にもいくつかの場所があるのだけど、
曇り空だと光が足りなくて、上手に撮れない。
早くから咲いた梅の花は散り始めているけれど、
まだ、花芽のない木もあって、
寒さの分だけ、花の時計の進み方の違いを感じる
寒桜がほころび始め、本当に冬が半分過ぎたことを実感する。
もうしばらくすると、一雨毎に暖かくなるのだけど、
雨が降らないってことは、暖かくなるのももう少し先なのかも。
雨が降れば。憂鬱な気持ちも少し晴れるかもしれないけど、
今日はそれも叶わないのかも、
まあ、梅の花も、それ以上に寒桜も見れたのだから、良いじゃないですか。
ビールの出荷量の下がっているとの報道が、
それに、日本酒全体も落ちているって、どこかで見た様な、
同じ記事の中で、唯一前年から増えているのが、地酒だって、、、
ふるさと納税って流行りだけれど、
確かに、家計には優しいかもしれないけど、
生産者にとったら、本当に良いことなのか、
ちょっと疑問がある。
生産者も商売なのだから、量が捌ければ良いって考えもあるけれど、
適正な価格、赤字にならない販売単価で売れるのかって言えば、
結局は、ふるさと納税の金額が、その物の価値になってしまうのだから、
値引きをして、販売単価を下げて、利益を圧縮しているだけの様な、
せっかく、地酒がブームではなく、定番として認められたのに、、残念なことです。
とは言え、価値を守りながら、今以上に価値を創造しようとする蔵元さんは多く、
例えば、秋田のNEXT5や宮城の DATE セブンの様な取り組みも、
日本酒を、醸造って文化と伝統を、広めようって活動です、
ならば、消費者としても、できるだけ適正な価格で、
できる範囲で自分の財布からお金を出して貢献したいと思うのです。
今日のお酒は、まさしくその気持ちを強くしてくれるお酒。
山形県天童市 株式会社水戸部酒造
山川光男 2017冬
原材料名 : 米(山形産米)米こうじ(山形県産米)
精米歩合 : 60%
アルコール分:16度
製造年月日 : 平成29年1月
不思議な銘のお酒、その心は、
山形正宗
盾野川
東光
男山
四つの蔵元から一文字づつ取ったから、
山形の蔵元ゆえに、なんとなく朴訥な印象なのだけど、
蔵王のザンゲ坂の樹氷原、新雪の上を滑っている様な飲み心地、
サラサラとして、軽快なのど越し、そして口の中の広がる甘い残り香。
飲むほどに、表情を変える、最後の苦味が、次の肴の呼び水に、、
銘柄ならば、少しふざけてるけど、その中身自体は、
しっかりと造られたお酒、美味しい。
上質な香水の様に、初め、中、〆とそれぞれの違いを
一本の瓶で味わえる、素敵な、そして、不思議なお酒。