暦の通り、秋のお彼岸を過ぎて、
最高気温と最低気温のレンジが、
また少し下がったように感じます。
まさしく、秋がまた少し深まったように感じます。
流れてきたツイッターに、
「今年の秋は早いような、、」とありました。
私も同じように感じています。
桜や、イチョウの木々の葉が、枯れたように見える、
色ずくには、まだ早いけれど、
葉の緑が薄くなっていうように感じるのです。
今夜は、中秋(旧暦の8月15日)の名月、
秋の真ん中の月の真ん中の日のお月さま。
そして、明日が満月、それも普段よりも大きく見える、スーパームーン。
ちょっとだけ、空を見上げて、お月さまを愛でましょうか。
十三夜も、小望月も見られなかった、今年の秋、
せめて、今日と明日のお月さまは、楽しみたいと願っています。
二夜連続なんて、ちょっと得をした気分。
でも、天気は曇り。
雲の切れ間から、少しでも顔を出してくれると良いのですが。
明日(9月27日)までの作品展、公募緊縛写真展『春夏秋冬』 を見に、新宿座まで
簡単に好きな写真や動画にアクセスできるけど、
紙に焼いた(今も、こう言うのですよね)写真は、
カメラによって切り取られた瞬間の、
あるいは、被写体の持つ力のようなオーラを感じるのです。
写真展を見る度に思うのですが、
モニターの色とは微妙に違う、
作者自身が、見ていた、感じていた色が紙の上に固定され、
それらすべてが、電気的な信号では感じる事の出来ない、
何者かになって、私の中に入って来ます。
今回のような写真展ならば、肌に、何かが触れ、締め付ける、
そんな感覚まで覚えてしまいます。
数日前、女性の体を美しく着飾るモノの一つに「縄」をあげましたが、
それは、まさしくその通りで、本当にキレイな、美しい作品が揃っていました。
残念ながら、9月27日までの開催。
見逃すには、惜しい作品展です。
ブルーパフュームの蕾がほころび、
とても、小さな、かわいい花が咲きました。
こんな小さな子でも、しっかりと甘い薔薇の香りがしています。
そういえば、近所のきんもくせいの香りも、
ほんのり漂っています。
恥ずかしい事なのですが、
今年になって、初めて、きんもくせいの香りが感じました。
きっと、以前にも、感じたことがあるのですが、
それの香りを確信したのが、初めてなのです。
春の薔薇に比べて、この季節の薔薇は小ぶりになるけど、
ちょっと、今年の秋の薔薇は小さいかなって、
勢いのあるアイスバーグだから、
しっかりと夏の選定をしておけばよかったかもしれない。
夏の選定をして、少しお休みをさせれば、
もうすこし違ったかもしれません。
ともわれ、この蕾の他にも、
二つ、三つを花芽が付き始めました。
ほんの少し前ならば、
西の空が真っ赤に輝き、うっすらと街全体を朱に染めていたとの時刻、
もう、すっかり日がおちて、薄暗くなり、
西の空の薄い水色から、天空に向かってだんだんを青を深め、
東の空はほんのりと暗がりが広がり始めています。
昼前の空は、ほんの少し夏の名残が残った、あるいは、
あれだけ雨が降った後だから、水気に満ちた大気だからか、
かすんだ水色。
それでも、だんだんお陽さまが進むにつれ、空気も乾き、
空の色が深くなっているように見えたのです。
人恋しくなるほどの寂しさを感じるほどの夕暮れ時ではありませんが、
夏の名残を探すのが、少しだけ難しくなってきたこの頃です。
なんだか、少し早い気もするのですが、
秋の長雨。
夏の空気を秋の気配が空の上でぶつかり合って、
雨降りの日が続いています。
少しだけ夏の空気が強いと、
蒸し暑い天気になり、
秋の気配が強いと、
肌寒く感じるのです。
草花も、夏の花が終わり、
とはいえ、秋の花には少し早い、
そんな季節なのです。
みかけるのは、サルスベリの花。
別名、百日紅(ヒャクジツコウ)と言われるだけに、
真夏のさかりから、ずっと咲いています。
とはいえ、そうに盛りを過ぎて、
あとは、秋の花が咲くのを待っているような趣です。
今日が、祭礼の最終日、
さてと、がんばりましょうか。