妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

好きなもの、好きなこと、
思いついたまま綴っています。

好きの範囲は人それぞれ、お注意下さい。

妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

いくつかの叶った夢、 数え切れないほどの忘れ去った夢、 平凡だけど、悪くはなかったと思う日々。 変わりのないことを嘆くのでなく、 変わらないことに安堵する、 でも、目を開ければ、小さな様々なことが変わっていく、 そんな小さな変化を言葉に綴り、 週末には酒を飲み、 日々、恥ずかしい妄想を、写真とともに、更新する。 そんなブログなのです。

頂くお酒は、34.1

2019年08月25日 | お酒

久しぶりに写真を撮った並木道。

昨日、金曜日(23日)が処暑。暦の上では、もう秋。

でも、その名の通り、残暑が厳しい。

陽が落ちれば多少は涼しくなるこの頃だけれど。

雨降りの長い梅雨から、急に猛暑になった今年の夏。

感じている以上に、夏の疲れが体に溜まっていそう。

今日、明日と諏訪神社の例大祭。

そして、来週がわが町の八幡様の祭礼。

老体という歳でもないけれど、身体に鞭打って頑張らねば。

 

ならば、早く眠って、疲れを取らなければと思うのだけど、

結局は、恒例の一人夜会、お供は、

山形県天童市 出羽桜酒造株式会社

出羽櫻 吟醸酒 泉十段 朝涼み

原材料名 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール

精米歩合:60%

アルコール分:13度

製造年月19.7

 

火入れのお酒だから、一晩、それも冷蔵庫にお休みしていても

それほど味の変化はない。

ただ、さっぱりした、飲みやすさならば、今晩の方が強い気がする。

 

追記

最後の最後に、甘さが蘇って来た、

やっぱり、温度がちょっと低かったみたい。

お酒って、たとえ火入れとはいえ、生き物だから、

扱いが難しいな、

ましてや、女人の扱いが下手な自分には、、


My favorite things 7 - Audrey Hepburn

2019年08月24日 | つぶやき

GooBlogの設定が変わって、

Twitterの「まとめ」の機能が無くなってしまったから、

My favorite things

この中から、いいなって思ったあれこれが

Twitter経由でブログに反映されなくなってしまった。

 

ならば、

手動でまとめのブログを作ろうと、

マメに更新しようかと思っているのです。

全部という訳でなく、

選りすぐりでもなく、

その時の気分での更新、

ランジェリーだけでなく、

風景、花、動物などなども一緒に、

前回のまとめは、こちら。

 

My favorite things Vol 6 - Animals

My favorite things Vol 5

My favorite things Vol 4

My favorite things Vol 3

My favorite things Vol 2

My favorite things

 

Audrey Hepburn by Michael Butler


Richard Avedon. Audrey Hepburn, 1956.


Audrey Hepburn photographed by Philippe Halsman in Italy, 1954.

 

Breakfast at Tiffany

 

Audrey Hepburn for Life magazine during the filming of the Paramount production Sabrina, Los Angeles, 1953


頂くお酒は、34

2019年08月24日 | お酒

もう何十回も引用しているけれど、

「学問は、貧乏人の暇つぶし」by 立川談志

絵を見ることも、学問の一つ。

今日は、このお方のコレクションを拝見しに上野まで、

忙中閑ありではないけれど、時間は作るもの、

偉大な先人、コレクターの業績を、また、彼が収集した絵画&彫刻を

十分に楽しんで来ました。

ただ、問題は、それに憧れるあまり、

彼と似た道を、コレクターとして、などと考えると、

貧乏から抜け出すのは容易ではないのですが、、

少し、頑張ったご褒美に、素敵な絵と、

 

山形県天童市 出羽桜酒造株式会社

出羽櫻 吟醸酒 泉十段 朝涼み

原材料名 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール

精米歩合:60%

アルコール分:13度

製造年月19.7

 

確かに、飲み口は、軽く、爽やかで、

名前の通り「朝涼み」なのだけど、

もう少し温度を上げた方が良いのか、

吟醸酒の甘みが感じられない、

あるいは、煙の出るたばこの比率が増えて、

味覚がお馬鹿になっているのかもしれない。


頂くお酒は、33.1

2019年08月18日 | お酒

この夏休みが始まる頃、

空に登る月は、比較的白かった、

もちろん、それは冬の白さとは全く違う白さだけれど、

台風が近づくにつれ、その色、黄色味が濃くなり、

そして、雲の向こうに、

台風一過、蒸し暑さとともに、十六夜の、立ち待ちの月が戻って来ると、

その色は、やはり黄色。

それをみるたびに、蒸し暑さも納得してしまう。

大気の中の水蒸気や塵の数で、光の屈折率が変わり

月の色が変化する。

光は、RGBが組み合わされた無数の色から成り立っていて、

ゆえに白く見える。

それが大気の細かな塵や水蒸気に当たって、乱反射して色ずく、

季節や時間、もちろんその高度によって

お日様や、お月さまの色が変わる理由。

そういえば、お水も同じ、基本無色透明、

でも、そこに、様々なミネラルが溶け込み、

味が、舌触りが変わり、

さらに、麹菌の作用で、美味しいお酒になる、

社会復帰の為に、ちょいと科学的な事を思いながら、

 

三重県名張市 木屋正酒造合資会社

純米大吟醸 高砂

原材料 米(国産) 米麹(国産米)

原料米 三重県産 山田錦100%

精米歩合 45%

アルコール分 16%

製造年月 2019.08

 

二つの酒器を用意して頂く、

いつもの縦長のグラス、そして、オチョコ。

美味しいお酒だからこそ、

酒器で味の変化があるのか、お試し中。

きっと、前書きのような理屈をいえば、

空気に触れる面積の違いだと、、、

その事で、まろやかさが増すような感じ。

でも、それ以上に温度の変化の方が、

味に与える影響は大きいような気がする。

 

一晩、冷蔵庫の野菜室でお昼寝頂いた、

優しさならば、昨夜の方が優しかった、

でも、甘さと味は、昨夜よりもさらに深くなった、

 

一つ言えるのは、

このお酒に甘いチョコレートは合わないという事、

甘さが喧嘩して、両方の味を相殺してしまう。

チェイサーを多めに頂いて、味覚をリセットして、

夏休み最後の夜を、もう少しだけ楽しむ。

明日も暑いのだろうな、、


頂くお酒は、33

2019年08月17日 | お酒

結局、無駄足で多摩川を越えたのと、

これもまた、予想通り残念な結果だった墨東行き。

何にも、しなかった今年の夏休み、

まあるいお月様が慰めてくれます。

本当なら、山の風を受け、日焼けを静める為に用意したお酒。

来年、いいや、今年にでも、リターンマッチを期して、

いつもと変わりない週末になってしまった夜に、杯を上げる。

 

三重県名張市 木屋正酒造合資会社

純米大吟醸 高砂

原材料 米(国産) 米麹(国産米)

原料米 三重県産 山田錦100%

精米歩合 45%

アルコール分 16%

製造年月 2019.08

 

いろんなこと、全てを脇に置いておいて、

その美味さだけが残るお酒。

酸味のない、ふくよかな甘さ。

もちろん、さっぱりとした舌触り、のど越し。

蔵元さんのターゲットは食中酒、

頂いているうちに、様々な肴の味が口の中に広がってくる。

ふと、思い出して、冷蔵庫の夕餉の残りのお刺身を数切れ、

中トロ、白身、そして、鯵。

一切れ頂きながら、一口ずつ頂く。

予想通り、いいえ、予想以上に、お刺身の味を引き立て、

自らの味も、より美味しくなる。

 

まずは、口の中に残った味を洗い流すために、一口、

そして、肴をいただく。

そして、オチョコの残りを一口で、

寂しかったこの夏休みを全てリセットしてくれる。


頂くお酒は、28.1

2019年08月16日 | お酒

昨夜は、酔からか、強い意志を持っていたけれど、

その勢いで、明日の宿泊先も予約して、

ザックも干し、山靴の手入れ、バッテリーの充電、、、

それから、もう一度、計画を練ってみると、、、

 

どう捻り出しても、一日で、踏破するには、無理がある。

ならば、土、日曜日の一泊に動かせばと思ったけれど、

携帯に流れる仕事のメールの、締め切りを考えると、

来週は、大忙しの予感。

それはそれで、宮使えの身としては心配。

土曜日は、台風一過で、素晴らしい天気になるはず、

でも、それは、ネットにアップされた写真を眺めることにする。

ちょっと、このままでは、山への情熱が薄れてしまうかも、

ならば、新しい靴でも、、、

そう思うのだけれど、新しい靴を買うと山から遠ざかるジンクスがあるから、

それも思案のしどころ、それを助けてくれるは、

 

大分県 宇佐郡 四ツ谷酒造有限会社

焼酎屋 兼八

原材料名 :麦(国産)、麦麹(国産麦)

アルコール分 : 25度

 

ジメジメした天気と気分、

氷と炭酸水で、少しさっぱりした気分になろう、

結局、この夏休みは、美術館巡りのお休みになった。

下界で、過ごす残りの夏休み。

せめて扇子だけは、行くはずだった山の地形図を使った扇子で、

捲土重来の日を目指して、、頭を冷やすことにする。


頂くお酒は、32.1

2019年08月15日 | お酒

多分、水曜日、夏休みも半分が過ぎた。

山に行きたいと思っているのだけど、

台風情報を眺めると、木曜、金曜日と荒れた天気、

ならば、週末と思うのだけれど、

月曜日の仕事の事を考えると、気が引けてしまう。

でも、行きたい。

行かなくてはと、思いながらも、

手元にあるのは、

 

長野県長野市 株式会社尾澤酒造場

19 Twinkle twinkle little star (キラキラ星)

原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)

アルコール分 16度

製造年月 平成31年1月

蔵出年月 01.8.

 

火入れのお酒だから、変化は無いと思っていたけれど、

昨夜とは全く違う味。

氷で和ませるのが勿体無いくらい、

柔らかな舌触り、甘さが口に広がる。

古風なお酒らしさが少し後ろに下がっているけれど、

小さな酒蔵さんが、丹誠込めて醸したお酒だと、

しっかりと自己主張している。

 

二日目にと、お取り置きしたはず、

でも、いつだって、これっぽっっちと悲しくなる。

今宵は、そんな気持ちが強い。

 

冷やし過ぎたのか、

それとも、運んでいる最中の熱気が悪さをしたのか、

火入れとはいえ、一晩のお昼寝が功を奏したのか、

あらためて、お酒って生きているのだと実感する。

 

この蔵元さんの前を流れるのは、犀川

その上流は、梓川、そして、源流は、憧れの、そして目指す場所。

いま一度、、いいえ、何回も、登りたい山々がその川の源。

飲んでばかりでなく、ちゃんと、身体も動かさなくては。

山は逃げないけれど、身体は加齢と共に遠ざかってしまうから

美味しいからと、飲んでばかりはいられない。


頂くお酒は、32

2019年08月14日 | お酒

金曜日の夜から、ずっと一人夜会。

流石に今夜はチェイサーだけにしようと、

心には決めたものの、

街に出かけてみれば、フラフラと酒屋さんに、

暗くなる頃には、欲しくなって、

その為に、一運動。

三食真面目に食べていないから、

体重が減って、動きも軽い。

そして、今宵の楽しみの為のスペースが出来た。

 

長野県長野市 株式会社尾澤酒造場

19 Twinkle twinkle little star (キラキラ星)

原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)

アルコール分 16度

製造年月 平成31年1月

蔵出年月 01.8.

 

ジャケ買いしてしまった。

お店の方もまだ試飲していないお酒とのこと、

蔵元さんの他の銘柄の特徴を聞いて、

大体のイメージを掴んでおく。

裏書きを見て、久しぶりにみる「清酒」の文字。

ご覧の通り、精米歩合の表示がないお酒。

ゆえに、甘口のお酒でも、古風な、甘口。

ふと思ってみると、澄んだ色。

磨いていないともう少し琥珀色かもと思ったけれど、

吟醸のお酒と同じくらいの透明度、

もう少し酸味があるかと思いきや、それほど強くない、

どちらかといえば、米麹の強さが最初の印象。

こんな古風な甘口のお酒は、冷やすのはもちろん、

氷と一緒に、ロックで頂くのが良い。

日本酒のロックなんて、、それは時代遅れ、

アルコール度数を下げるのが目的でなく、

舌触りを滑らかにするのが、狙い。

問題は、呑みやすくなり過ぎることだけ、


頂くお酒は、0-3

2019年08月13日 | お酒

なんとなく、趣向を変えたくて、、

大好きなお酒も、流石に続けると、

ちょっと目先を変えたくて、

選んだのは、タイトルにある通り、

お酒でもなく、日本の蒸留酒でもなく、舶来物。

 

オーストラリア JACOB'S CREEK

CLASSIC CHARDONNAY

予想通り、飲み易い。

適度に冷えて、ジメジメした夏には

キンキンに冷えた白ワインもいいものだと、再確認。

諸般の理由で飲み過ぎないように、そろそろお開きにしないと、

夏の夜、丁度いい気分転換。

 

しかし、

オーストラリアのワイナリーの日本語のサイトがここまで充実してるなんて、

ちょっとビックリ。


頂くお酒は、31.1

2019年08月12日 | お酒

炎天下の中、懐かしい街へ出かける。

駅は、面影すらなく、行くたびごとに通路が変わるけれど、

警察署の坂をあがり路地を入り、神社まで来ると、

そこここに昔の面影、

ただ、神社の壁がこんなに高かったかと、

目指すは、「浮世絵ガールズ

国芳の素敵なガールズを目の保養に、

単眼鏡を手に見ていると、

生身のガールズから声を掛けられてしまった。

美術館でナンパがあるって話には聞いていたけれど、

まさか、、逆ナン??されたのかもと、、

河鍋暁斎が国芳の弟子なのですよねと、

それに対する答えが、、、

単眼鏡って良いですよと、

おいおい、もう少しマトモな会話にならないのかと、

こ半日前の自分に「喝!」を入れたい私。

そんな無粋を慰めてくれるのは、

 

兵庫県 姫路市 株式会社下村酒商店

奥播磨 純米吟醸 芳醇超辛 熟成生

原材料名 米(兵庫夢錦 100%使用:兵庫県産) 米麹(山田錦 100%使用 兵庫県産米)

精米歩合 55%

アルコール分 17度

製造年月 令和元年8月

 

情けないおじさんには、こんな辛口の、力のあるお酒がお似合い。

強いだけでなく、そっと、優しくしてくれるのも、また良い。

炎天下だけど、渋谷区東から、神宮前まで、お散歩しませんかと、

なぜ誘わないのだと、小一時間、自分を問い詰めたいきがするけれど、

その小一時間で、頂くお酒が美味しくなるから、

きっと、猿もできるという、反省すらしないのだろうなと、、

しかし、今日の太田美術館。

今までで、一番の外人さんの多さ。

この暑さの中、東京観光なんて、ご苦労様です。

 

浮世絵だけでなく、幾多の素晴らしいお酒も、

彼らに味わっていただきたいものです。

それも、最近流行りの白ワインのようなドライで甘口のお酒でなく、

無粋を、失敗を癒してくれている、古風な辛口のお酒も、

同じ辛口でも、濃厚で深みのあるお酒を、

時間と共に、その味が熟していく変化を楽しんでほしい。

今ちょうど、その変化を味わっている、至福の時。

 

それにつけても、、

 

炎天下、常盤の森まで浮世絵を見にくる、

サントリー美術館で単眼鏡を変えるなんてご存知の

浮世絵? 日本画フリーク? 酔狂者、

縁があれば、単眼鏡越しに御目に掛かる日もあるかもしれない、

 

そんな妄想をさせてくれる、酔いが心地いい。


頂くお酒は、31

2019年08月11日 | お酒

都合九連休の夏休みだけれど、

いつもと変わらない土曜日のルーティーン

締めはいつもの一人夜会。

 

兵庫県 姫路市 株式会社下村酒商店

奥播磨 純米吟醸 芳醇超辛 熟成生

原材料名 米(兵庫夢錦 100%使用:兵庫県産) 米麹(山田錦 100%使用 兵庫県産米)

精米歩合 55%

アルコール分 17度

製造年月 令和元年8月

 

珍しく二夜連続の辛口のお酒。

お店の釣書には、冷やし過ぎに注意とある、

頂き始めのいま、きっと冷やし過ぎ。

辛口のお酒は、冷やしすぎだと味がボケてしまう。

ゆえに、ゆっくりと、温度を調整する。

 

少ないコレクションの中から、絵を選ぶ、

まだ、額装していない、プチプチ越しの絵、

荒々しさと、繊細さ、そして、その後の方向性の萌芽を感じる絵。

秋になったら、額装して、飾ってみようか、

それとも、、、さらなる貧乏の種を作ろうか、、

思案のしどころ。

 

閑話休題

久しぶりの透明な山吹色。それは、辛口の、力強いお酒の印。

でも、柔らかなな味わい、舌を、味蕾を包んでくれる、

そして、深い味わい、旨味を感じる、

春先の試飲で、この姿を想像した酒屋の店主の見立てに感動。

そして、口上の通り、お酒の体温が上がってくるにつれて、

美味しさが増してくる。

このまま、最後まで逝ってしまおうか、

勿体無いお化けを登場させようか、

さらなる思案のしどころ。


頂くお酒は、30.1

2019年08月10日 | お酒

学問は貧乏人の暇つぶしと談志が言ったけれど、

運動もまた、貧乏人の暇つぶしだと、思うこの頃です。

来週は、夏休み。

今夜あたりは、野外活動で、

好きな人と美味しいお酒を頂くのが常なのだけれど、

今年の夏は、体力や気力と同じくらい

財布の中身も減っていて、

汗を流して、こうして、一人夜会、

せめてもの救いは、見目麗しいお姉ちゃんのラベル。

それに、貧困の理由となった絵。

それを眺めて頂くお酒は、

 

栃木県塩谷郡 株式会社松井酒造店

純米吟醸 無濾過生酒 ナツノコトブキ

原材料名:米(国産)、米麹(国産米)

原料米:五百万石 100%

精米歩合:55%

アルコール分:15%

製造年月:2019.5

蔵出年月:2019.6

 

一週間、冷蔵庫の中でお昼寝、

熟成するには、冷たすぎたかもしれないけれど、

封を開けた時、ふんわりと漂ってくる芳しいお酒の香り、

お休み頂いたことで、角が取れて柔らかい舌触りになったけれど、

しっかりと力強さが残っている。

水分を絞った体の、細胞の中に、お酒の水分が染み込んでいく。

そんな体調ゆえに、お酒に強さに負けないように

いつもより、チェイサーを多く摂ることにする。

あとは、少し時間をかけて、味の変化を楽しめたら、、、

グビグビと頂いてしまう私にとって、

少し難しい芸当かも。

 

追記

艶っぽいお姉ちゃんのその後を知りたくて、

じっと我慢した甲斐があった。

食感が更にまろやかに、それ以上に、

甘さが味の前面に出てきた。

まるで、酸いも甘いも嚙み分けたお姉さんに成熟した感じ。

これだから、生酒、それも無濾過の生のお酒は堪らないのです。

 


頂くお酒は、30

2019年08月04日 | お酒

見逃した映画、それもNHKの地上波で、放映。

水彩画のようなタッチの絵、ノンさんの優しい声。

少しだけ、懐かしいと思える家の中の描写。

普通の生活の中に、戦争が乱入してしまった時代。

その時代の一人の女性、一つの家族を描いた映画。

歳を取ると涙もろくなるのを実感するこの頃、

やはり気がつけば、頬を伝う雫。

いい物を見せて頂きました。

そんな余韻と共に頂くお酒は、

 

栃木県塩谷郡 株式会社松井酒造店

純米吟醸 無濾過生酒 ナツノコトブキ

原材料名:米(国産)、米麹(国産米)

原料米:五百万石 100%

精米歩合:55%

アルコール分:15%

製造年月:2019.5

蔵出年月:2019.6

 

一口頂いて、???と、

裏書きには、超軟水と、記されている。

でも、味は、しっかりと力強い味、

軟水のイメージとは少し違うのど越し。

それ以上に、あり得ていに言えば、ジャケ買いしたお酒、

なかなかに艶っぽいラベル、薄水色の瓶。

そこから甘いお酒かと思ったら、

腰のしっかりした、古風な味わいのお酒。

いい意味で、騙された感じ、

ジャケットの水着姿のお姉さんが、

酸いも甘いも知った熟女に見えてくるから不思議。

無濾過生酒とある、

このお姉さんが、一週間後どんな姿になるのか、楽しみになる。

だから、ここは我慢のしどころ。

来週の出会いを楽しみにする。


頂くお酒は、29

2019年08月03日 | お酒

そろそろ、禁断症状がムクムクと目覚める頃。

暦の上では、夏がそろそろ終わりに近づき、

秋のお酒がお店に並ぶ頃、

鱧やら、もう季節外れだけれど、鮎の肴に、、

一番は、大好きな人の笑顔を肴に、

夏のお酒と秋のお酒を交互に頂く、

そんな時期なのだけれど、

目の前の壁に掛かった絵が、それを許してくれない。

それに、そろそろ四半世紀前に新型だった山靴も、、

もう暫くの、我慢の日が続くのです。

そんな無粋な夜、和ませてくれるのは、

一緒にいただきたいお酒、それもシュワシュワの夏のお酒。

 

山口県宇部市 株式会社 永山本家酒造場

貴 純米本生 スパークリング

原材料名 : 米 (国産)、米こうじ(国産米)

精米歩合 : 60%

アルコール分:14度

瓶詰年月 :2019.05

 

慎重に、ゆっくりと、泡と対話をしながら、封を開けてゆく。

なにせその昔、4号瓶の半分を神田川へ流した悪夢があるから、

無論、このお酒を売るお店の方も、口酸っぱくアドバイスをくれる。

それは、赤坂氷川の、新井薬師の氏子さんも同じ。

 

しっかりと冷やしたお酒をグラスに注ぎ一口頂く、

口の中で炭酸が弾ける、そして、これぞ「貴」の味とも言える、

甘さと酸っぱさが、弾けた泡と一緒に広がる。

お酒を頂くために、小一時間踏み台昇降をする、

邪道だとは分かっていても、

この一口の為の、エクササイズ。

好きな人の笑顔をちょっとだけ忘れてしまうほどの美味しさ。

 

追記

頂きはじめて、小一時間。

程よく酔っ払い。

お酒の体温も、冷房の効いた部屋と同じくらい、

耳元で

Tatsuro Yamashita Live '81

 

これぞ「貴」って最初に記したけれど、

味蕾を刺激するシュワシュワ感が、「貴」の美味しさを引き立てる、

甘さと酸味のバランス。

ようやく、「貴」ベースの味が目覚めている。

達郎に、大好きなお酒、お気に入りの画家さんの絵

足りないのは、、、