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いっしょうけんめい「働かない」社会をつくる

2014年12月28日 | 読書

働いた環境なのか、、無知だったのか、

入社一年目から、残業代とは無縁の世界に居ました。

君たちは、「Eexempt」なんだからかと、

辞書を引くと「免除」と、、、

免除されたの残業代だけ、

「雑巾掛け」とか、「修行」とか、

そんなイメージで受け入れたのでした、

もちろん、出世の階段の幻想と共に。

 

20年が過ぎた今、お気に入りの肩書は、

「元」外資系エリート、

端からそうじゃなかったと、、、

そう思うことしきりなのですが、

一瞬でも、そう思わせたのは、

組織の、時の上席者の手腕だったかもしれません。

 

 

まさしく、この本に書かれている「Eexempt」が私の今の処遇。

偉い人のポジションの数には限りがあるわけで、

途中で、終わっちゃった人、でも、組織として必要「かも」しれない人の扱いって

組織でも、その人にとっても、大切なことだと思うのです。

その解決策が、「Eexempt」。

決して、会社が、残業代をけちる訳じゃなくって、

本当に、仕事に対して、報酬を払う。

私にとって、とても慣れ親しんだ仕組み。

 

何十年もこの制度で働いてきて、思うのは、

給与以上に働く必要はないけれど、

報酬に見合う成果を出し続けないといけないってこと、

当たり前だけどおもうけれど、このバランスが難しい。

職務記述書があっても、結局ボスのさじ加減だし、

働く側にとってもても、とくに、日本人の場合は、

しなければならないことを曖昧するから、

職務記述書に記されていないことまで手を伸ばして、

無駄に時間を取られることもあると思う。

そうなると、結局、ただ働きになってしまう。

 

昔、工場の担当者に、

お客さんの要求に盲目的に従ってると、

軽自動車のコストで、セダンを造るはめになるってと言われたけど、

製品だけじゃなくって、自分の労働にも言えることかもしれない。

まあ、報酬だけの為に仕事をしてる訳じゃないけど、

その割合は、若いころに比べて、だいぶ少なくなっているし、

そんなきれいごと、50歳過ぎたら、通用しないと思う。

働いた分、成果に見合う報酬ってことが「Eexempt」なら、

悪くない制度だと思っているのです。



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