妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

好きなもの、好きなこと、
思いついたまま綴っています。

好きの範囲は人それぞれ、お注意下さい。

マイナスイオンを浴びたくって

2015年08月14日 | QOL

一週間の夏休み。

何日かは、好きな事をしたいと思って、

本当なら、もう少し遠くにと思ってはいるけれど、

さすがに、20年ぶりに再開して、二回目では、ちょっと無理。

お疲れの体と心に、マイナスイオンを補いたくて、

選んだのは、川苔山。 東京は、奥多摩の山です。

 

前日の天気予報では、小雨。

当日、8月10日の朝、自宅でも雨。

ツイートした通り、雨男の嫌な予感。

追い打ちをかけるように、電車の乗り換えを違え、

一時間のロスの確定。

さらに、西へ行くほど、雨脚が強くなって、、、

完璧にブルーな気分。

折れそうな気分を支えながら、奥多摩まで、

天気は、薄曇り、雨の心配は無さそう、

でも、お盆休みの週だというのに、登山者もまばら、

次のバスは、一時間以上も先、

登山口まで歩く覚悟を決めた矢先、

幸い、タクシーが戻ってきたので、乗車し、登山口へ、

傍らのお地蔵さんに、行程の安全を、9:00の出発。

 
最初の、そして、大きな無垢的の百尋ノ滝までは一時間と少し、

中間の細倉橋から上の登山道が通行止めで、林道へ迂回、

結局、ほとんどが、ダラダラとした林道歩きで、

時折道筋の小さな滝と、鮮やかな緑を楽しみながら、

最後、川筋へ降りる道が、ちょっと難所。

それでも、、ほぼコースタイムで、

百尋の滝へ、到着。10:45

マイナスイオンを、全身に浴びて、

林道歩きで熱くなった体を冷やす。

ここからが、川苔山への本格的な登りの始まり、

気を引き締めて、11:00に出発。

尾根を巻き、杉林の山裾を斜めに昇る、

ゆっくりと、柔らかな土を足全体で押さえるように、ゆっくりと、

分岐を越え、

横ヶ谷の沢筋を詰め、稜線へ

途中、植生が、原生林へと変われば、東の肩へあと少し、

そして、間もなく、川苔山(1,363m)の山頂、12:35の到着。

片側だけの見晴らしでは、解放感に欠けるけど、

それでも、本日、一番高いピークまで来た達成感が心地よい。

下山の後のビールも美味しいのだけど、

山頂で頬張るおにぎりも、、格別。

 

計画では、ここで一時間の休憩を入れておいたので、

朝の失敗を挽回、それに、雨の心配も少なそうなので、

「本仁田山」まで足をのばしてみることにする、

ただ、山頂の登山道案内に、「悪路」とあるのが気がかり、

とはいえ、少しでも長く山の空気を吸いたくて、

13:05に出発、本仁田山へ、

船井戸が、一つ目に分岐、

ここからのルートは岩場となっていて、

老眼鏡の視点に不安が残るので尾根道のルートへ

分岐から別れ、大ダワへのルートをとると、

この道が、なるほど、悪路、

道ははっきりと踏み跡が残っているので、

迷うことはないのだけれど、

ところどころ、道が流れていたりして、なかなかのスリルを、

大ダワまで来ると、そこにも、

なるほど、案内図にウソはありません。

けきょく、一時間だけの遠回りでも、

たいていの人が、川苔山から直接下る理由が分るきがします。

 

大ダワから、本仁田山までの道は、

まさしく、奥多摩の山道、原生林と、植林地の境を

尾根に従って、小さなピークを拾いながら行きます。

そして、最後の急坂を昇りと、

本仁田山(1,224m)の山頂、14:55着。

東側が開け、微かに都会が望める場所です、

空気の澄んだ時期ならば、きっと眺望も楽しめるはず。

 

最後の頂上を満喫して、目指すは鳩ノ巣の駅。

急な山道を下る、ハードな、行程です。

とはいえ、これが奥多摩の山なのです。

お盆休みとはいえ、平日。

それに、季節的には、この山域はオフシーズン、

すれ違う登山者も、少なく、

ましては、川苔山からは、誰も会わない道ですから、

雨の心配はなくても、ちょっとだけ心細い下り道です。

 

太ももの前面の一番大きな筋肉が悲鳴をあげ、

立ち止まると、震えています。

ようやく、鳩ノ巣の駅に着いたのは、17:00丁度。

最後は、へろへろになっての到着でした。

 



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