妄想を少しと、好きな物、好きな事を備忘録のように、

好きなもの、好きなこと、
思いついたまま綴っています。

好きの範囲は人それぞれ、お注意下さい。

優しい絵

2020年01月15日 | QOL

地下鉄の構内のポスターで毎日見ている時から、

この展覧会は絶対に外せないと、

期間の最終週にようやく足を運ぶ事が出来ました。

硬い物を商いにしている会社だからなのか、

収集した絵は、柔らかなで鮮やかな色彩の絵が多いのは、

セレクションの基準にブレが無い証です。

その基準が、まさしく私好みで、惹かれる作品ばかりです。

中でも、

カミーユ・ピサロ《モンフーコーの冬の池、雪の効果》

カミーユ・ピサロ《モンフーコーの冬の池、雪の効果》は、

絵の前に立つだけで、思わす襟を立て、手をポケットに入れたくなるほど、

その周りだけ、冷たい空気を感じます。

 

そして、定番モネ。その中でも、

クロード・モネ《サン=ジェルマンの森の中で》は、

その絵の前に立つと、絵の中心に吸い込まれていくような、

あたかも、絵の中に入り込んでいるような感覚に包まれます。

 

歴史的な流れに沿って、展示されているので、

美術史をおさらいするのにも最適。

そして、絵の近さ。鼻先が絵に付くほどまでに近づけるので、

画家、一人ひとりの筆遣いの違いを見る事が出来ます。

モネの筆の強さを感じる事が出来ます。

 

会期も残りわずか、

それゆえに、開館時間も21時まで延長していて、

仕事帰りにゆっくりと、ゆったりと観る事が出来る。

そんなアドヴァンテージを逃すなんて、

もったいないと思いませんか?



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