昔々、ダカーポという雑誌があったのをご存知でしょうか。
その中に、エッチな小説の触りを紹介するコラムがあり、
隠れたファンも、多かったと聞きます。
もちろん、私もその中の一人なのですが、
そのコラムの作者が、書いた本がこちら、
「日本の官能小説」 永田 守弘著 朝日新聞出版刊です。
これまでの、官能小説の目録です。
まるで、ダカーポのコラムを思い出させるないようで、
読み進むうちに、何人かの作者の作品を読んでみようかと思いました。
とはいえ、ひとつ二つ、不満が、
一つ目は、館淳一さんの紹介について、
確かに、バイオレンスっていうか、ハードボイルドですけど、
彼の作品の一番の特徴は、女装とか、ニューハーフ。
彼の小説を読んだが故に、幸福(不幸???かも)な道に迷いこんでしまった、
その点も書き添えて欲しかった。
あと、もうひとつは、サタミシュウの記載がないこと、
出版は、メジャーどころだから、官能小説ではないと判断したかもしれませんが、
でも、あれって、100%官能小説だと思うのですが、、、、
ともあれ、古本屋さんの棚を覗いて、
気になった作家さんの本があるか探すこのごろです。
とはいえ、この手の本って、本棚に並べるわけにいかないから、
昔の本で、なかなか見つからないのですよね。
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